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第51回産経大阪杯(GII) 2007年4月1日(Sun) 阪神芝2,000M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 3 | 3 | メイショウサムソン | 牡4 | 59.0kg | 石橋守 | 2.01.4 | − | 518kg(0) | 1 |
2 | 8 | 10 | シャドウゲイト | 牡5 | 57.0kg | 安藤光彰 | 2.01.5 | 1/2 | 492kg(+2) | 2 | |
3 | 6 | 6 | メイショウオウテ | 牡5 | 57.0kg | 四位洋文 | 2.01.6 | クビ | 446kg(-8) | 8 | |
4 | ▲ | 2 | 2 | タガノデンジャラス | 牡5 | 57.0kg | 岩田康誠 | 2.01.7 | 3/4 | 460kg(0) | 6 |
5 | △ | 4 | 4 | ホッコーソレソレー | 牡5 | 57.0kg | 渡辺薫彦 | 2.01.8 | 1/2 | 462kg(-4) | 5 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良) |
ハロンタイム 12.8 - 11.5 - 13.1 - 12.6 - 12.2 - 12.2 - 11.9 - 11.7 - 11.4 - 12.0 上がり 4F 47.0 - 3F 35.1 1コーナー 10,11-7(2,9)3,1(4,8)5-6 2コーナー 10,11,7(2,9)(1,3)(5,4,8)-6 3コーナー 10,11-7(2,9)(1,5,3)(4,8)6 4コーナー 10(11,7)(2,9,3)1(6,5,4,8) |
■レース回顧 これぞ二冠馬の貫禄・競り合いでは負けないメイショウサムソン! |
■レース解説 シャドウゲイトがハナを奪う。アラタマインディ、トリリオンカットもこれに続く。コスモバルクは中団外、メイショウサムソンは後方寄りで待機。縦長でゆったりとした流れ。シャドウゲイトが単独で3コーナーを通過。4コーナー手前でメイショウサムソンが進出を開始。シャドウゲイト単独先頭で直線に向く。シャドウゲイトが満を持して追い出すも、メイショウサムソンがその外から並びかけていく。メイショウサムソンがゴール前でシャドウゲイトを競り落として先着。 ■レース回顧 ハズレ。コスモバルクに飛ばれ、シャドウゲイトに残られ…。裏目ばかりはもう飽きた。(´・ω・`) シャドウゲイトの逃げは予想通り。ただコスモバルクとメイショウサムソンが中団付近に下げてレースを進めたのは意外だった。59kgを背負い、シャドウゲイトの緩い逃げを放置するのはどうかと思った。ただ4コーナーでメイショウサムソンが楽な手応えで押し上げていったのをみて安心した。4コーナーの大写しは丁度有馬記念のディープインパクトのようだった。 シャドウゲイトが余力十分でスパート。一気に突き放すかと思いきや、直後からメイショウサムソンが楽についてきた。あまりの行きっぷりに石橋守騎手も手綱を持っていかれそうになっていた。シャドウゲイトまであと半馬身と迫ったところで渾身の鞭連打。後は馬が勝手にシャドウゲイトを追い抜いていった。並ばせたら抜かせないメイショウサムソンが帰ってきた。 競り合った相手が中山金杯勝ちのシャドウゲイトで、つけた着差が半馬身という点に物足りないという意見も出そうだが、メイショウサムソンはこういう勝ち方で二冠を制した馬なのでこれでいいと思う。むしろスローペースで後ろから行って競り合いまでもっていったというレース振りを積極的に評価したい。 シャドウゲイトは1,000M通過62秒2のドスローでまんまと居残った。メイショウサムソンに差し返しを挑めたのも、序盤で楽が出来たからに他ならない。想定ではメイショウサムソンとコスモバルクが絡んで苦しくなるとみていたのだが…。 メイショウオウテはもっさりしたスタートから最後方を進み、4コーナーで内に入れて追い込んできた。産経大阪杯はサンデーサイレンス産駒と相性の良いレースで、傾向分析の一環に取り入れようかと思ったが今回は馬が弱いと思って見くびっていた。ごめんなさい。 コスモバルクは4コーナーで外からメイショウサムソンが捲ってきたところで既に手応えが怪しかった。折り合っていたというよりは単におとなしかっただけで、いつものような気迫がみられなかった。このメンバーで8着というのは寂しすぎる。 タガノデンジャラスは最内からよく伸びたが前には追い付けず。力の差を痛感する結果になった。ホッコーソレソレーは大外一気で及ばずという鳴尾記念と同じ負け方。いつかは出番が回ってくると思う。アサカディフィートはドスローになった時点で脈無し。周りの馬に自分と同じような脚を使われると出番がなくなる。シルクネクサスも前走と180度違う展開で伸びを欠いた。 |