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第23回ラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)
2006年12月23日(Sat) 阪神芝2,000M 2歳オープン 馬齢 (混)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 3 3 フサイチホウオー 牡2 55.0kg 安藤勝己 2.02.1 506kg(-2) 1
2   8 11 ヴィクトリー 牡2 55.0kg 武豊 2.02.1 クビ 480kg(-4) 3
3 6 7 ナムラマース 牡2 55.0kg O.ペリエ 2.02.3 1 1/4 448kg(-6) 2
4   7 8 マイネルソリスト 牡2 55.0kg 岩田康誠 2.02.3 アタマ 502kg(-10) 6
5 4 4 アサクサキングス 牡2 55.0kg 四位洋文 2.02.5 1 488kg(-10) 4
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 13.0 - 11.3 - 12.3 - 12.3 - 12.5 - 13.0 - 12.5 - 11.8 - 11.5 - 11.9
上がり 4F 47.7 - 3F 35.2
1コーナー 5(8,11)1(3,7)(2,4)-9(6,10)
2コーナー 5(8,11)7-(1,3)(2,4)9,6,10
3コーナー 5,11,8(7,4)-3(2,9)(6,10)
4コーナー 5,11(8,7,4)3(2,9)10,6

■レース回顧 将来性豊かな腕白坊主・人気に応えたフサイチホウオー!
■レース解説

 マイネルダイナモがマイネルソリストを抑えてハナに立つ。マイネルソリストとヴィクトリーが2番手。ナムラマースがこの後ろにつける。フサイチホウオーはアサクサキングスと並んで中団を進む。ローズプレステージは最後方。3コーナーを過ぎ、アサクサキングスが進出開始。ナムラマースも徐々に動き出す。ヴィクトリーがマイネルダイナモに並びかけながら直線に向く。ヴィクトリーがマイネルダイナモを交わして先頭。アサクサキングス、ナムラマースが追いかけるところへフサイチホウオーが外から接近。内の各馬を交わし、ヴィクトリーをゴール前で捉える。


■レース回顧

 紐抜けハズレ。オイタが過ぎるけど、強いから大目に見ましょう。(´∀`)

 フサイチホウオーは中団で綺麗に折り合いがつき、4コーナーで満を持して進出。ラストでようやく気合いが乗って加速するというのは前走と同じ。左鞭を入れた直後に内へモタれ、アサクサキングスとナムラマースの進路を妨害したとして30分近い審議になったが、アサクサキングスらとの勢いの差が認められてそのまま確定。過去10年、このレースで1番人気に応えて勝ったのは'98年のアドマイヤベガのみ。父ジャングルポケットは'00年の2着馬。

 ヴィクトリーは今回も掛かり気味に追走。ただ暴走気味に行くところが無かったのは何より。直線で先に抜け出したのは必ずしもベストではなかったと思うが、今回はこれで仕方ない。レースの組み立てが出来るようになれば先々楽しみ。距離は長短いずれでも活躍できそう。

 ナムラマースは前走よりも積極的な位置取り、スムーズな追走が出来ていた。直線で加速が付いたところでフサイチホウオーに幅寄せされ、アサクサキングスと接触する不利を受けながらもゴール前で再加速して3着は確保。大跳びで力強い走法。

 マイネルソリスト、アサクサキングスは上位3頭と比べると力負けの印象が強かった。マイネルソリストは内を上手くすり抜けながらも及ばず。アサクサキングスは勝負どころで先に動いたツケか、先に抜け出すまでには至らなかった。フサイチホウオーに進路をカットされ、外へ進路を変えざるを得なかった点は考慮しておきたい。

 ローズプレステージは今回も後方から。進んで後方待機を選択しているわけではなく、単に行き脚が鈍いだけ。上がり3位の脚を使っているとはいえ、勝ち負けに加われず終いの9着は不満。薔薇一族の看板は同馬にとっては重荷でしかないようだ。


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