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第14回函館スプリントS(JpnIII) 2007年7月1日(Sun) 函館芝1,200M 3歳以上オープン 別定 (混)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 1 | 2 | アグネスラズベリ | 牝6 | 54.0kg | 角田晃一 | 1.08.9 | − | 510kg(-2) | 3 | |
2 | 2 | 4 | サープラスシンガー | 牡3 | 52.0kg | 木幡初広 | 1.08.9 | クビ | 536kg(+8) | 6 | |
3 | ○ | 8 | 16 | ブラックバースピン | 牡4 | 56.0kg | 四位洋文 | 1.08.9 | ハナ | 476kg(-2) | 4 |
4 | ▲ | 4 | 8 | ワイルドシャウト | 牡6 | 56.0kg | 岩田康誠 | 1.09.1 | 1 | 530kg(-6) | 7 |
5 | 1 | 1 | タマモホットプレイ | 牡6 | 57.0kg | 渡辺薫彦 | 1.09.2 | 3/4 | 474kg(-2) | 9 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.0 - 10.4 - 11.4 - 11.7 - 11.2 - 12.2 上がり 4F 46.5 - 3F 35.1 3コーナー 4(8,11,15)(3,16)(2,10)5(1,12)(6,14)7(13,9) 4コーナー 4(11,15,16)8(3,10)(2,5)(1,12,14)6(13,7)9 |
■レース回顧 差し損ねからの脱却・最内掬って念願成就アグネスラズベリ! |
■レース解説 サープラスシンガーがハナを奪う。アドマイヤホクト、ワイルドシャウト、タニノマティーニ辺りが2番手につける。アグネスラズベリは直後の内をアンバージャックと並んで追走。ブラックバースピンはその外を追走。ビーナスラインは後方2番手で待機。サープラスシンガーが単独先頭、2番手アドマイヤホクトに外からブラックバースピンとタニノマティーニが捲り上げて直線に向く。サープラスシンガーがラチ沿いに進路を採って先頭をキープ。続いてワイルドシャウト、外からブラックバースピンが追い上げていく。直線半ばを過ぎたところで最内からアグネスラズベリが急追、サープラスシンガーの内を掬って抜き去る。 ■レース回顧 ハズレ。無印が勝って、軸馬はシンガリ。絶不調モード突入!\(^o^)/わーいY サープラスシンガーがいとも簡単にハナを奪っていったのを見て唖然。何だコイツ、めっちゃ速いやん。前が手薄というのは予想通りだったが、ハナに立つであろう馬の速さについてよく吟味していなかった。ギャラントアローのようなガリガリ突き進む競合相手がいなけりゃ、そりゃ楽だわな…。 サープラスシンガーとは対照的に、軸にしたアンバージャックの行きっぷりは最悪だった。スタート直後から追っ付け通し、4コーナーでも押しているのに前に行かない。あーあ、終わった。レース直後のスローモーション映像には、アンバージャックの後に入線した馬はいなかった。結局、シルクロードSや高松宮記念の惨敗はこの馬のムラっぽさを物語っていたに過ぎなかったということか。 アグネスラズベリは早めに前へ取り付いていったのが良かった。好位集団直後の内で待機、4コーナーで追っ付けてそのまま内へ。すぐ前を走っていたワイルドシャウトと内ラチの間にあった僅かな隙間に突っ込み、更に鞭を入れて加速。頭を上げながらの強烈な差し込みだった。ようやく弾けたなというのが正直な感想。CBC賞も内を掬っての好走だったが、今回は最初から内を突くことを念頭に入れた乗られ方だった。 ブラックバースピンは4コーナーで外を捲っての追い上げ。前走もそうだったが、早めに動いても息の長い脚を使うのがこの馬のいいところ。楽逃げのサープラスシンガーをハナ差まで追い詰めたならひとまず及第点だろう。ワイルドシャウトは長期休養明け一発目、直前輸送でこれなら上出来。ダメ出しをするならば、突き抜けるだけの決め手に欠くことか。 ビーナスラインは今回も後方から大外をぶん回しただけ。人気薄だった昨年ならともかく、それなりに箔が付いた今になってもバカの一つ覚えのように同じ競馬しか出来ないようではダメ。仮に昨年と同じ上がり(33秒9)を繰り出したところで、今年は4〜5着圏内だった。 アドマイヤホクトは4コーナーで持ったままを継続していて、サープラスシンガーの後を楽々追いかけてくるものとばかり思っていたが、ワイルドシャウトとブラックバースピンに挟まれたところで意気消沈。大柄なのに意外と臆病な馬である。 |