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第39回ダービー卿チャレンジトロフィー(GIII) 2007年4月1日(Sun) 中山芝1,600M 4歳以上オープン ハンデ (国際)[指定] |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 6 | 10 | ピカレスクコート | 牡5 | 55.0kg | 秋山真一郎 | 1.33.1 | − | 494kg(-8) | 7 | |
2 | 2 | 3 | コイウタ | 牝4 | 53.0kg | 松岡正海 | 1.33.4 | 1 3/4 | 462kg(-10) | 9 | |
3 | 1 | 1 | マイネルハーティー | 牡5 | 54.0kg | 吉田隼人 | 1.33.5 | 1/2 | 490kg(-2) | 11 | |
4 | 2 | 2 | サイレントプライド | 牡4 | 55.0kg | 後藤浩輝 | 1.33.5 | クビ | 478kg(-12) | 3 | |
5 | 6 | 11 | ブラックカフェ | 牡7 | 54.0kg | 柴山雄一 | 1.33.6 | クビ | 488kg(-6) | 10 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.6 - 11.3 - 11.1 - 11.2 - 11.5 - 11.6 - 11.7 - 12.1 上がり 4F 46.9 - 3F 35.4 2コーナー (*6,15)(2,7,8)(5,12)(3,4,10)(9,14)1(11,13) 3コーナー (*6,15)(7,8)2-12(5,14)10(3,9,13)(4,11)1 4コーナー (*6,15)7(2,8)12(5,10,14)(3,9,13)(4,11)1 |
■レース回顧 差脚身に付け一気に躍進・混戦から鮮やかに抜けたピカレスクコート! |
■レース解説 ダンスインザモアが大きく出遅れ。ロイヤルキャンサーが楽に先手を奪う。ニシノデューが離れた2番手につける。サイレントプライド、デアリングハート、インセンティブガイも前につける。ピカレスクコートは中団を追走。コイウタ、グレイトジャーニーはこの直後を進む。ダンスインザモアは後ろから3番手の外まで押し上げる。3コーナーを過ぎ、ロイヤルキャンサーにニシノデューが並びかけていく。デアリングハートもこれらの外を回しながら進出。直線に向き、デアリングハートが前の2頭を交わしにかかる。そこへ内からサイレントプライド、直後からピカレスクコートが接近。ピカレスクコートがデアリングハートを交わし、後続を引き離しながらゴール。 ■レース回顧 大ハズレ。ESPにも限度があるだろ…。デアリングハートが沈んだからどうでもいいけど。(-_-) スタートしてダンスインザモアが最後方から姿を現した時、場内から罵声に近いどよめきが起こった。いわゆるESP(蛯名スペシャル=出遅れ)である。ダンスインザモアとのコンビでは中山記念でやらかしたばかり。勿論わざとやっているわけではないのだが、蛯名騎手は肝心なところでの出遅れが多過ぎる。 蛯名騎手の出遅れについてはこれまでも「重賞回顧」の中で何度か触れてきた(これとかこれとかこれとか…)。「ゲート練習はしているが、ゲートの中で遊ぶし、まともに立たない。縛って練習するくらいしないとダメだね」(蛯名騎手、ラジオNIKKEI競馬実況HP)。その言葉、そっくりそのままアンタに返すわ。 ロイヤルキャンサーが気分良く逃げ、1,000M通過57秒7と例年通り速い流れ。好位に取り付いていた馬のうち、デアリングハートが早くも進出の構え。サイレントプライドも内からいつでも抜け出せる状態にあった。ただデアリングハート、サイレントプライド共に直線で一押しが利かず停滞。ハイペースを押し切るには少し足りなかった。 ピカレスクコートは前走の差し込みがここでも使えた。馬群の捌きは上手い。コイウタは先行して沈没した東風Sの反省を生かし、差す競馬で巻き返しに成功。マイネルハーティーは直線入口で単独最後方だった。ただいずれも前崩れの恩恵に与っただけというのが正直なところで、真価は次走以降に見出したい。 インセンティブガイは前走と殆ど同じ時計で走って8着。東風Sとほぼ同じペースでも今回は上がりが速く、前につけていた分だけ脚が上がるのも早かった。グレイトジャーニーは今回も直線で前が塞がったままで、何も出来ずに終わった。 |