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第121回目黒記念(JpnII)
2007年5月27日(Sun) 東京芝2,500M 3歳以上オープン ハンデ (国際)[指定]
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 1 2 ポップロック 牡6 58.5kg 武豊 2.31.4 490kg(計不) 1
2   6 11 ココナッツパンチ 牡3 51.0kg 吉田豊 2.31.4 クビ 452kg(-4) 4
3 5 10 アドマイヤフジ 牡5 57.0kg 福永祐一 2.31.6 1 1/2 518kg(-8) 6
4   2 3 アドマイヤモナーク 牡6 55.0kg 岩田康誠 2.32.0 2 1/2 476kg(-6) 8
5   3 6 ゴーウィズウィンド 牡8 52.0kg 後藤浩輝 2.32.2 1 458kg(-6) 16
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 6.9 - 11.4 - 11.8 - 13.0 - 13.1 - 12.6 - 11.6 - 12.3 - 11.6 - 11.7 - 11.4 - 11.8 - 12.2
上がり 4F 47.1 - 3F 35.4
1コーナー 9(5,10)6(2,18)(11,16)(3,7,17,13)1,4,12(8,14,15)
2コーナー 9,10,5(6,14)(2,13)(11,18,4)(3,16)(7,17)(1,15)(12,8)
3コーナー (*9,6)14(10,4)(13,1)5(18,16)2,17(3,11,7)12,15,8
4コーナー (*9,6)-(10,14)(5,18,4)(2,16,1)13(3,11,17)7,12,8=15

■レース回顧 また国内で一から出直し・荒れた内突き連覇達成ポップロック!
■レース解説

 メイショウオウテが若干出遅れ。アドバンテージが僅かに抜け出して先頭。ソーユアフロスト、アドマイヤフジがこれに続く。向こう正面に入ったところで外からメイショウオウテが先頭をめがけて上がっていく。ポップロックは好位の内を進む。ココナッツパンチは中団馬群の中を追走。トウカイトリックは後方外に控える。3コーナーを迎えたところでゴーウィズウィンドがアドバンテージに並びかけていく。前2頭が並んで直線に向く。アドマイヤフジが前2頭の競り合いを交わして先頭に立つ。最内からはポップロックが接近。更に外からはココナッチパンチが急追。ポップロックが残り100Mでアドマイヤフジを交わし、外から迫るココナッツパンチを振り切ってゴール。


■レース回顧

 ハズレ。トウカイトリック、全然アカンやん。ココナッツパンチに走られたのも痛い…。(-_-)

 直線一杯を使った先行争いはアドバンテージ先頭であっさり収束。ただメイショウオウテが早々と仕掛けに移ると他馬の動きも活発化。アドマイヤタイトル、チェストウイングといった辺りが後方から動いてきた。向こう正面で11秒台のラップが現れるのは珍しく、出入りの激しいレースになった。

 アドバンテージはゴーウィズウィンドに早めに捉えられ、直線半ばで脚色が一杯になった。これを直後でみていたアドマイヤフジが出し抜けに成功。更に最内から前が開くのを待っていたポップロックが先に抜け出たアドマイヤフジをゴール前で交わして連覇達成。時計はほぼ例年並み。他の馬が軒並み外に持ち出す中、荒れた内を通って上がって来れたのは力のある証拠。

 ココナッツパンチは残り400Mで外に持ち出し、鞭連発で一気に加速。ゴール前の勢いはポップロックを完全に上回っていた。上がりの競馬ならこの中に入っても見劣りはしないということらしいが、やはり軽ハンデが効いたというのが正直なところ。思い起こせば、昨年のマーメイドSでも3歳馬ソリッドプラチナムが49kgの軽ハンデを生かして後方一気を演じていた。

 アドマイヤフジの先行策は絶妙。メイショウオウテらの早仕掛けでペースが乱れてしまったのが惜しまれる。チェストウイングは仕掛けが早かったというより序盤の位置取りが悪過ぎた。それにしてもトウカイトリックはここまで負ける理由が分からない。前に離され過ぎたというのが直接の敗因になるのだろうが、4コーナーで既に手が動いていたように調子が落ちていたというのも否めない。


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