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第57回東京新聞杯(GIII) 2007年1月27日(Sat) 東京芝1,600M 4歳以上オープン 別定 (国際)[指定] |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ○ | 6 | 12 | スズカフェニックス | 牡5 | 56.0kg | 武豊 | 1.32.7 | − | 460kg(-4) | 1 |
2 | ◎ | 2 | 4 | エアシェイディ | 牡6 | 57.0kg | 安藤勝己 | 1.32.8 | 1/2 | 482kg(+2) | 2 |
3 | ▲ | 1 | 2 | イースター | 牡4 | 55.0kg | C.ルメール | 1.32.9 | 1/2 | 446kg(-2) | 5 |
4 | 3 | 6 | ホッコーソレソレー | 牡5 | 56.0kg | 蛯名正義 | 1.33.0 | 1/2 | 460kg(-10) | 6 | |
5 | 7 | 14 | グレイトジャーニー | 牡6 | 56.0kg | O.ペリエ | 1.33.0 | クビ | 464kg(0) | 8 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.5 - 10.8 - 11.5 - 11.7 - 11.8 - 11.3 - 11.1 - 12.0 上がり 4F 46.2 - 3F 34.4 3コーナー 15(8,11)(1,16)(5,7)(6,10)2(4,9,12)14,13 4コーナー (*15,11)(8,5,16)(1,7)6(2,10)(9,12)4,14,13 |
■レース回顧 宝の持ち腐れからの脱却・大外一気で突き抜けたスズカフェニックス! |
■レース解説 シベリアンホーク、キングストレイル、ダイワメンフィス、グランリーオの4頭が前に出る。キネティクス、ブラックバースピンがこの後につける。イースターは中団内、スズカフェニックスとエアシェイディがほぼ並んで後方を進む。シベリアンホーク先頭も好位は一団。直線に向き、キングストレイル、トールハンマー、キネティクスなどが横一線で並ぶ。そこへ大外からスズカフェニックスが強襲。内から鋭く抜け出してきたエアシェイディを抑え切る。 ■レース回顧 ○−◎−▲で3連複(30%)的中。スムーズな競馬が出来たかどうか、それだけの差でしたな。(-_-) 久々のシベリアンホークが好スタートを切り、これが先導するかというところへキングストレイルが食い下がってきた。課題のゲートをクリアしたダイワメンフィス、前に行かないとラチが開かないグランリーオも加わってハイペースが確定。結局これら先行勢は全滅、上がり3ハロン33秒台を繰り出した差し馬の独壇場となった。 スズカフェニックスとエアシェイディの勝敗を分けたのはコース取りの差に尽きる。スズカフェニックスは外寄りの枠を引いていつでも発進OKの位置取りだったが、エアシェイディは出たなりの位置で周りが壁になっていた。スズカフェニックスが大外で鞭を振るう中、エアシェイディは馬群の真っ只中で持ったまま立ち往生。ようやく前がバラけた時には、スズカフェニックスは既に加速した後だった。 イースターはトールハンマーとキネティクスの間に出来た隙間を突いて抜けてきた。ホッコーソレソレーやグレイトジャーニーがその後際どく追い上げてきていたことからするとまさに間一髪だった。中山金杯組はイースターに限らず着順以上に負けている馬が多く潜んでいそうで、これらの馬の取捨は慎重に行いたい。 ホッコーソレソレーはスタートを決めて中団につけたものの、流れが速過ぎたのか伸び切れなかった。相変わらず頭が高く、舌をベロベロ出してお行儀の悪いお馬さんである。グレイトジャーニーはいつも入着程度には来る。だからこそ穴人気するのだろうが、そもそも4〜5着では馬券にならない。ブラックバースピンは前に行けず、4コーナーで大外を回らされて終了。TVCMに出ただけで重賞を勝てるなら苦労しないということか。こういう馬は忘れられた時が一番怖い。 |