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第47回きさらぎ賞(GIII)
2007年2月11日(Sun) 京都芝1,800M 3歳オープン 別定 (混)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 7 7 アサクサキングス 牡3 56.0kg 武幸四郎 1.48.8 488kg(0) 3
2 3 3 ナムラマース 牡3 57.0kg O.ペリエ 1.49.1 1 3/4 454kg(+6) 2
3 5 5 サムライタイガース 牡3 56.0kg 安藤勝己 1.49.1 アタマ 518kg(+2) 4
4 6 6 オーシャンエイプス 牡3 56.0kg 武豊 1.49.4 1 3/4 482kg(-4) 1
5   4 4 オーシャンクルーズ 牡3 56.0kg 本田優 1.49.9 3 454kg(-8) 6
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.8 - 11.3 - 12.3 - 12.9 - 12.4 - 12.1 - 11.3 - 11.4 - 12.3
上がり 4F 47.1 - 3F 35.0
3コーナー 7=5(8,6)(1,3,4)-2
4コーナー 7=(5,6)(3,4)8-1-2

■レース回顧 積極策でリベンジ成功・堂々逃げ切りアサクサキングス!
■レース解説

 アサクサキングスがハナを奪う。サムライタイガースは2番手、ナムラマースとオーシャンエイプスは並んで中団を進む。アサクサキングスが後続に3〜4馬身のリードを保ちながら3コーナーを通過。オーシャンエイプスが楽な手応えのままサムライタイガースの外まで押し上げていく。アサクサキングスのリードは変わらず、単独先頭のまま直線に向く。サムライタイガース、オーシャンエイプスが追い上げに入るが、前との差は一向に詰まらない。外からナムラマースも加わるが前には届かず、アサクサキングスが楽に逃げ切る。


■レース回顧

 ハズレ。まあ、こんなもんでしょうな。キャリア1戦の一本被りを軸で買うほうが悪い。(-_-)

 アサクサキングスに騎乗予定だった四位騎手が7レースで落馬し、急遽武幸四郎騎手に乗り替わり。武幸四郎騎手は大久保龍師や四位騎手のアドバイス通り、先手を奪っての積極策を敢行。オーシャンエイプスとナムラマースは共に後方待機で、アサクサキングスは野放し状態。結局誰にも脅かされることなく、アサクサキングスは当然のように逃げ切った。

 アサクサキングスは今回と同じ距離の百日草特別を1分47秒5で制しており、今回はむしろ遅い位。展開に恵まれたというよりは、現時点での力をフルに引き出しての勝利だった。ラジオNIKKEI杯2歳Sでの負け方からして控えてナンボの馬かと思ったが、京成杯を制したサンツェッペリンのようにいい脚を長く使うタイプのようだ。

 ナムラマースはこれまで通り勝負どころで追っ付けながらもラストで渋太く伸びてきた。加速の鈍さも相変わらず。やはり何かに先に抜け出られると苦しくなる。ただ今回は他より1kg余計に背負っており、力上位は十分示せたと思う。

 オーシャンエイプスは勝負どころでの反応が良く、持ったままで直線に向いた時点で楽勝かと思ったが、いざ追い出されてみるとサッパリ伸びなかった。時計をみるとコンマ4秒詰めているのだから、この馬にとっては前走より走っていることになる。このテの馬を吟味する場合、今回の出走馬が仮に同じレースに出ていたらどうなっていたかを推測すれば良いと思う。今回はその作業を怠ってしまった。


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