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第41回日刊スポーツ賞シンザン記念(GIII)
2007年1月8日(Mon) 京都芝1,600M 3歳オープン 別定 (混)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 7 7 アドマイヤオーラ 牡3 56.0kg 岩田康誠 1.35.1 448kg(-2) 3
2 7 8 ダイワスカーレット 牝3 54.0kg 安藤勝己 1.35.3 1 1/2 490kg(+2) 1
3 5 5 ローレルゲレイロ 牡3 57.0kg 本田優 1.35.7 2 1/2 470kg(-2) 2
4   1 1 エーシンビーエル 牡3 56.0kg 幸英明 1.35.9 1 1/4 522kg(+2) 7
5   6 6 ジャングルテクノ 牡3 56.0kg 四位洋文 1.36.5 3 1/2 446kg(-2) 6
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良)
ハロンタイム 12.6 - 11.2 - 11.8 - 12.3 - 12.3 - 11.7 - 12.0 - 11.2
上がり 4F 47.2 - 3F 34.9
3コーナー 2=1,8,6,7(5,9)(10,4,3)
4コーナー 2=1,8,6,7(5,9)(10,4,3)

■レース回顧 競り合いに持ち込み雪辱成功・弾丸の如く突き抜けたアドマイヤオーラ!
■レース解説

 エイシンイッキがハナに立つ。エーシンビーエルが単独2番手につける。アドマイヤオーラは中団前、この外にダイワスカーレット、内にローレルゲレイロがつける。エイシンイッキが後続を離して快調に飛ばす。3コーナーでダイワスカーレットが2番手を窺うように上がっていく。エイシンイッキ単独先頭のまま直線に向く。エーシンビーエルがエイシンイッキを捉えて先頭に立つも、直後からダイワスカーレットとアドマイヤオーラが競り合いながら抜け出す。最後はアドマイヤオーラがダイワスカーレットを突き放してゴール。


■レース回顧

 3連単1・2着裏抜けハズレ。オッズ見て3連複消しちゃったよ。m9(^д^)プギャー

 エイシンイッキが一気(?)に後続を突き放す強気の逃げ。ただ1,000M通過は60秒2と、見た目とは裏腹に流れ自体は緩かった。人気を分け合ったダイワスカーレット、ローレルゲレイロ、アドマイヤオーラの3頭はそれぞれ似たような位置取り。この中で先に動いたのはダイワスカーレットだった。アドマイヤオーラはこれを直後でぴったりとマーク。ローレルゲレイロは特に動く気配を見せなかった。

 ダイワスカーレットは手前を変えるのが遅れ、多少モタついていた。その間にアドマイヤオーラが抜群の手応えで並びかけてきた。先に抜け出しての大楽勝だった中京2歳Sとは一転して体を併せての追い比べになり、あっという間に1馬身半も突き放されてしまった。想定ではもっとスッと動ける馬だと思ったが…。距離はもう少しあったほうが良さそう。

 アドマイヤオーラはラストの鞭でロケットの如く加速。「(興奮気味に)バキューンっていう感じ」(岩田騎手、ラジオNIKKEI競馬実況HP)。何だかよく分からんけど、やっぱり凄かったらしい。瞬発力は半兄のアドマイヤジャパンよりも上。もっと速い流れになっても今回と同じ脚が使えるかが今後の課題。

 ローレルゲレイロはアドマイヤオーラとダイワスカーレットとの追い比べを前に見るだけで、全く勝ち負けに加われないままレースが終わってしまった。相手なりに走る馬の典型で、相手が転んでくれない限り勝つのは難しいと思う。


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