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第21回フラワーC(GIII)
2007年3月17日(Sat) 中山芝1,800M 3歳オープン 別定 (牝)(混)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 3 5 ショウナンタレント 牝3 54.0kg 柴田善臣 1.49.6 454kg(+4) 1
2   8 15 ホクレレ 牝3 54.0kg 蛯名正義 1.49.8 1 1/2 468kg(0) 6
3   2 4 クロコレーヌ 牝3 54.0kg 高橋智大 1.49.9 3/4 480kg(+6) 12
4   4 7 アルコセニョーラ 牝3 54.0kg 池田鉄平 1.50.1 1 1/4 426kg(-4) 15
5   4 8 マイネルーチェ 牝3 54.0kg 松岡正海 1.50.2 1/2 452kg(+2) 5
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.5 - 11.3 - 12.6 - 12.4 - 12.2 - 12.7 - 12.1 - 11.6 - 12.2
上がり 4F 48.6 - 3F 35.9
1コーナー 5,3,11,1(4,10,13)(6,12,15,16)(2,8)9(7,14)
2コーナー 5(3,11)(1,13,16)(4,10,15)(6,12)2(7,8,9)14
3コーナー 5,11(3,13,16)(4,1,10,15)(2,6,12)(7,8,9,14)
4コーナー 5,11(3,13)16(4,1,10)(2,6,15,12)(7,8,9,14)

■レース回顧 力むことなく楽々逃げ切り・得意舞台で重賞制覇ショウナンタレント!
■レース解説

 横一線で出を窺う中、ショウナンタレントがコーナーワークを生かして先頭に立つ。同じく内からイチゴイチエ、外からホットファッションが2番手につける。アルビアン、エゾノタイセツは好位の外を追走。ホクレレは中団外を進む。マイネシャリマーは後方からレースを進める。クラウンプリンセスは最後方待機。ショウナンタレントが単独先頭を維持したまま4コーナーから直線に向く。ショウナンタレントが抜け出して2馬身程リード。2番手以降は混戦からホクレレが抜け出すも前との差は詰まらない。ショウナンタレントがリードを生かし、楽な手応えのまま押し切る。


■レース回顧

 紐抜けハズレ。軸が勝ったら紐が飛ぶというのはお約束なので泣かない。(´;ω;`)ウッ…

 ショウナンタレントはあまり良いスタートではなく、多少押し上げる形で先頭に立った。懸念されたイチゴイチエとの競合はイチゴイチエが折り合いに専念したこともあって起こらず、ショウナンタレントの単騎逃げが成立。後続も1,000M61秒0という緩い流れに黙って付いて来てくれた。後は直線で先に抜け出して一丁上がり。何の捻りもない、単調なレースだった。

 フルゲート16頭のうち、中央で2勝以上挙げていた馬はショウナンタレントを含めて僅か4頭。2着に未勝利戦を勝ち上がったばかりのホクレレが来たとしても、これはこれで妥当。終始外を回った割には最後までバテなかった。クロコレーヌは終始インコースを意識して乗られていた。ちなみにホクレレとクロコレーヌはショウナンタレントが初勝利を挙げた際の2着馬と4着馬。貪欲なまでに力通りに決まった。

 ホットファッションは2番手をキープしているのをみてしめしめ、と思ったが4コーナーで手応えが怪しくなった。距離が長いのかもしれない。ジョウノガーベラはショウナンタレントの溜め逃げの前に沈黙。馬群の中で手応えを失っていた。マイネシャリマーは後方で折り合いを欠き、直線逆噴射で14着。話にならない。

 余談になるが、同日の中京で行われたあざみ賞はこのレースを除外されたベッラレイアが後方一気で楽勝した。今年は牝馬のレベルが異様に高く、桜花賞は現時点で本賞金1200万でも除外対象になる。忘れな草賞orフローラSからオークスというローテを採りそうで、こちらも忘れずにチェックしておきたい。


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