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第25回ニュージーランドトロフィー(JpnII)
2007年4月7日(Sat) 中山芝1,600M 3歳オープン 馬齢 (牡・牝)(混)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1   3 6 トーホウレーサー 牡3 56.0kg 後藤浩輝 1.33.9 498kg(-8) 11
2   2 3 マイネルフォーグ 牡3 56.0kg 江田照男 1.34.1 1 1/4 434kg(-4) 16
3   6 12 ワールドハンター 牡3 56.0kg 蛯名正義 1.34.1 アタマ 494kg(-2) 8
4 7 13 スズカコーズウェイ 牡3 56.0kg 武豊 1.34.2 クビ 464kg(-2) 1
5   1 1 ヤマニンエクレール 牡3 56.0kg 川田将雅 1.34.2 クビ 484kg(-4) 7
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良)
ハロンタイム 12.4 - 10.8 - 11.3 - 11.6 - 12.2 - 12.1 - 11.7 - 11.8
上がり 4F 47.8 - 3F 35.6
2コーナー 11(6,15)(2,14)10(13,16)(3,8,12)9(1,5,7)-4
3コーナー 11,15,6,14(2,16)(10,13)(3,8,9)(12,5)1(4,7)
4コーナー (*11,15)6(2,3,14)16,10(1,12,13)(8,9)(5,7)4

■レース回顧 番手追走もお手の物・直線力強く抜けたトーホウレーサー!
■レース解説

 トーホウレーサーがじわりと前に出るも、外からユーチャリスが交わしてハナを奪う。マイネルレーニアも押し上げて単独2番手につける。ショウワモダンは中団に下げて追走。スズカコーズウェイ、マイネルフォーグは中団やや後方を進む。ヤマカツブライアン、ワールドハンターもこの近くを追走。ハロースピード、シャドウストライプは後方待機。前の順列は変わらず、やや縦長のまま直線に向く。ユーチャリスが一旦引き離すも、直後からマイネルレーニア、トーホウレーサーが徐々に接近。トーホウレーサーの脚色が良く、ユーチャリスを交わして完全に抜け出す。2番手は内外揃って混戦を極めるも、トーホウレーサーが余裕をもってこれらを退ける。


■レース回顧

 ハズレ。エダテルの馬、本当に来ちゃったよ…。こんなの獲れるか〜!ヽ(`Д´)ノウワァァン

 ユーチャリス、グレイトフルタイムとテンの速い馬を差し置いて、トーホウレーサーがあっさりと前へ。その後ユーチャリスが追い抜いていったがどこかセーブ気味の逃げ。スズカコーズウェイを筆頭に人気どころは総じて後方待機。縦長の展開でペースもそこそこ。3〜4コーナーの勝負どころを迎えても後方からは特にアクション無し。おいおい、何やってんの?

 直線の坂に差し掛かったところでユーチャリスが力尽き、マイネルレーニアも失速。前につけていた馬では唯一トーホウレーサーだけが突き抜けてきた。これまで逃げ一辺倒だった馬に、番手の競馬でこうもあっさり勝たれてしまってはお手上げ。番手の競馬が未知だったからこそ、ここまで人気が無かったのだろうが…。

 2着以降はアタマ、クビ、ハナ…の団子状態。4コーナーで内を捲り上げたマイネルフォーグがゴール前で顔を覗かせ、同じく内を通って追い上げたワールドハンターがこれに喰らい付いて大波乱を演出。まあこんなのは獲れない。ちなみに掲示板に挙がった5頭はいずれも関西馬で、ニュージーランドトロフィーにおける西高東低傾向が窺える結果になった。

 スズカコーズウェイは縦長の展開で外を回した結果、いいところまで詰め寄りながら4着止まり。少しばかり前を見くびったか。シャドウストライプも初芝を感じさせない差し込みをみせたものの、やはり位置取りが後ろ過ぎて6着。ハロースピードは無難なスタートが切れていたものの、相変わらず位置取りは後ろ。無策のまま4コーナーで大外を回していては届くはずがない。

 マイネルレーニアは直線でユーチャリスを追いかけている段階で既に脚が上がりかけていた。トーホウレーサーが突き抜ける展開で、ラスト失速の9着は不満が残る。急坂が良くないのかもしれない。ヤマカツブライアンはスタートで後ろに下がってしまった時点で既に終わっていた。


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