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第42回京都牝馬S(GIII) 2007年1月28日(Sun) 京都芝1,600M 4歳以上オープン 別定 (牝)(国際)[指定] |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 2 | 4 | ディアデラノビア | 牝5 | 54.0kg | 岩田康誠 | 1.33.0 | − | 434kg(0) | 1 |
2 | 7 | 13 | ウイングレット | 牝6 | 55.0kg | 田中勝春 | 1.33.7 | 4 | 474kg(-4) | 8 | |
3 | 6 | 11 | アグネスラズベリ | 牝6 | 54.0kg | 本田優 | 1.33.8 | 1/2 | 514kg(-2) | 3 | |
4 | 5 | 9 | サンレイジャスパー | 牝5 | 55.0kg | 幸英明 | 1.33.8 | クビ | 478kg(+2) | 4 | |
5 | △ | 5 | 10 | アクロスザヘイブン | 牝4 | 53.0kg | 川田将雅 | 1.33.8 | アタマ | 470kg(+2) | 9 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.5 - 10.9 - 11.4 - 11.9 - 11.5 - 11.1 - 11.9 - 11.8 上がり 4F 46.3 - 3F 34.8 3コーナー (6,*15)-(3,10,13)(5,7,11)16(2,4,9)14(1,8)-12 4コーナー (6,*15)(3,10,13)11(5,7)16(2,4,9)14(1,8)-12 |
■レース回顧 馬群の中で虎視眈々・大人になったディアデラノビア! |
■レース解説 横一線の先行争いからキープクワイエットが前に出る。マイネサマンサがこれに続く。アクロスザヘイブン、ウイングレット、ワディラムが好位を形成。アグネスラズベリはこれらの後ろ、ディアデラノビアは中団馬群の中を進む。ソリッドプラチナムは後方待機。マイネサマンサが僅かに先頭も、4コーナーにかけて各馬が接近。ほぼ一団の状態で直線に向く。横一線の追い比べから間を割ってディアデラノビアが抜け出し、そのまま勢い良く突き抜けて楽勝。 ■レース回顧 紐抜けハズレ。だから何で2着が抜けるのよ?!一遍氏んでこようかな…。orz 誰も行かないことを確認してからキープクワイエットが先陣を切り、マイネサマンサがこれを追いかける展開。見た目には消極的な先行争いだったが、その後の競り合いもあって1,000M通過58秒2は過去10年では最速のペース。息の入りにくい厳しいレースとなった。 ディアデラノビアは力尽きて下がってきたマイネサマンサのすぐ側を勢いよくすり抜けていった。掛かり癖のある馬を馬群の中に入れて落ち着かせ、直線で何のためらいもなく内に突っ込ませた岩田騎手の判断が光った。ただそれ以上にこのメンバーで54kgというのはどう考えても恵まれ過ぎ。1年半も負け続けていた馬が4馬身差で勝ったのがその証拠。 ウイングレットは先行集団の中で唯一最後まで踏ん張って2着。一昨年にも今回と同じローテで2着している。前走が力負けの感じがして狙いから外したが、ここまで人気が無いとは思わなかった。むしろコイウタが2番人気だったのは何かの間違いかと思った。結局先行集団の後ろを付いて回るだけの9着で、収穫らしいものは見当たらなかった。 アクロスザヘイブンはウイングレットと競り合う場面もみられたが、ラストは現状の力差が出た。アグネスラズベリは中団につけ、ゴール前で上手い具合に差し込んできた。しかし3着では本賞金への加算はゼロ。また除外との戦いを強いられそうだ。ソリッドプラチナムは後ろから2頭目を進んでいたのをみて泣いた。もうね、アホかと。馬鹿かと。距離が短かったと言われればそれまでだが…。 |