HOME > 重賞回顧 > 第41回共同通信杯

第41回共同通信杯(GIII)
2007年2月4日(Sun) 東京芝1,800M 3歳オープン 別定 (混)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 3 3 フサイチホウオー 牡3 57.0kg 安藤勝己 1.47.7 516kg(+10) 1
2 5 5 ダイレクトキャッチ 牡3 56.0kg 北村宏司 1.47.7 クビ 488kg(0) 5
3 7 7 フライングアップル 牡3 56.0kg 岩田康誠 1.47.8 1/2 506kg(+4) 3
4 1 1 ニュービギニング 牡3 56.0kg 武豊 1.48.1 1 3/4 444kg(0) 2
5   4 4 インパーフェクト 牡3 56.0kg 御神本訓史 1.48.5 2 1/2 496kg(-2) 6
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 13.1 - 11.4 - 11.4 - 11.7 - 12.5 - 12.9 - 11.7 - 11.2 - 11.8
上がり 4F 47.6 - 3F 34.7
2コーナー (2,*6,7)(3,5,8,9)(1,4)
3コーナー 9,6,7,8,2(3,5)4,1
4コーナー 9(6,7,8)(2,4,3)(1,5)

■レース回顧 捉えた獲物は逃さない・したたかな連勝続けるフサイチホウオー!
■レース解説

 ツカサラッキーがハナへ。フリオーソ、フライングアップルがこの直後に入る。フサイチホウオーは馬群の中、ダイレクトキャッチは後方を追走。ニュービギニングは最後方に下げるも先頭までは5馬身ほどの圏内。各馬一団のまま4コーナーを迎える。フサイチホウオーがフライングアップルの外を回して徐々に進出。ダイレクトキャッチは後方から大外、ニュービギニングは内を突いて直線に向く。先行集団の競り合いからまずはフライングアップルが抜け出す。直線半ばに差し掛かったところで外からフサイトホウオー、続いてダイレクトキャッチが接近。フサイチホウオーがフライングアップルを捉えて交わし、ダイレクトキャッチの強襲を退けてゴール。


■レース回顧

 3連単抜けハズレ。下手な連単は数打っても当たらん。さて、練炭でも買ってくるか…。(-_-)

 少頭数で逃げ馬不在。緩い流れになるのは目に見えていた。フライングアップルが先に抜け出し、これをフサイチホウオー、ニュービギニング、ダイレクトキャッチが追いかけるというのは大方の予想通り。展望で「ゆったりとした流れで得をするのは前につける馬であることは想像に易い」と書いておきながら、フライングアップルが3着を外すことを前提にした馬券を買ってしまったのは痛恨。ニュービギニングが4着に敗れたことで二重の痛手を蒙ってしまった。

 フサイチホウオーはスタート直後から周りを囲まれ、折り合いに苦慮するかと思ったがそうでもなかった。3コーナーで外に持ち出し、フライングアップルの外を回して直線へ。鞭が入ったところでヨレたり、追われてから頭が高くなるのは相変わらず。前の馬を交わした後は決して抜かせないというのも今まで通り。ゴール前で手綱を緩めてのフィニッシュも東京スポーツ杯2歳Sと同じだった。

 ダイレクトキャッチは大外を通って直線勝負。外に膨らんだり内にモタれたりと蛇行しながらの追い上げで、上がり最速の脚を繰り出しながらもフサイチホウオーには及ばなかった。実力で見劣っていても、直線ヨーイドンには適性があったようだ。

 フライングアップルはフサイチホウオーにほぼ無抵抗で追い抜かれていった。やはり後ろから一気に来られると苦しい。ダイレクトキャッチに対しては瞬発力性能の差が出た。1着と2着以下は着差以上の重みがあるが、2着と3着はコースやペースが変わればすぐ入れ替わる位の軽さだと思う。

 問題はニュービギニング。武豊騎手はスタート直後から手綱を動かしていったが、馬が全く行きたがらず今回も後方待機。勝負どころでの行きっぷりも悪く、瞬発力勝負で追い縋るのがやっと。全体的に走る気が見られなかった。この後キャリアを積んで変わってくるかどうか。


■このレースの展望へ ■ホームに戻る
Copyright (C) 2000-2010 競馬万事塞翁が馬 All Rights Reserved.