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第41回共同通信杯(GIII)
2007年2月4日(Sun) 東京芝1,800M 3歳オープン 別定 (混)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ニュービギニング 92 前走流れ向いたにしても圧巻。上がりの競馬課題。
2 2 フリオーソ 芝が向く向かない以前に能力が足りているか疑問。  
3 3 フサイチホウオー 96 幼過ぎるのが難点も結果を出している以上問題なし。
4 4 インパーフェクト 88 デビュー戦の圧勝劇薄らぐ。前走も負け過ぎな感。  
5 5 ダイレクトキャッチ 92 持続する末脚は府中向きも力不足の感は拭えない。
6 6 ツカサラッキー 80 芝も無理とは言わないがこの相手ではやはり辛い。  
7 7 フライングアップル 93 先に抜け出せそうなのは良い。距離延びて粘り利く。
8 8 マイネルブリアー 83 スタート下手。決め手あるだけに叩いて変われるか。  
9 ノワールシチー 77 ダートで勝ったとはいえ時計遅過ぎ。話にならない。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 重賞連勝は実力の証・三冠馬の弟に引導渡すかフサイチホウオー
■予想構築

 共同通信杯は前走で重賞を使って連対していた1番人気馬が強く、該当馬は過去21年(ダートで行われた'98年を除く、以下同様)で延べ13頭が出走して【8・4・0・1】(92.3%)、唯一連対を外したのは'88年4着サクラチヨノオー(前走・朝日杯3歳S1着)のみと抜群の安定感を示している。今年の1番人気はおそらくフサイチホウオー。父以上にお行儀が悪く、斜行等のリスクも覚悟しなければならないが、まともならば間違いなく勝ち負けだろう。

 共同通信杯のもう一つの特徴としては少頭数で流れが落ち着きやすい点が挙げられる。過去21年で出走頭数が最も多かったのは大波乱になった'99年の14頭で、例年は軒並み10頭前後。10頭以下だった年も8年ある。ゆったりとした流れで得をするのは前につける馬であることは想像に易い。

 ニュービギニングの前走は前後半で前半が4秒も速く、前が止まったところを突き刺したという見方も出来なくはない。ただサンツェッペリン(次走京成杯勝ち)も止まったように見えたのは事実。現時点では物凄く強い馬という可能性も捨てきれない。今回は差しで来るか、はたまた先行策を採るのか。ある意味フサイチホウオーよりも興味がある。

 フライングアップルはマイルのGIを使った後ということで追走はぐっと楽になる。フサイチホウオーとニュービギニングに先駆けて動けそうなのは良い。東京スポーツ杯2歳Sはフサイチホウオーに先に行かれ、自らは外を回す競馬。それでいて僅差の2着だから褒められていいだろう。

 ダイレクトキャッチは上記3頭に比べると格段に落ちる。少なくともニュービギニングに対してはコース替わりだけで逆転できるとは思えない。フサイチホウオーとニュービギニングの力関係は今のところ不明だが、ニュービギニングとダイレクトキャッチの勝負付けは済んだとみておきたい。

◎フサイチホウオー
○ニュービギニング
▲フライングアップル
△ダイレクトキャッチ


■馬券構築

 フサイチホウオーとニュービギニング2頭軸、いずれか1着固定の3連単流し。フライングアップルは2〜3着、ダイレクトキャッチは3着見当。

[3連単] フサイチホウオー→ニュービギニング→フライングアップル 30%
[3連単] フサイチホウオー→ニュービギニング→ダイレクトキャッチ 20%
[3連単] フサイチホウオー→フライングアップル→ニュービギニング 20%
[3連単] ニュービギニング→フサイチホウオー→フライングアップル 10%
[3連単] ニュービギニング→フサイチホウオー→ダイレクトキャッチ 10%
[3連単] ニュービギニング→フライングアップル→フサイチホウオー 10%


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