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第24回東海テレビ杯東海S(GII) 2007年5月20日(Sun) 中京ダート2,300M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ▲ | 1 | 2 | メイショウトウコン | 牡5 | 57.0kg | 武幸四郎 | 2.26.8 | − | 448kg(0) | 2 |
2 | △ | 8 | 15 | ワンダースピード | 牡5 | 57.0kg | 小牧太 | 2.26.9 | 1/2 | 472kg(+4) | 11 |
3 | 7 | 14 | シャーベットトーン | 牡5 | 57.0kg | 吉田豊 | 2.27.0 | 1/2 | 520kg(+4) | 6 | |
4 | 3 | 6 | サカラート | 牡7 | 57.0kg | 中舘英二 | 2.27.0 | ハナ | 474kg(-4) | 4 | |
5 | 4 | 8 | マイネルボウノット | 牡6 | 57.0kg | 津村明秀 | 2.27.0 | クビ | 522kg(-3) | 12 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 7.3 - 11.2 - 12.5 - 13.6 - 12.8 - 13.3 - 13.8 - 12.6 - 12.2 - 12.5 - 12.6 - 12.4 上がり 4F 49.7 - 3F 37.5 1コーナー 10,14,16,15(3,8)6(7,13)(11,4,9)(2,5)12,1 2コーナー 10(16,14)15(3,8)6(7,13)(11,4,9)(2,5)-(1,12) 3コーナー(2周目) (*10,14)8(15,6)(16,9)3,13(5,2)7,12(11,4)1 4コーナー(2周目) (*14,8)10(15,6)(16,3,9)(13,2)-(7,5)(11,12)-4,1 |
■レース回顧 混戦に効く大外一気・実力の証明メイショウトウコン! |
■レース解説 ラッキーブレイク、クワイエットデイが出遅れ。オリンピアンナイトもダッシュがつかず後方から。クーリンガーがハナを奪う。ワンダースピード、シャーベットトーンがこれに続く。アルファフォーレス、マイネルボウノットも前につける。サカラートは中団付近を追走。キクノアローはこの後ろに控える。メイショウトウコン、タガノサイクロンは後方待機。クーリンガーが僅かに先頭、後続は固まりながら追走。メイショウサムソンが3コーナー手前で外に持ち出して進出開始。前ではシャーベットトーンがクーリンガーを交わして先頭に替わる。続いてマイネルボウノット、サカラートも外を通って進出。直線に向き、シャーベットトーンとマイネルボウノットが競り合う。最内からはワンダースピードが接近、3頭が横一線で並ぶ。そこへ大外からメイショウトウコンが猛追、内の各馬をまとめて差し切る。 ■レース回顧 3連複軸抜けハズレ。いわゆるタテ目ですな。タガノサイクロン軸は狙い過ぎだったか…。(´・ω・`) エイシンラージヒルが行かず、クーリンガーがレースを引っ張る展開。1,000M通過64秒0は逃げ馬不在だった'03年(64秒5)と同じ超スローペース。3コーナーを過ぎた辺りから俄かにペースアップ。ここでクーリンガーが付いて行けずドロップアウト。シャーベットトーンとマイネルボウノットの競り合いに最内からワンダースピードが加わって3頭の競り合い。近年にない混戦状態。緊張が高まったところでメイショウトウコンが一気に突っ込んできた。 メイショウトウコンは道中内で脚を溜め、終盤のペースアップの前に外へ持ち出していた。4コーナーで大外を回しながらもその足取りは軽快そのもの。どのような展開でも決まって速い上がりを繰り出せるのがこの馬の長所。周りが速いと埋没してしまうが、今回のように上がりを要する展開だと長所が最大限に生きる。最後バテやすい長距離の他、砂質の重い中山も向いていそうだ。 ワンダースピードは直線に向いたところで最内から急発進。シャーベットトーンとの競り合いに打ち勝って伸びてきた。前走で厳しい流れを制してきただけのことはある。シャーベットトーンはクーリンガーの直後という位置取りで及ばず。後ろから迫ってくる相手に対して差し返すだけの決め手が無いのが唯一にして最大の弱点。 サカラートは2周目に入ったところで多少行きたがっていた。直線ジリっぽかったのはこの影響もありそうだ。マイネルボウノットはスタートが良く、すんなりと先手を取れていた。一叩きされていればもう少し頑張れていたと思う。 キクノアローは何故か後ろに下げての追走。3コーナー手前で手綱を動かしての進出も空しく、見せ場皆無の惨敗だった。シャーベットトーンやマイネルボウノットが先行して勝ち負けに加わりかけたことからしても、この位置取りは不用意と言わざるを得ない。勿論、この敗戦は度外視としたい。 タガノサイクロンはメイショウトウコンと同じ位置を追走。どこで仕掛けていくのかなと期待していたのだが、先に動いたのはメイショウトウコンのほうだった。タガノサイクロンはメイショウトウコンの後に付いていくだけで精一杯。「ジョッキーの手がかなり動いている」と実況されたのを聞いて泣いた。 |