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第23回フェアリーS(GIII) 2006年12月17日(Sun) 中山芝1,200M 2歳オープン 馬齢 (牝)(混)(特指) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | メジロアダーラ | 逃 | 91 | 同コースで逃げ切りあり。当時と同じ最内引き注目。 | |
2 | ノボスイーツ | 差 | 92 | 昇級後の2戦が物足りない。強調材料に欠ける。 | ||
2 | 3 | ニシノマオ | 先 | 95 | 終いまで追えたのは評価。時計上位で十分通用。 | ▲ |
4 | シベリアンクラシカ | 先 | 93 | 前走最内を立ち回り終いもしっかり。連闘だが注目。 | ◎ | |
3 | 5 | メイクユーハッピー | 先 | 90 | 新潟から間隔開いたのが問題。時計勝負も疑問。 | |
6 | アポロティアラ | 先 | 86 | 前走差し比べで沈没。巻き返すにもスピード不足。 | ||
4 | 7 | カノヤザクラ | 先 | 96 | 前走遥か後方から詰め寄るだけ。前につけて反撃。 | △ |
8 | デュークラヴィング | 先 | 87 | 緩い流れに助けられた感。芝の速さ比べでは劣勢。 | ||
5 | 9 | コスモチーキー | 差 | 93 | ジリジリとしか伸びない。鞍上はこれがラスト騎乗。 | |
10 | ウインアンジェラス | 先 | 90 | 直線半ばまで楽な手応え。スプリントがどうかだけ。 | ||
6 | 11 | ビーアデビル | 差 | 86 | 勝ち時計平凡。連闘策はおろか重賞挑戦も無謀。 | |
12 | マルターズクラシカ | 差 | 91 | 今回新馬勝ちの舞台だが快速馬揃い苦戦免れず。 | ||
7 | 13 | マイネペローラ | 先 | 87 | 新馬勝ち以降サッパリ。前に行けるがそれだけ。 | |
14 | サンタフェソレイユ | 追 | 93 | 前走は終い脚甘し気味。中山に戻り器用さ戻るか。 | ||
8 | 15 | クーヴェルチュール | 先 | 96 | 実質4勝。外枠問題ないとはいえ相対的に劣勢。 | ○ |
16 | アラハ | 逃 | 88 | ここ2戦全く良い所無し。距離短縮でも依然厳しい。 |
■レース展望 内枠の先行馬を狙え・得意のコースで勝負を賭けるシベリアンクラシカ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 出走馬のほぼ全てが最初で最後の重賞挑戦、勝ち馬ですら年明けの3歳戦で善戦した後、古馬が混じり出す頃には二桁着順のオンパレード。このレースを勝って後々活躍したと言えるのは'00年テンシノキセキぐらい。早熟馬決定戦としての意味合いが濃い一戦。 毎年テン3ハロンが33秒台前半を刻むハイペースで推移しているが、不思議と前崩れは起こらず、過去10年の連対馬20頭のうち14頭は4コーナーで4番手以内につけて押し切っている。但しこのうちハナを奪っての連対は'97年1着レディステラのみで、2〜4番手から粘り込めそうな馬が狙い目になる。
先手を奪うためにもう一つ重要になってくるのは枠順。上表の通り、内枠の先行馬が圧倒的なパフォーマンスを示している。差してくるにしても外を回していては間に合わず、内を突いて何とか届くといった感じ。 ここは連闘策でもシベリアンクラシカが面白い。中山芝1,200Mは2戦2連対、黒松賞は最内からグイグイ伸びる味のある競馬。昨年の勝ち馬ダイワパッションも黒松賞からの連闘だった(但しダイワパッションは黒松賞を勝っていたが)。 当初はクーヴェルチュールを軸に考えていたのだが、外枠を引いてしまったために評価を下げた。ニシノマオは小倉2歳Sで、カノヤザクラはかえで賞でそれぞれ速いところを見せたが、今回はラストに急坂が待ち受ける中山ということで一筋縄では行かないかもしれない。 ◎シベリアンクラシカ ○クーヴェルチュール ▲ニシノマオ △カノヤザクラ ■馬券構築 シベリアンクラシカから馬複流し。 [馬複] シベリアンクラシカ−クーヴェルチュール 40% [馬複] シベリアンクラシカ−ニシノマオ 30% [馬複] シベリアンクラシカ−カノヤザクラ 30% |