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第14回平安S(GIII)
2007年1月21日(Sun) 京都ダート1,800M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1   1 2 メイショウトウコン 牡5 56.0kg 石橋守 1.51.0 440kg(+10) 9
2 6 12 サンライズバッカス 牡5 56.0kg 安藤勝己 1.51.0 アタマ 486kg(+14) 3
3 7 13 シャーベットトーン 牡5 56.0kg 菊沢隆徳 1.51.2 1 1/4 522kg(0) 8
4   8 16 タイキエニグマ 牡6 56.0kg 福永祐一 1.51.2 アタマ 522kg(+12) 13
5 8 15 サカラート 牡7 57.0kg 武豊 1.51.3 1/2 482kg(+6) 5
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良)
ハロンタイム 12.3 - 11.5 - 13.4 - 12.9 - 12.1 - 12.2 - 11.8 - 12.3 - 12.5
上がり 4F 48.8 - 3F 36.6
1コーナー 3,9(1,5,13)(8,15)(10,14,16)11,12-(7,6)2,4
2コーナー 3(1,9)(5,13)(8,15)(10,14,16)11,12(7,6)(2,4)
3コーナー (*3,16)(1,13)15(9,5)(8,14)(10,11)-12(7,6)(4,2)
4コーナー (3,*16)(1,13)15,5(8,14)(10,11,12)9(7,6,2)4

■レース回顧 最後方で闘魂注入・全てを突き刺す差脚炸裂メイショウトウコン!
■レース解説

 エイシンラージヒルが押してハナを奪う。バンブーエール、クーリンガーも前に行く。シャーベットトーンは外の4番手、サカラートはこの直後につける。タイキエニグマがこの外を通って前へ取り付いていく。サンライズバッカス、フィールドルージュは中団後方、メイショウトウコンとエンシェントヒルは最後方待機。3コーナーを過ぎ、エイシンラージヒル、タイキエニグマの競り合いにシャーベットトーンが並びかけていく。直線に向き、タイキエニグマが単独先頭に替わる。直後からシャーベットトーンとサカラートが追い上げに入る。更に大外からサンライズバッカスとメイショウトウコンが急追。2頭が内の各馬を抜き去り、首の上げ下げのままゴール。


■レース回顧

 ハズレ。東に続きこちらも痛い外し方。まあ差し決着だったから仕方ないか…。(´-ω-`)

 エイシンラージヒルの逃げに数頭が付いていく想定通りの展開。途中からタイキエニグマが先行争いに加わったもののペースは上がらず、前はほぼ一団。4番手でしっかり折り合っていたシャーベットトーンが先頭に立つのは時間の問題かに思えた。

 直線に向いてすぐにタイキエニグマが馬群から抜け出したことで、先行勢の追い出しは僅かながら早くなった。シャーベットトーン、サカラート、エイシンラージヒルはタイキエニグマに追いつくだけで精一杯。クーリンガーは途中で付いて行けなくなった。差し決着になったのはタイキエニグマがレースを引っ掻き回したことに拠るところが大きいと思う。

 メイショウトウコンはエンシェントヒルと並んで最後方待機。京都のダートは時計が速く前が止まらないという常識を覆すかの如く、上がり3ハロン35秒1の豪脚をもって他馬を圧倒。軽めの追い切りは馬体重を戻すための方策だったのか。何はともあれこの決め手は凄い。フェブラリーSではかなり人気を集めそうだ。

 サンライズバッカスは大外を回り、直線一杯を使って追い込んで2着。最後は相手の勢いに飲まれたようだった。シャーベットトーンは地味に3着は確保。ベストの状態で臨んで負けたのだから、これは相手が悪かったとしか言い様がない。あわよくば先に抜け出したかったところだが…。フィールドルージュは4コーナーで押し通し。調教の気配が怪しかったこともあるが、ちょっとだらしない。追い込んでの2〜3着を評価し過ぎた感がある。


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