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第55回日経賞(GII)
2007年3月24日(Sat) 中山芝2,500M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 6 10 ネヴァブション 牡4 56.0kg 北村宏司 2.31.8 472kg(-10) 3
2 7 11 トウショウナイト 牡6 58.0kg 武士沢友治 2.31.9 1/2 488kg(+2) 2
3 4 5 マツリダゴッホ 牡4 57.0kg 横山典弘 2.32.0 クビ 480kg(-4) 1
4   3 3 アドマイヤタイトル 牡5 57.0kg 田中勝春 2.32.4 2 1/2 512kg(-4) 5
5   2 2 アドマイヤモナーク 牡6 57.0kg 村田一誠 2.32.7 2 472kg(0) 11
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:小雨、馬場:良)
ハロンタイム 6.9 - 11.5 - 12.1 - 11.8 - 12.3 - 12.7 - 12.8 - 11.9 - 11.6 - 12.1 - 12.1 - 11.5 - 12.5
上がり 4F 48.2 - 3F 36.1
1コーナー 8(4,6)(2,7)5,9(1,11)10,12-(3,13)14
2コーナー 8(4,6)(2,7)5,9(1,11)(10,12)-(3,13)-14
3コーナー(2周目) (*8,7,6)(2,4)5,10,11,9(1,3)12,13-14
4コーナー(2周目) (*8,7,6)5(2,4)(10,11)3(1,13,9)14,12

■レース回顧 充実著しい東の刺客・綺麗な差し切りネヴァブション!
■レース解説

 インテレットがハナを奪う。2番手はフサイチパンドラ、ブラックタイド、アドマイヤモナークなどが並んで追走。マツリダゴッホはエリモエクスパイアと並んでこれらの直後を進む。トウショウナイト、ネヴァブションは中団待機。アドマイヤタイトルは後方3番手につける。向こう正面に入ったところでエリモエクスパイアが前へと上がっていく。3コーナーを過ぎたところでインテレットとエリモエクスパイアが並ぶ。ブラックタイドが押してこれらに加わっていく。マツリダゴッホもそれらの外を回って進出。マツリダゴッホが前の3頭を交わしながら直線に向く。マツリダゴッホが敢然と抜けて先頭。後方からはネヴァブション、トウショウナイトが進出。粘り込みを図るマツリダゴッホにネヴァブション、続いてトウショウナイトが差し込む。


■レース回顧

 ○−▲−◎で3連複(20%)的中。ラストできっちり差されてやんの。もう笑っちゃうよね。(^-^;)

 インテレットがスタートを決めた上で先頭へ。他に仕掛ける馬はおらず、各馬一団となって淡々と流れた。マツリダゴッホは好位の直後につけて折り合いに専念。エリモエクスパイアが掛かって前に行くところでも釣られることはなかった。トウショウナイトは終いを生かす作戦で後方から。ネヴァブションはスタートしてから暫くは置かれ気味の追走だった。

 レースのハイライトはやはり2周目4コーナー、マツリダゴッホが満を持して外を捲って先頭に立った場面。ほぼ持ったままの手応えで直線に向き、即座に2〜3馬身のリード。勝ったと思った。しかし足取りには前走のような余裕が無い。そこへネヴァブションに襲い掛かられてアウト。ゴール前ではトウショウナイトにもきっちり差されてしまった。折り合いがついてこの結果では距離が長かったとしか言えない。

 ネヴァブションはマツリダゴッホの直後から手が動きながらの進出。一旦はマツリダゴッホに離されながら、鞭連打で加速がついて逆転。直近5走で4勝と充実著しいが、その中で唯一完敗だったのが菊花賞。同じ淀の長距離戦で期待するのはどうかと思う。

 トウショウナイトは大外を回ってネヴァブションを追いかける形で、最後までネヴァブションに体を併せられなかった。ただネヴァブションとの斤量差(2kg)を考えればこれでも合格点。一昨年の天皇賞春でコンマ2秒差の4着がある馬で、次走期待できそうなのはネヴァブションよりこちらか。

 重賞初挑戦ということで狙いから外したアドマイヤタイトルはトウショウナイトよりも後方からレースを進め、直線で内を突いて4着。なかなか味のあるレース振りだった。エリモエクスパイアは2周目に入ったところで掛かって終了。フサイチパンドラも口を割って掛かっていた。この馬にとっては流れが遅過ぎた。


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