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| 第11回KBS京都賞ファンタジーS(GIII) 2006年11月5日(Sun) 京都芝1,400M 2歳オープン 馬齢 (混)(指定) |
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| 着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
| 1 | ◎ | 7 | 12 | アストンマーチャン | 牝2 | 54.0kg | 武豊 | 1.20.3 | (レコード) | 460kg(-6) | 3 |
| 2 | △ | 6 | 9 | イクスキューズ | 牝2 | 54.0kg | 藤田伸二 | 1.21.1 | 5 | 442kg(-2) | 2 |
| 3 | ○ | 8 | 13 | ハロースピード | 牝2 | 54.0kg | 吉田隼人 | 1.21.3 | 1 1/2 | 440kg(+4) | 1 |
| 4 | 6 | 10 | ハギノルチェーレ | 牝2 | 54.0kg | 四位洋文 | 1.21.3 | ハナ | 476kg(-2) | 7 | |
| 5 | 3 | 4 | ニシノマオ | 牝2 | 54.0kg | 太宰啓介 | 1.21.3 | アタマ | 470kg(0) | 8 | |
| ■各種レース指標 (天候：晴、馬場：良) |
| ハロンタイム 12.5 - 11.0 - 11.4 - 11.1 - 11.2 - 11.4 - 11.7 上がり 4F 45.4 - 3F 34.3 3コーナー 8,9,4,2(6,12)1(5,7)(3,13,11)-(14,10) 4コーナー 8-9-(4,12)-(2,1)(6,7)(3,5,13)11(14,10) |
| ■レース回顧 持ったままでスーパーレコード・恐るべき速さアストンマーチャン！ |
| ■レース解説 アドマイヤプルートがハナに立つ。ニシノマオ、トップコメット、ホットファッションといった辺りが2番手で続く。アストンマーチャンは中団の外へ控える。その内からイクスキューズが前へ押し上げていく。カノヤザクラ、ハロースピードは馬群の後ろを追走。アドマイヤプルートが先頭をキープしながら3コーナーの丘を下っていく。イクスキューズがこれを追いかけて2番手、アストンマーチャンも持ったままで3番手の外につける。アドマイヤプルートが勢いをつけて直線に向く。アドマイヤプルートが依然としてイクスキューズ以下に2馬身程リードするも、直線半ばで脚色が鈍り始める。イクスキューズが詰め寄ったところで外からアストンマーチャンが持ったままで接近、内2頭を瞬時に突き放して圧勝。 ■レース回顧 ◎→△→○で3連単(10％)、3連複(30％)的中。いやいや、速過ぎだって。(・∀・)ハヤイネ！ このレースの直前に行われた古馬準オープンの1,400M戦(桂川S)が1分19秒4で決着。もうこれは高速馬場を通り越して変態馬場。これだけ速いと流れに乗るだけでもキツい。それでいて前が止まってくれないのだから、持ち前の速さで対抗するしかない。 かえで賞でレコードをアシストしたアドマイヤプルートがここでも流れを作り、直線に向いて早速スパート。この段階でアドマイヤプルートを捉えられそうな位置にいたのはイクスキューズ、アストンマーチャン、ニシノマオの3頭だけ。これよりも後ろだった馬は単純に速さが足りていなかった、若しくは付いていくだけの余裕が無かったということだろう。 アストンマーチャンは丘の下りで勝手に加速が付き、気付けば単独3番手。その間も鞍上の手はピクリとも動かない。直線でイクスキューズを交わすところでようやく鞭が一発入ったが、その後は再び持ったまま。残り100Mは本当に何もしていない。それでいて勝ち時計1分20秒3はレースレコードを0秒9、カノヤザクラがかえで賞でマークしたレコードを0秒5上回るスーパーレコード。脚を曲げずにそのまま前へ放り投げるといった動作を高速で行う独特の走法が爆発的な加速と類稀な速さを生んでいる。 イクスキューズは距離短縮で迎えたここでも掛かり気味で、中団付近からぐんぐん上がっていった。ただ無理した感じはなく、直線に向いた際の手応えには余裕があった。イクスキューズも従来のレースレコードを0秒1上回る時計をマークしており、完敗とはいえ速さはみせた。 アストンマーチャンが独走、イクスキューズが2着を固めた後の3着争いは大混戦。力尽きたアドマイヤプルートにニシノマオが追い付き、更に大外から追い込み各馬が強襲。写真判定でハロースピードが僅かに前に出ていた。ハロースピードは出たなりの位置でレースを進めており、ここは付いて行くだけで精一杯といった内容。これは何もハロースピードに限ったことではなく、殆どの馬がそんな感じだった。 |