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第51回阪急杯(GIII) 2007年2月25日(Sun) 阪神芝1,400M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ○ | 1 | 1 | プリサイスマシーン | 牡8 | 58.0kg | 安藤勝己 | 1.20.5 | − | 484kg(0) | 3 |
3 | 5 | エイシンドーバー | 牡5 | 56.0kg | 幸英明 | 1.20.5 | (同着) | 460kg(+2) | 4 | ||
3 | ◎ | 2 | 3 | スズカフェニックス | 牡5 | 57.0kg | 武豊 | 1.20.5 | ハナ | 462kg(+2) | 2 |
4 | △ | 4 | 7 | キンシャサノキセキ | 牡4 | 55.0kg | O.ペリエ | 1.20.7 | 1 1/4 | 480kg(-2) | 1 |
5 | ▲ | 8 | 15 | シンボリグラン | 牡5 | 57.0kg | 柴山雄一 | 1.20.8 | 3/4 | 530kg(+2) | 5 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.2 - 10.8 - 11.3 - 11.4 - 11.3 - 11.2 - 12.3 上がり 4F 46.2 - 3F 34.8 3コーナー 6,12,13,14(1,5,16)15,7(9,11)(3,8)10(2,4) 4コーナー 6(13,12)(5,14)(1,15,16)(9,7)(11,8)(10,3)(2,4) |
■レース回顧 激しさ極めたゴール前の大接戦・エイシンドーバー&プリサイスマシーン同着優勝! |
■レース解説 タニノマティーニが行きかけるところへニシノデューが押してハナを奪う。プリサイスマシーン、エイシンドーバーは出たなりで好位につける。シンボリグランは中団から外を通って前を窺う。スズカフェニックスは後方内で待機。キンシャサノキセキがその外を通って掛かり気味に進出。イースターはロードマジェスティと並んで最後方を進む。ニシノデュー先頭、2番手はスーパーホーネット以下が一団で直線に向く。ニシノデュー、スーパーホーネットが粘り込みを図るところへエイシンドーバーが進出、僅かに抜け出す。直後からプリサイスマシーンが接近、エイシンドーバーと馬体を併せたところへスズカフェニックスが大外一気で突っ込み、3頭並んでゴール。 ■レース回顧 ハズレ。いかにも差し馬っぽい負け方。次に期待してみよう。(・_・) これが騎手として最後の騎乗となる本田優の気迫が勝ったのか、ニシノデューがタニノマティーニらとの先行争いを制してハナへ。プリサイスマシーンも馬群に包まれるのを嫌ってスタートから動いてきた。エイシンドーバーの他、スーパーホーネットやインセンティブガイも加わって前は一団。ペースは速く、プレ高松宮記念として申し分ない厳しいレースになった。 馬場が良く、前がなかなか止まらない状況。先手を奪ったニシノデュー、積極策に出たスーパーホーネットも意外と踏ん張っていた。エイシンドーバーがこれらを交わしたのは残り200Mを切った辺り。プリサイスマシーンとスズカフェニックスに詰め寄られたところがゴールだった。エイシンドーバーはいかにもゴールに救われたような感じ。一方でプリサイスマシーンは追い出してからモタついたのが微妙に響いた。 スズカフェニックスは4コーナーで外に膨らんだコスモシンドラーの更に外を回して追い出していた。何と言うか、一昨年のアドマイヤマックス(4着)と全く同じ負け方。速い時計に対応出来ているので、高松宮記念に出てくるなら引き続き軸で買ってみたい。 キンシャサノキセキはこのハイペースの中でもまだ掛かっていた。ただ折り合えないままで4着に来ているのだから、これはこれで評価しておいても良いかもしれない。シンボリグランは外枠を感じさせないスムーズな位置取りを敷けていた。ただ直線の伸びは凡庸。キンシャサノキセキに並びかけるどころか簡単にあしらわれていた。どうも坂を苦手にしているような節がある。 イースターはスタートで遅れた時点で圏外。距離はもっとあったほうがいい。昨年の勝ち馬ブルーショットガンは最下位。時計勝負ではこの結果でも驚けない。スーパーホーネットは休み明けで積極的に動き、勝ち馬からコンマ5秒差なら上出来。ただ次走以降、今回の上位馬を逆転できるかは疑問。 |