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第44回報知杯弥生賞(GII) 2007年3月4日(Sun) 中山芝2,000M 3歳オープン 馬齢 (混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 3 | 4 | アドマイヤオーラ | 牡3 | 56.0kg | 武豊 | 2.00.5 | − | 446kg(-2) | 1 |
2 | 5 | 8 | ココナッツパンチ | 牡3 | 56.0kg | 吉田豊 | 2.00.5 | クビ | 470kg(-8) | 6 | |
3 | △ | 5 | 7 | ドリームジャーニー | 牡3 | 56.0kg | 蛯名正義 | 2.00.8 | 1 3/4 | 416kg(0) | 2 |
4 | ▲ | 2 | 2 | メイショウレガーロ | 牡3 | 56.0kg | 武幸四郎 | 2.00.9 | 1/2 | 454kg(-2) | 4 |
5 | 4 | 5 | サムライタイガース | 牡3 | 56.0kg | 後藤浩輝 | 2.01.5 | 3 1/2 | 518kg(0) | 5 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.3 - 10.6 - 11.6 - 12.8 - 12.5 - 12.6 - 12.9 - 11.8 - 11.7 - 11.7 上がり 4F 48.1 - 3F 35.2 1コーナー 3,5-12-1,10(6,4,11)7(2,8,14)-9,13 2コーナー 3-5-12(1,10)(6,4,11)7(2,8)14-9-13 3コーナー (3,5,*1)(12,10)(6,4,11)(2,7)(8,14)-9-13 4コーナー (*3,5,1)12(10,4)(6,11)7(2,8)14-9,13 |
■レース回顧 鞭が入って一段加速・距離こなしていざ本番へアドマイヤオーラ! |
■レース解説 サムライタイガース、インパーフェクトが飛び出してハナを窺う。ノワールシチー、トーセンクラウン、モチがこれらに続く。アドマイヤオーラは中団、ドリームジャーニーとメイショウレガーロはこの直後を進む。ココナッツパンチ、タスカータソルテも差が無く追走。インパーフェクトが単騎で逃げるも、3コーナーで早くもサムライタイガースとノワールシチーがこれを捉えて交わす。アドマイヤオーラも徐々に進出。ココナッツパンチとタスカータソルテは大外を回り、各馬一団で直線に向く。サムライタイガースが僅かに先頭も、アドマイヤオーラが馬場の中央から一気に抜け出す。続いてココナッツパンチ、遅れてドリームジャーニーが迫るも、アドマイヤオーラがもう一伸びをみせてこれらを振り切る。 ■レース回顧 ハズレ。あ〜あ、傾向分析にも嫌われたか。もう何に頼ったらいいんだか…。・゚・(ノД`)・゚・ウワ〜ン サムライタイガースとインパーフェクトが互いにハナを主張したことで、例年のようなドスローにはならなかった。結局インパーフェクトが単騎逃げに持ち込み、向こう正面で縦長の展開。サムライタイガースが3コーナーで早めにインパーフェクトを捉えにかかった時、アドマイヤオーラもその後方でちゃっかり動き始めていた。 アドマイヤオーラは手綱捌きのみで横一線の混戦から抜け、直後から迫ってきたココナッツパンチに対しては鞭を用いて抜かせなかった。思った以上に強い。昨年のアドマイヤムーンと違って、位置取りに融通が利くようなので本番でも期待して良さそうだ。ただマツパク(松田博資調教師)の馬は本番に弱いからなぁ…。昨年もトライアルでは無敵だった。 ココナッツパンチは4コーナーで大外を回しながらもグングン伸びてきた。キャリア1戦の馬がGIIで2着に来るのか…。予想の際に「JRAレーシングビュアー」でデビュー戦を見てみたが、特に何も感じなかった。きさらぎ賞でオーシャンエイプスが飛んで、ここでココナッツパンチが来たのはきっと私が買ったか買わなかったかの違いだろう。 ドリームジャーニーは正常なスタートからアドマイヤオーラを直後でマーク。しかし直線で外からココナッツパンチに寄られ、前はアドマイヤオーラに塞がれて身動きが取れなくなった。この不利は結構堪えたと思うが、それまでに抜けられなかったのはどうなのか。「スタートが良すぎて、周りの馬と一緒になった途端、(ハミを)噛んでしまいました」(蛯名騎手、ラジオNIKKEI競馬実況HP)というコメントも気になる。 メイショウレガーロは馬群を割って追い上げてきたが、ゴール前でドリームジャーニーに屈して4着。相変わらず頭が高い。ダンツキッチョウ('05年青葉賞)もこれで苦労していたがそれ以上。タスカータソルテはココナッツパンチと共に外を捲っていったはずが、手前を変えるのが遅れて逸走。そのまま圏外に消えてしまった。この馬にとっては今回のペースでも速過ぎた。 |