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第54回府中牝馬S(GIII) 2006年10月15日(Sun) 東京芝1,800M 3歳以上オープン 別定 (牝)(国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 2 | 3 | デアリングハート | 牝4 | 55.0kg | 後藤浩輝 | 1.47.5 | − | 424kg(0) | 2 |
2 | ▲ | 8 | 16 | サンレイジャスパー | 牝4 | 55.0kg | 中舘英二 | 1.47.5 | クビ | 470kg(+6) | 4 |
3 | ○ | 4 | 8 | ディアデラノビア | 牝4 | 55.0kg | 北村宏司 | 1.47.5 | ハナ | 434kg(0) | 1 |
4 | 5 | 10 | ウイングレット | 牝5 | 55.0kg | 木幡初広 | 1.48.0 | 3 | 478kg(+6) | 13 | |
5 | 7 | 15 | コスモマーベラス | 牝4 | 55.0kg | L.イネス | 1.48.0 | アタマ | 434kg(+4) | 6 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.7 - 11.2 - 12.1 - 12.6 - 12.3 - 12.4 - 11.6 - 11.0 - 11.6 上がり 4F 46.6 - 3F 34.2 2コーナー 17,1,3,10(2,15)14,9,16(4,8)(5,12)-(6,11,18) 3コーナー 17-3(1,10)(2,9,15)(14,16)(5,4,8,12,18)6,11 4コーナー 17-3(1,10)(2,9,15)(14,16)(5,4,8,12,18)6,11 |
■レース回顧 直線で追い出し待つ余裕の勝利・走る度に成長続けるデアリングハート! |
■レース解説 エイシンテンダーが外からハナを奪い、ヤマニンメルベイユとデアリングハートが直後につける。レクレドール、ヤマニンシュクル、サンレイジャスパーが並んで中団待機、ディアデラノビアはこれらの直後を追走。エイシンテンダー単独先頭のまま直線に向く。エイシンテンダーが依然先頭も、デアリングハートが持ったままで並びかけていく。直線半ばでデアリングハートが満を持して追い出し、完全に抜け出す。外からサンレイジャスパー、更に大外からディアデラノビアが追い上げ、これら3頭が内外離れた状態で並んでゴール。 ■レース回顧 ◎→▲→○で馬単(20%)、3連複(20%)的中。えっ、3連単万馬券だったの?(´・ω・`)ショボーン エイシンテンダーの楽逃げに各馬が従順してスローペース。デアリングハートは直後でくつろいでいた。有力馬は後方待機、3コーナーを過ぎても動く気配無し。読み通りだったとはいえ、デアリングハートに勝ってくださいと言わんばかりの展開に苦笑。後ろから行く馬が多かったら前行く馬を買えということがよく分かるレースだった。 デアリングハートは直線に向いてから暫くは完全に持ったまま。追い出しを極限まで我慢し、エイシンテンダーを捉えられる位置まで来てやっと動き始めた。長い直線を自らの力で短い直線に変え、綺麗に1,800Mを走り切った。今年は走る度に新たな一面を見せ続けている。かつての「旧友」で志半ばで逝ったラインクラフトに代わる活躍を期待せずにはいられない。 サンレイジャスパーは4コーナーで上手く外へ持ち出し、直線早い段階から追い出し開始。スパッと切れる脚は無いのだが、確実に前に迫れる脚を持っている。ディアデラノビアは馬群を捌くのに手間取り進出が遅れたのが痛かった。さすがに加速がついてからは速い。 レクレドールは内差しを狙ったようだが、仕掛けても馬が反応しなかった。札幌での活きの良さが嘘のようだ。特に長距離輸送が入る関東圏では結果を残せていない。ヤマニンシュクルは前からタレてきた馬を交わしただけ。やはり狭いコースで捲り差すというのがこの馬の持ち味だろう。 |