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第42回テレビ西日本賞北九州記念(JpnIII)
2007年8月12日(Sun) 小倉芝1,200M 3歳以上オープン ハンデ (混)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1   8 15 キョウワロアリング 牡6 52.0kg 角田晃一 1.07.7 486kg(-8) 11
2 2 3 アルーリングボイス 牝4 52.0kg 鮫島良太 1.07.7 クビ 456kg(+8) 6
3   7 14 ワイキューブ 牝4 51.0kg 荻野琢真 1.07.8 1/2 452kg(+10) 10
4   3 6 ニホンピロブリュレ 牝6 49.0kg 酒井学 1.07.9 クビ 464kg(-2) 16
5   5 10 カノヤザクラ 牝3 50.0kg 上村洋行 1.08.0 3/4 508kg(-2) 3
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 11.5 - 10.0 - 10.6 - 11.4 - 11.6 - 12.6
上がり 4F 46.2 - 3F 35.6
3コーナー 8,12(5,7,16)(11,10)(1,4,3)15(2,13)(9,6,14)
4コーナー (*8,12)(5,10)(7,16,3)15(1,11)(4,13,14)9(2,6)

■レース回顧 ハイペースと軽量が波乱を呼んだ・渾身の末脚炸裂キョウワロアリング!
■レース解説

 テイエムチュラサン、ギャラントアロー、タニノローゼらが激しく競り合う。アストンマーチャンも差がなく追走。メイショウトッパーとカノヤザクラはこの直後につける。アルーリングボイスは中団外から前へと上がっていく。後方からはキョウワロアリングも進出開始。各馬が横に広がりながら直線に向く。内でアストンマーチャン、カノヤザクラが競り合うところへ外からキョウワロアリングが抜け出す。すぐ側からアルーリングボイスが食い下がる。この2頭の競り合いからキョウワロアリングが僅かに前に出てゴール。


■レース回顧

 ハズレ。薄々危ないとは感じていたものの、他に信頼出来そうな馬が見当たらなかった。(-_-)

 1番人気アストンマーチャン、2番人気メイショウトッパー、3番人気カノヤザクラ。みんな前々で競馬をする馬。でもってギャラントアローとテイエムチュラサンはテンがべらぼうに速い。終わってから言うのも何だが、展開考察を忘れてました。前行く馬が多けりゃ後ろから行く馬を買えってことです。

 で、今回後ろから行く馬として候補に挙がりそうだったのはスピニングノアールやアルーリングボイスといった辺り。このうちスピニングノアールは調子が悪そうだったので見送り、アルーリングボイスを紐で抑えた。キョウワロアリングも展望の寸評ではプラス評価を与えたものの、ここでは格下とみて見送り。ワイキューブも同様。予想絶不調の中、何となくだが馬が見えてきた気がした。

 テン3ハロン32秒1の超ハイペースで前は総崩れ、後方から追い込んだ馬が上位を占めた。キョウワロアリングやアルーリングボイスも大概だが、ワイキューブやニホンピロブリュレ(16番人気=最低人気)まで突っ込んで来る有様。そしてみんな超軽量。はっきり言って展開利以外の何者でもない決着。今回の着順をそのまま評価するのは危険だろう。

 アストンマーチャンは激しい先行争いに遅れを取り、4コーナーで既に手が動いていた。ただこの展開で前々につけて一方的に下がらなかったのはせめてもの救い。直線で競り負けたカノヤザクラに対しても3kgのハンデ差があったのだから先着を許しても仕方のないところ。

 メイショウトッパーもアストンマーチャンと同様追走で一杯になり、付いて回るだけで終わった。前走で全く相手にしなかったキョウワロアリングに一方的に離されてしまう辺り、競馬は展開やハンデ差で結果が簡単に入れ替わってしまうものだということを改めて実感した。

 サンアディユは馬群に揉まれ、直線で前が支えながらの7着。アイビスサマーダッシュがフロックだったかどうかについては次走に持ち越したい。スピニングノアールは追い込み決着で11着というのは負け過ぎ。やはり調子が落ちていたようだ。


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