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第11回東京中日スポーツ杯武蔵野S(GIII) 2006年10月28日(Sat) 東京ダート1,600M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | △ | 8 | 15 | シーキングザベスト | 牡5 | 56.0kg | 勝浦正樹 | 1.35.3 | − | 470kg(-2) | 2 |
2 | 3 | 5 | サンライズバッカス | 牡4 | 57.0kg | 後藤浩輝 | 1.35.4 | 3/4 | 466kg(+4) | 6 | |
3 | 5 | 9 | フィールドルージュ | 牡4 | 56.0kg | 吉田豊 | 1.35.6 | 1 1/4 | 490kg(+14) | 8 | |
4 | 4 | 8 | ヒカルウィッシュ | 牡4 | 56.0kg | 横山典弘 | 1.35.6 | アタマ | 482kg(-4) | 7 | |
5 | ○ | 4 | 7 | フサイチリシャール | 牡3 | 54.0kg | 岩田康誠 | 1.35.7 | クビ | 492kg(-4) | 1 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.4 - 11.2 - 11.6 - 11.8 - 12.0 - 11.6 - 12.0 - 12.7 上がり 4F 48.3 - 3F 36.3 3コーナー 14,15(7,10,13,16)(1,4,5,12)(2,3)11-9,8,6 4コーナー 14,15(7,10,13)(1,4,5,12,16)(2,3)11(8,9)6 |
■レース回顧 府中マイルも問題無し・横並びから楽々抜けたシーキングザベスト! |
■レース解説 サンライズキングがハナを奪う。フサイチリシャールとシーキングザベストが並んで2番手。サカラートもこの内につける。外からマイネルモルゲン、サイレントディールも押し上げて好位は一団。サンライズバッカス、トーセンブライトはこれらの直後を追走。タイキエニグマは最後方待機。馬順変わらず、サンライズキング先頭のまま直線に向く。内からフサイチリシャール、外からシーキングザベストがサンライズキングに並びかけていく。この3頭の競り合いからシーキングザベストが抜け出して先頭に替わる。後続が続々と追い上げる中、シーキングザベストがリードを生かして押し切る。 ■レース回顧 ハズレ。サカラート走らなさ過ぎ。コイツも結構ムラがあるな…。(-_-) サンライズキングの楽逃げにフサイチリシャール、シーキングザベストがマークに入る展開。1,000M通過59秒0は例年に比べれば遅い位。直線での攻防も当初はこの3頭が演じていた。しかしよく見ると、この時に鞍上の手が動いていなかったのはシーキングザベストだけだった。 シーキングザベストは内2頭に競らせるだけ競らせておいて、一杯になったところで突き放してきた。間もなくサンライズキングが失速、続いてフサイチリシャールも力尽きて後退。労せずして独走となったシーキングザベストがサンライズバッカスらの強襲を凌いで先着。勝つには勝ったが、ラップが示す通りラスト1ハロンは脚が上がっていた。平均ペースで楽な追走が出来たことが勝因だろう。 ゴール前は後方待機勢が群がって突っ込んできたが、その中にあって逸早く抜け出してきたのがサンライズバッカスだった。直前の追い切り内容だけをみて消すというのは京成杯オータムハンデのステキシンスケクンでもやってしまったのだが、今回も同様のケースらしく、サンライズバッカスも1週前に直前よりも速い時計をマークしていた。 フサイチリシャールはこれまでの低迷を考えればこんなものなのかもしれない。あの父ですら初ダートのここは単勝2.3倍だった。一本被りのレースに出くわしたら、本当にそいつがそこまでの馬なのかを冷静に考えてみるべきだ。最近ではエプソムCのマチカネキララでも同じ目に遭った。 フィールドルージュ、ヒカルウィッシュ、タイキエニグマといった辺りは前の失速の恩恵に与ったのも事実。末脚の確実性は評価しておきたい。この一方でサカラートは好位につけておきながらサッパリ伸びず。スタートしてから行き脚がついてしまい、抑えにかかったのがマズかったように思う。 |