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第37回高松宮記念(GI) 2007年3月25日(Sun) 中京芝1,200M 4歳以上オープン 定量 (国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 4 | 8 | スズカフェニックス | 牡5 | 57.0kg | 武豊 | 1.08.9 | − | 464kg(+2) | 1 |
2 | 8 | 17 | ペールギュント | 牡5 | 57.0kg | 上村洋行 | 1.09.3 | 2 1/2 | 522kg(+4) | 13 | |
3 | ○ | 6 | 11 | プリサイスマシーン | 牡8 | 57.0kg | 安藤勝己 | 1.09.3 | クビ | 482kg(-2) | 2 |
4 | 2 | 4 | ビーナスライン | 牝6 | 55.0kg | 秋山真一郎 | 1.09.4 | 1/2 | 474kg(0) | 11 | |
5 | 8 | 16 | オレハマッテルゼ | 牡7 | 57.0kg | 後藤浩輝 | 1.09.5 | クビ | 474kg(-2) | 6 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:重) |
ハロンタイム 12.0 - 10.6 - 11.2 - 11.4 - 11.8 - 11.9 上がり 4F 46.3 - 3F 35.1 3コーナー (*5,12)16,1(3,11)8(2,10,9)(7,15,17)13(6,14,18)4 4コーナー (*5,12)(1,16)(3,11,8)(2,7,9)(10,17)(6,13,15)(14,18)4 |
■レース回顧 中京に降り立った最速の不死鳥・外差し一気で突き抜けたスズカフェニックス! |
■レース解説 ディバインシルバーがエムオーウイナーを制してハナに立つ。シーイズトウショウが内から押し上げて3番手。プリサイスマシーンはこれらの直後に入る。オレハマッテルゼが外を通って前へ押し上げていく。スズカフェニックスも中団から外に持ち出して上がっていく。マイネルスケルツィは中団で待機。ディバインシルバーにエムオーウイナー、オレハマッテルゼが並びかけながら直線に向く。前3頭の競り合いに最内からシーイズトウショウが加わって混戦。その外からスズカフェニックスが進出、反応良く抜け出して早くも独走。追い上げるペールギュント、プリサイスマシーンらとの差を広げながらゴール。 ■レース回顧 紐抜けハズレ。よし、スズカ絶対勝った。後は2着。……ッああqwせdrftgyふじこlp!!!○| ̄|_ ディバインシルバーがダッシュを利かせてハナへ。エムオーウイナーは1馬身程下げて追走。オレハマッテルゼも外から押し上げて早めの競馬を選択。プリサイスマシーンは前走に比べれば消極的な競馬だった。テン3ハロン33秒8は重馬場であることを考慮しても速いとは言えず、これがスプリント戦に実績の無い馬の台頭を呼んだと思う。 スズカフェニックスは3コーナーで外からスルスル上がっていったのを見て絶対勝ったと思った。4コーナーで多少追っ付けた以外は持ったまま。早めに好位を確保したことで外に振られることもなかった。後は馬場の良い外に持ち出して一丁上がり。ラストにかけて後続を突き放す強い勝ち方だった。ただこれで短距離界を制圧したと意気込むのはまだ早い。海外からやってくる重戦車をやっつけてこそ、真のスプリンターだろう。 しかし2着が京都金杯12着、中山記念13着のペールギュントというのはどうなのよ?外差し有利でもこれは買えんだろ、常識的に考えて…。一気の距離短縮で馬に喝が入ったということになるのだろうか。ちなみにサンデーサイレンス産駒はこのレース5年連続連対。ペールギュントもまたサンデーサイレンス産駒だった。まあ、レース前に気付いてもやっぱり買えないと思う。 プリサイスマシーンは元々追い出されてからモタつくところがある馬だが、今回も例に漏れず4コーナーでモタついていた。直線に入ってからもスズカフェニックスに交わされたところでまたもやモタモタ。速さは持っているのだが、それを生かすのは下手。阪神Cの惜敗、阪急杯の辛勝はその伏線だったのかもしれない。 エムオーウイナーはディバインシルバーの直後を無理なく進み、一旦は先頭に立つ場面もあったがそれまで。ラスト100Mは完全に脚が上がっていた。上位馬は軒並み中央から外を通った馬で占めており、通ったコースの差は想像以上に大きかった。 オレハマッテルゼは少しでも馬場の良いところを走ろうとしていたが、プリサイスマシーンらがいたので上手く行かなかった。前につけた馬の中では最先着を果たし、昨年の覇者としての面目は保った。マイネルスケルツィはこのペースで前に行けないようではダメ。阪急杯かオーシャンS辺りを使っていれば反応が違ったと思うが…。 シーイズトウショウは内を突いて見せ場を作ったが、エムオーウイナーと同じくラストは外差しに屈した。間隔を開けると馬体の変動が激しくなるのはいつものこと。ビーナスラインは4コーナーで1頭だけ大外に振られていた。あれでは届かなくても当然。 |