HOME > 重賞回顧 > 第14回テレビ東京杯青葉賞

第14回テレビ東京杯青葉賞(JpnII)
2007年4月28日(Sat) 東京芝2,400M 3歳オープン 馬齢 (混)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 6 11 ヒラボクロイヤル 牡3 56.0kg 武幸四郎 2.26.3 482kg(-2) 3
2   5 10 トーセンマーチ 牡3 56.0kg 松岡正海 2.26.5 1 490kg(+4) 15
3   1 1 フィニステール 牡3 56.0kg 藤田伸二 2.26.5 クビ 508kg(0) 6
4 6 12 メイショウレガーロ 牡3 56.0kg 福永祐一 2.26.6 クビ 450kg(-6) 4
5   5 9 エフティイカロス 牡3 56.0kg 蛯名正義 2.26.6 クビ 470kg(0) 10
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:雨、馬場:良)
ハロンタイム 12.6 - 10.6 - 11.7 - 12.6 - 12.5 - 12.4 - 13.0 - 13.0 - 12.4 - 11.5 - 11.9 - 12.1
上がり 4F 47.9 - 3F 35.5
1コーナー 4,13-5-(2,10)(1,16)(6,12)(3,8)14,9(11,15)-7,17-18
2コーナー 4-13,5-(2,10)(1,16)(3,6,12)(8,14)(9,11)-(7,15)17=18
3コーナー 4-(13,5)(1,2,10)16(6,12)(9,14)(8,11)7,15,17-18
4コーナー 4,13,5(1,2,10)(12,16)(6,14)(9,11)(8,7,15)17-18

■レース回顧 自信に満ちた末脚一閃・次なるステージへ挑むヒラボクロイヤル!
■レース解説

 ホクトスルタンがハナに立つ。エルソルダードがこれに続く。ノワールシチーが3番手、以下フィニステール、エーシンピーシー、トーセンマーチらが固まって追走。メイショウレガーロ、ナタラージャは中団、オーシャンエイプスは後方外に待機。ヒラボクロイヤルはその後方を進む。ダノンヴィッターは1頭離れて最後方待機。ホクトスルタンが快調に飛ばすも、そのリードは4コーナーで消滅。ホクトスルタンが僅かに先頭をキープしながら直線に向く。エルソルダード、フィニステールがホクトスルタンを交わして前に出る。後方からはメイショウレガーロ、トーセンマーチ、オーシャンエイプス、ヒラボクロイヤルが進出。混戦状態から一旦フィニステールが抜け出すも、ヒラボクロイヤルが脚を伸ばして内の各馬をまとめて差し切る。


■レース回顧

 ハズレ。ナタラージャが散った時点でどうでもよくなった。・゚・(ノД`)・゚・

 穏やかな青空から一転して雷鳴を伴う降雨。馬場入場後、ノワールシチーとエフティイカロスが放馬。不穏な雰囲気、薄暗い中でスタート。ナタラージャは行きっぷりが悪く、馬群の内を追走。こりゃダメかなぁと思って見ていたら突如失速。左第1指節種子骨粉砕骨折(予後不良)。こればかりはどうしようもない。

 ひめさゆり賞を逃げて圧勝したホクトスルタンが先手を採り、中距離で逃げて2勝のエルソルダードが2番手。これらは互いに干渉し合うことなく、淡々と流れていった。メイショウレガーロ、オーシャンエイプス、ヒラボクロイヤルは中団かそれより後ろの位置取り。1,000M通過は60秒ジャスト。3〜4コーナーでホクトスルタンの逃げ脚が緩むと、後続が俄かに慌しくなってきた。

 先行2騎は手応え一杯。最内に構えたフィニステールが良い感じだったのだが、前でエルソルダードにウロチョロされる不利。メイショウレガーロは案の定頭が高くて加速が乗らない。オーシャンエイプスは残り200Mを切ったところでガス欠。フィニステールがやっとの思いで先頭に踊り出たのも束の間、今度はヒラボクロイヤルが外から飛んできた。

 ヒラボクロイヤルは4コーナーで馬群の後ろ、直線に向いてから内に切れ込んでいくなど決してスムーズな競馬ではなかった。まともに追い出したのは残り250M位。追えば追うほどに伸びるのは父譲り。東京コースは間違いなく合っている。ダービーではアドマイヤオーラよりも期待できそう。

 トーセンマーチは直線に向く前から手が動いていたにも関わらず、鞍上の叱咤激励に応えて渋太く食い下がってきた。ただ弥生賞に引き続き、トライアルレースで2着に初勝利直後の馬が連に絡んだのはある意味残念。弥生賞2着のココナッツパンチが皐月賞で馬脚を現したように、トーセンマーチもダービーでは用無しだろう。同時にヒラボクロイヤルの実力も疑わしくなってくるのだが…。

 フィニステールは不利を受けての敗戦で酌量の余地はあるが、仮に不利がなくてもヒラボクロイヤルの差し切りを凌ぐほどの勢いは無かった。ダービーでは皐月賞組が加わって苦戦必至。オーシャンエイプスは手応え十分でいざ追い出してみるとサッパリ伸びなかった。きさらぎ賞から何も変わっていない。負け続けても1番人気を背負うのは叔父のゴールデンキャストそっくり。

 ダノンヴィッターは最後方待機という時点で終了。横山典弘騎手は昨年もマチカネゲンジで最後方待機を敢行して負けている。ハッキリ言って意味不明。何故最後方待機を選んだのか、その理由を聞いてみたい。


■このレースの展望へ ■ホームに戻る
Copyright (C) 2000-2010 競馬万事塞翁が馬 All Rights Reserved.