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第74回東京優駿(JpnI) 2007年5月27日(Sun) 東京芝2,400M 3歳オープン 定量 (牡・牝)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 2 | 3 | ウオッカ | 牝3 | 55.0kg | 四位洋文 | 2.24.5 | − | 482kg(-4) | 3 | |
2 | 8 | 16 | アサクサキングス | 牡3 | 57.0kg | 福永祐一 | 2.25.0 | 3 | 488kg(-6) | 14 | |
3 | △ | 7 | 14 | アドマイヤオーラ | 牡3 | 57.0kg | 岩田康誠 | 2.25.3 | 1 3/4 | 442kg(-2) | 4 |
4 | 6 | 12 | サンツェッペリン | 牡3 | 57.0kg | 松岡正海 | 2.25.3 | クビ | 476kg(+10) | 9 | |
5 | 4 | 8 | ドリームジャーニー | 牡3 | 57.0kg | 蛯名正義 | 2.25.4 | 3/4 | 412kg(+2) | 8 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.6 - 10.9 - 12.3 - 12.6 - 12.1 - 12.1 - 12.7 - 12.6 - 12.2 - 11.4 - 11.4 - 11.6 上がり 4F 46.6 - 3F 34.4 1コーナー 16,12,10-13(1,5,14)15(3,7)9(11,17)(2,6,8)4-18 2コーナー 16,12-10,17,13(14,15)1(5,7)3,9,6(2,11)(4,8)18 3コーナー 16,12,10-17(13,15)(1,14,5,7)(2,3,9)(6,11)(4,8)18 4コーナー 16,12-10-17(1,13)15,3(2,14,7)5(6,9)4(18,11)8 |
■レース回顧 歴史に名を刻んだ紅一点・牡馬を飲み込みウオッカ圧勝! |
■レース解説 アサクサキングスがサンツェッペリンを制してハナに立つ。プラテアードが3番手、ヴィクトリーは後方から押し上げて4番手につける。フサイチホウオーは5〜6番手の外で掛かり気味に追走。アドマイヤオーラは中団待機、直後にウオッカが控える。前2頭がリードを保ちながら直線に向く。最内で粘るアサクサキングスにサンツェッペリンが並びかけていく。3番手以降は離れて横一線。アサクサキングスがサンツェッペリンを振り切って抜け出たところへ馬場の中央からウオッカが急追。ウオッカが内の2頭を並ぶ間もなく抜き去り、独走でゴール。 ■レース回顧 ハズレ。だからさぁ、200万とか要らないんだって。それにしてもウオッカ強過ぎて笑った。\(^o^)/ 皐月賞がアレな結果だったからこそ、今回は清々しい決着を望んでいたのだが甘かった。またまた人気薄の前残り。ウオッカが強い勝ち方をしたから良かったものの、一つ間違えば先導役に過ぎなかったアサクサキングスがダービー馬になっていたというから恐ろしい。しかし牝馬に頂点を奪われるとは思わなかった。今年の牡馬はヤバいというのは年明けから囁かれていたことだが…。 スタートしてから先手を意識していたのはサンツェッペリンとアサクサキングスの2頭。プラテアードはこれら2頭から離れた3番手で大勢には影響なし。ヴィクトリー以下4番手はプラテアードからも離れた位置を追走。皐月賞ほどではなかったが、前2頭が楽をしていたのは同じ。直線に向いたところでその2頭が更に加速したのを見て失笑。「ああ、また荒れるんか」と。 アサクサキングスが粘る。サンツェッペリンが交わしにかかる。後ろからは何もやってこない。そんなつまらないレースに命を吹き込んだのは紅一点のウオッカだった。残り300Mで外に持ち出してからは、まるで親父(タニノギムレット)のダービーを見ているようだった。チョイ勝ちとかそんなのではなく、3馬身差の圧勝。強過ぎて笑った。牝馬のダービー優勝は'43年クリフジ以来64年振りの快挙。 フサイチホウオーは2コーナーから向こう正面に入ったところで早速掛かっていた。皐月賞は最内枠を引いたことで外に壁を作ることが出来たのだが、今回は野ざらし。直線では内にモタれる馬に対して右鞭を連発せざるを得ない状況にまで追い込まれていた。ダービーで1番人気馬が馬券対象外に敗れたのは'89年ロングシンホニー(5着)以来18年振りの椿事。 ヴィクトリーはスタートでダッシュがつかず後方に取り残され、1コーナーで捲り上げる雑な競馬で完敗。逃げたアサクサキングスが2着、これについて行ったサンツェッペリンが4着に残ったことからすると惜しまれるところだが、仮にヴィクトリーが逃げる展開になれば他の馬が黙っていなかったはず。皐月賞馬を再度楽に行かせるほど他の騎手もバカではないだろう。 アドマイヤオーラは直線で再三フラフラして何度も体勢を立て直していた。スピードが乗った後も蛇行を繰り返しており、何とか流れ込んだという印象しか残らなかった。いい馬であることに疑いはないが、どこか釈然としない。サンツェッペリンは劣化版ドリームパスポートといった感じ。フサイチホウオーに2度先着しているのだから強いのだろうが、こちらも釈然としない。 ヒラボクロイヤルは一緒に走っていたのかすら疑われるほど存在感がなかった。青葉賞の勝ち時計が2分26秒3で、今回が2分26秒1。時計通りに走って16着。やはりトーセンマーチが2着の時点でもっと疑ってかかるべきだった。 |