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第100回京都記念(GII)
2007年2月17日(Sat) 京都芝2,200M 4歳以上オープン 別定 (国際)[指定]
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 6 9 アドマイヤムーン 牡4 59.0kg 武豊 2.17.2 482kg(+12) 2
2 3 3 ポップロック 牡6 58.0kg O.ペリエ 2.17.2 クビ 506kg(+12) 1
3 5 7 トウショウナイト 牡6 57.0kg 武士沢友治 2.17.4 1 1/4 486kg(-10) 3
4   1 1 エアセレソン 牡7 57.0kg M.デムーロ 2.17.6 1 1/2 482kg(+16) 11
5 3 4 スウィフトカレント 牡6 57.0kg 福永祐一 2.17.6 ハナ 492kg(+14) 5
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:雨、馬場:稍重)
ハロンタイム 13.1 - 12.1 - 13.4 - 12.6 - 12.5 - 13.1 - 12.8 - 12.0 - 11.6 - 11.4 - 12.6
上がり 4F 47.6 - 3F 35.6
1コーナー 12,13(1,7)6,9(5,8,3,10)4-(2,14)-11
2コーナー 12,13(1,7)6(4,9)(5,8)(3,10)-2,14-11
3コーナー 12,13(1,7)6(4,9)(8,3,10)5,14,2,11
4コーナー 12(13,7)1(6,9)4(8,3,10)(5,14)(2,11)

■レース回顧 課された試練を難なくクリア・格が違ったアドマイヤムーン!
■レース解説

 マイソールサウンドとトリリオンカットが並んで前に出る。トウショウナイトがこれらに続く。アドマイヤムーンは外を回して早めに好位に取り付く。ポップロックはこの後ろにつける。向こう正面中間で前は固まり気味。トウカイワイルドとファストタテヤマが少し離れた後方、オースミグラスワンは最後方に取り残される。4コーナーでほぼ一団、直線での追い比べに移る。マイソールサウンドが最内で踏ん張るところ、アドマイヤムーンが馬場の中央を通って一気に抜け出す。ゴール前でようやくポップロックが突っ込んでくるが、アドマイヤムーンがそのまま押し切る。


■レース回顧

 △−◎−○で3連複(30%)的中。「ディープがいなけりゃ日本一」?冗談は髪だけにしてくれ。(-_-#)

 マイソールサウンドとトリリオンカットの先行争いは、トリリオンカットが引く形でマイソールサウンドがハナに立った。アドマイヤムーンは斤量と天候を見越して自然と前に出ていたのに対し、ポップロックはこれを前に見る位置での追走。スローペースで動くに動けなかった以上、スタンド前でのポジション取りが明暗を分けた感がある。

 アドマイヤムーンはいつになく積極的な位置取りを確保。3コーナーを持ったままで下り、馬場の良い外に持ち出すとあっという間に突き抜けた。59kgがどうとかそういう次元ではなく、この中では格が違った。何というか、去年の七夕賞と同じパターンでやられた。

 ポップロックは4コーナーで多少追っ付け気味。直線で先にアドマイヤムーンに抜けられた時点で追いつけなくなった。勝負どころでスッと動けないところはこれまでも何度か目にしてきた。今回はアドマイヤムーンよりも前でレースを進めるものとばかり思っていたので何とかなるかなと思ったが…。

 トウショウナイトはこれといった決め手を繰り出せず、ゴール前でポップロックにも交わされて3着。スウィフトカレントは内突きを敢行して最後は脚が止まった。いずれもアドマイヤムーンやポップロックに比べて通ったコースの差が出たか。


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