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第68回優駿牝馬(JpnI)
2007年5月20日(Sun) 東京芝2,400M 3歳オープン 定量 (牝)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 1 2 ローブデコルテ 牝3 55.0kg 福永祐一 2.25.3 456kg(+2) 5
2 4 7 ベッラレイア 牝3 55.0kg 秋山真一郎 2.25.3 ハナ 444kg(-2) 1
3   6 12 ラブカーナ 牝3 55.0kg 菊沢隆徳 2.25.4 3/4 432kg(0) 8
4 3 5 ミンティエアー 牝3 55.0kg 蛯名正義 2.25.5 クビ 454kg(-2) 3
5   4 8 ピンクカメオ 牝3 55.0kg 四位洋文 2.25.7 1 1/2 462kg(+4) 7
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.6 - 11.0 - 11.6 - 11.8 - 12.1 - 12.8 - 12.7 - 12.5 - 12.4 - 11.8 - 11.4 - 12.6
上がり 4F 48.2 - 3F 35.8
1コーナー 1-4,11(3,18)7(2,5,10)(8,14,16)6(9,12,17)-(13,15)
2コーナー 1=4,11(3,18)7,10(2,5)(8,14,16)(6,12,17)9-(13,15)
3コーナー 1-4,11(3,18)(7,10)8(2,5)(6,12,14,16)(9,17)-13,15
4コーナー 1-(4,11,18)(3,8,7,10)(6,2,5)(9,12)(14,16)(13,17)15

■レース回顧 オークス男が勝利へエスコート・執念の差脚ローブデコルテ!
■レース解説

 大外からザレマが行きかけるも、最内からスマートストームが抜け出して先頭に立つ。ハロースピード、カタマチボタンに続いてベッラレイアも好位につける。トウカイオスカー、ミンティエアー、ローブデコルテも差がなく続く。スマートストーム単騎のまま3コーナーを通過。後続の動きは特になく、淡々とした流れのまま直線に向く。後続が横一線の状態でスマートストームに迫っていく。直線半ばでベッラレイアが抜け出して先頭。外からはミンティエアー、ローブデコルテ、ラブカーナが接近。前で粘るベッラレイアにローブデコルテが並びかけたところでゴール。


■レース回顧

 3連複3着抜けハズレ。う〜ん、やっぱり桜花賞組かぁ。…ラブカーナ要らん!(`・ω・´)

 スマートストームが最内を生かしてハナへ。1,000M通過59秒1は過去10年で昨年(58秒1)に次ぐ速い流れ。ベッラレイアはスタートを決めてそのまま好位の一角を追走。多少行きたがっていたものの、スローで流れた前走よりはマシだった。直線では前が広がったところで迷わずスパート。負けはしたが勝負に行っての負けで悲観には値しない。

 ローブデコルテはベッラレイアの直後を追走。直線で内から抜け出そうとしたところ、ミンティエアーが邪魔になって急遽外へ進路変更。先にベッラレイアに抜けられたにも関わらず間一髪で届いた。鞍上の福永騎手はこれで'03年から3勝2着1回。来年以降は穴人気しそうだ。ちなみに同馬は6月22日に英国で行われるGI・コロネーションC(芝1,600M)に一次登録を済ませている。今後の動向に注目したい。

 ミンティエアーは上位の中で唯一距離延長が響いたような感じで失速。ローブデコルテにはともかく、ラブカーナにも差されたのは個人的に痛手だった。ラブカーナは最初から大外を通っていた分、加速が十分に乗っていた。グリーンチャンネルのパドック解説を担当していた競馬エイトのヒロシTMは「ラブカーナは3着は外さない」と自信満々に言い放っていた。やるなぁ。

 カタマチボタンは横一線の追い比べで何とか喰らい付いていったものの、残り300Mを迎えた辺りで力尽きた。上がり3ハロン37秒3は逃げたスマートストーム(39秒7)に次いで遅く、ちょっと負け過ぎか。ピンクカメオは大外一気で突き抜けた前走とは一転して内を突いて上がってきた。同馬と上位4頭の脚色を見比べる限りでは、AからCへのコース変更でも外が伸びる印象を受けた。


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