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第14回チューリップ賞(GIII) 2007年3月3日(Sat) 阪神芝1,600M 3歳オープン 馬齢 (混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 6 | 11 | ウオッカ | 牝3 | 54.0kg | 四位洋文 | 1.33.7 | − | 488kg(-2) | 1 |
2 | ○ | 4 | 7 | ダイワスカーレット | 牝3 | 54.0kg | 安藤勝己 | 1.33.7 | クビ | 488kg(-2) | 2 |
3 | 1 | 2 | レインダンス | 牝3 | 54.0kg | 武幸四郎 | 1.34.7 | 6 | 486kg(0) | 5 | |
4 | 5 | 10 | アロープラネット | 牝3 | 54.0kg | 池添謙一 | 1.34.7 | ハナ | 420kg(-6) | 6 | |
5 | ▲ | 4 | 8 | ローブデコルテ | 牝3 | 54.0kg | 武豊 | 1.34.8 | 1/2 | 458kg(+2) | 3 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良) |
ハロンタイム 12.4 - 10.9 - 12.1 - 12.2 - 12.2 - 11.1 - 11.0 - 11.8 上がり 4F 46.1 - 3F 33.9 3コーナー 7,9,3,10(8,11)(5,2,12)(1,4,14,15)(13,16)6 4コーナー (*7,9)(3,10)(8,11)(5,2,12,15)(4,13,16)1,14,6 |
■レース回顧 片手間の賞金稼ぎ・楽な手応えでライバル圧倒ウオッカ! |
■レース解説 ウォーターポピンズが前に出るも、ダイワスカーレットが交わしてハナに立つ。タガノグラマラスもこれについていく。ローブデコルテは中団前、ウオッカはその外につける。ダイワスカーレット先頭、タガノグラマラス2番手のまま3〜4コーナーを通過して直線に向く。ダイワスカーレットが馬なりのまま先頭を進むも、ウオッカも馬なりでこれに接近。直線半ばでこの2頭が抜け出す。ウオッカがダイワスカーレットを翻弄しながら楽に先着。 ■レース回顧 3連単3着抜けハズレ。ウオッカ強過ぎて笑った。馬連130円にも笑った。\(^o^)/ ダイワスカーレットは先行争いが落ち着いたのを見届けてからハナを奪いに行った。タガノグラマラスが付いてきたが大したプレッシャーにはならず、淡々としたまま長いコーナー部分を通過。普通なら楽に居残れる展開だった。 4コーナーを回る際、ターフビジョンでウオッカが映し出されると場内からどよめきが起こった。それもそのはず、馬なりでグンと加速。目標をダイワスカーレットに定めて馬体を併せていき、鞭が入った相手を手綱捌きのみで軽くあしらってみせた。ゴール後、四位騎手は斜め後方を見遣って笑みをこぼしていた。桜花賞はこの馬で仕方ないだろう。 ダイワスカーレットは先頭楽走というアドバンテージをウオッカにあっさり埋められ、並ばれてからは完全に遊ばれてしまった。デジタルではウオッカとハナ差で同格とみることも出来るのだろうが、アナログではウオッカの圧勝と言ってしまっても差し支えない。 ウオッカとダイワスカーレットの後は6馬身離れてレインダンス、アロープラネット、ローブデコルテの順に入線。レインダンスはすぐ側を走っていたクロコレーヌの外に出すのに梃子摺り、残り200Mで加速がついていた。アロープラネットはキャリア1戦にしてはよく走っている。さすがは桜花賞馬の娘といったところか。ローブデコルテは早くから全力追いで、ラストは脚が上がりかけていた。 |