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第48回アメリカジョッキークラブC(GII)
2007年1月21日(Sun) 中山芝2,200M 4歳以上オープン 別定 (国際)[指定]
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 5 5 マツリダゴッホ 牡4 56.0kg 横山典弘 2.12.8 484kg(+2) 2
2   3 3 インテレット 牡4 56.0kg 後藤浩輝 2.13.6 5 480kg(+6) 5
3 7 7 シルクネクサス 牡5 57.0kg 松岡正海 2.13.7 3/4 500kg(-6) 6
4 4 4 インティライミ 牡5 57.0kg 柴田善臣 2.13.7 クビ 468kg(-4) 1
5 8 9 ジャリスコライト 牡4 56.0kg 北村宏司 2.13.7 ハナ 488kg(+10) 3
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良)
ハロンタイム 13.0 - 11.3 - 12.3 - 11.9 - 11.7 - 11.7 - 11.8 - 12.1 - 12.0 - 12.0 - 13.0
上がり 4F 49.1 - 3F 37.0
1コーナー 4,8,1(5,9)7,10-2,6,3
2コーナー 4-(1,8)-5,9-7-10-2,6,3
3コーナー 4=8-1,5-9(7,10)-(2,6)3
4コーナー 4-5-8,1,9(7,10)-3-(2,6)

■レース回顧 祭りは派手に艶やかに・4角スパートで勝負を決めたマツリダゴッホ!
■レース解説

 インテレットが出遅れ。インティライミが先頭に立つ。フサイチアウステルがこれに続く。マツリダゴッホは内の4番手、ジャリスコライトが直後を追走。シルクネクサスは中団待機。インティライミが快調に飛ばして隊列は縦長。3コーナーを過ぎたところでマツリダゴッホが一気に動き出し、前を行くインティライミとの差を詰めていく。直線に向き、マツリダゴッホがインティライミを交わして先頭。インティライミは程無く失速、シルクネクサスとジャリスコライト、更に大外からインテレットも加わって2番手は大混戦。マツリダゴッホがリードを広げたままゴール。


■レース回顧

 紐抜けハズレ。よしよし、紐も全部来てる。……ぁぁぁああqwせdrftgyふじこlp!!!○| ̄|_

 明確な逃げ馬不在ということで、インティライミが押し出されるような形でハナへ。2番手以降が絡んでくることもなく、労せずして単騎逃げが成立。しかしインティライミは脚を溜められず、次第に後続との差が開いていった。通常なら大逃げを打っても向こう正面から3コーナーで一旦は差が縮まるものだが、今回はその逆。オーバーペースだったのは否めない。

 4コーナーの大写しでインティライミの後方から猛追するマツリダゴッホの姿が見えた。この日の横山典弘騎手は直前まで人気馬を飛ばしまくりでフラストレーションが溜まっていたのか、どこか吹っ切れたような騎乗だった。インティライミの二の脚の存在を否定した豪快な追い上げもさることながら、先頭に替わった後も後続を突き放す強い内容。軸にしておいて何だが、ここまで千切って勝つとは思わなかった。

 マツリダゴッホの1着が決まった以上、次なる興味は2着争い。インティライミは依然2番手をキープ。シルクネクサス、ジャリスコライトがこれに迫ってきた。高め来い、ということでシルクネクサスを見ていると、外からインテレットが飛んできた。はい、残念。今回も4コーナーを持ったままで上がってきていた。縦長で前が早めに動く展開が嵌っただけと楽観視してみる。シルクネクサスは前走がフロックでないことが確認できただけでも収穫。

 インティライミは前走の復調気配を帳消しにする単調な競馬で完敗。逃げの手に出たのはともかく、ペース配分が滅茶苦茶。柴田善臣騎手も打つ手無しといった感じのコメントを出していた。前走は抜け出す直前まで馬群に入れていた分、折り合いが付いたということになるのだろうか。

 休み明け組はやはり全滅。ジャリスコライトは直線に向くまでに鞭が入っていたように、行きっぷりが今一つだった。フサイチアウステルは直線で息が持たず沈没。エアセレソンはスタートしてからずっとスタンドを向いて走っていた。


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