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第23回フェアリーS(GIII)
2006年12月17日(Sun) 中山芝1,200M 2歳オープン 馬齢 (牝)(混)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1   3 6 アポロティアラ 牝2 54.0kg 勝浦正樹 1.09.4 468kg(+6) 13
2   7 14 サンタフェソレイユ 牝2 54.0kg 北村宏司 1.09.6 1 1/4 432kg(+2) 6
3 2 3 ニシノマオ 牝2 54.0kg 太宰啓介 1.09.6 クビ 472kg(+2) 2
4 2 4 シベリアンクラシカ 牝2 54.0kg 田中勝春 1.09.6 ハナ 490kg(-8) 5
5 4 7 カノヤザクラ 牝2 54.0kg 上村洋行 1.09.7 クビ 514kg(-4) 3
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.0 - 10.3 - 11.2 - 11.8 - 11.4 - 12.7
上がり 4F 47.1 - 3F 35.9
3コーナー 1(4,7)(3,2,12)13(6,8,11)(9,10,15)14(5,16)
4コーナー (*1,4,7)(3,2,12)(8,13)(6,9,15)(5,11)10,14,16

■レース回顧 穴男勝浦の十八番・最内強襲アポロティアラで大波乱!
■レース解説

 メジロアダーラが若干出遅れながらも押し上げてハナを奪う。シベリアンクラシカが2番手、カノヤザクラ、マルターズクラシカ、ニシノマオ辺りも好位につける。アポロティアラは中団内、クーヴェルチュール、サンタフェソレイユは馬群後方を進む。馬群はほぼ一団、メジロアダーラが僅かに先頭の状態で直線に向く。シベリアンクラシカが内から抜け出し、外からカノヤザクラが追いかける。後方内からはニシノマオ、アポロティアラが接近。最内アポロティアラの脚色が良く、前で粘るシベリアンクラシカを交わして先頭。大外から一気に迫ったサンタフェソレイユら2番手以降を楽に抑えてゴール。


■レース回顧

 ハズレ。シベリアンクラシカも見せ場は作ったが…。アポロティアラって何やねん!ヽ(`Д´)ノ

 メジロアダーラがゲートのタイミングが合わず出遅れ。シベリアンクラシカが労せずして先頭かというところへメジロアダーラが盛り返し、前2頭が軽く競り合う形になった。この直後に人気の一角を占めたカノヤザクラ、ニシノマオが入る展開で前は厳しくなった。

 シベリアンクラシカは直線に向いてすぐ先頭に立ったが、その脚色は明らかに鈍かった。しかしカノヤザクラ、ニシノマオも意外に梃子摺ってなかなかやって来ない。なんかグダグダだなぁと思っていると、今度は最内から見慣れない勝負服の馬が突っ込んできた。アポロティアラですか。こんなんどうやって買えと?道中インでじっと待機、直線最内強襲と馬を巧みに操った勝浦騎手の腕を褒めるしかない。

 サンタフェソレイユは大外を回しながら確かな伸び脚を示し、ゴール前でシベリアンクラシカらを捉えて2着。キングストレイルの半妹ということで将来性ならアポロティアラよりも上か。シベリアンクラシカはメジロアダーラと共倒れにならなかっただけでもマシ。カノヤザクラ、ニシノマオの2頭は坂に差し掛かる前から既に勢いが無かった。

 クーヴェルチュールはスタートこそ正常だったが大外が影響して好位を奪えず、4コーナーで外を回さざるを得なくなっていた。やはりこのレースでは外枠の先行馬は評価を下げるべきなのかもしれない。サンタフェソレイユこそ大外を回して間に合ったが、この馬の場合は東京2戦で今回と同じような競馬をしていた。


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