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第54回府中牝馬S(GIII)
2006年10月15日(Sun) 東京芝1,800M 3歳以上オープン 別定 (牝)(国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ヤマニンメルベイユ 92 前走レース間隔詰めて凡退。馬体維持が課題。  
2 リボンアート 90 目先を変えてこの距離使うも現状打開は困難か。  
2 3 デアリングハート 96 前走直線抜け出し独走。先行出来る強みある。
4 ヤマニンシュクル 98 小回り向き。長い直線での追い比べに不安残す。  
3 5 レクレドール 98 得意の札幌で2度好走。但し昨年はここで凡退。
6 ホウザングラマー 88 前走もぶっちぎりの最下位。もはや目的が不明。  
4 7 マドモアゼルドパリ 88 一気に相手強化。強気に行けても後が苦しい。  
8 ディアデラノビア 101 前走で底力確認。但し展開に左右される面あり。
5 9 ロフティーエイム 93 前走4角で行き詰まるもその後の失速は不満。  
10 ウイングレット 91 ローテに精彩欠く。全盛期の走りは望み難い。  
6 11 コアレスパティオ 92 届かない程度の差し込みばかり。力不足否めず。  
12 スプリングドリュー 90 後方一気の前走見事もここで再現は難しい。  
7 13 ジャッキーテースト (出走取消)
14 ライラプス 93 内差し得意。実績ある東京で見せ場作りたい。  
15 コスモマーベラス 98 どこでも相手なり。先に抜け出て粘れるかどうか。  
8 16 サンレイジャスパー 101 牡馬相手に速い時計で接戦。斤量は問題なし。
17 エイシンテンダー 85 単騎貫けそうだが丸一年振りでは息切れ心配。  
18 プリンセスドルチェ 78 前走余裕の勝ち上がりも今回は相手の質が違う。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 クイーンSで大きく成長・牡馬相手善戦馬に対抗するデアリングハート
■予想構築

 近年の路線整備で、古馬牝馬路線も1年通じて途切れることなく続くようになった。'00年にクイーンSが事実上新設される前の府中牝馬Sは、専ら牡馬と対等に渡り合ってきた馬が上位を独占していた。近年もこの傾向に変化は無いのだが、そこにクイーンSで好走してきた馬が加わって厚みを増した感がある

 デアリングハートは阪神牝馬Sで戦列復帰してから徐々に良化。クイーンSは早めスパートで後続を引き離す見栄えのよい勝ちっぷりで、ここに来て本格化した感がある。他の有力馬が軒並み後方脚質ということで、先に抜け出せそうなのは良い。

 牡馬相手に戦ってきた組ではオールカマー3着ディアデラノビア、新潟記念2着サンレイジャスパー、札幌記念2着レクレドールが有力。ディアデラノビアはオールカマーで先頭を奪いかねない勢いがあった。サンレイジャスパーは軽量だったとはいえ小倉記念で1分58秒2、新潟記念で1分57秒2は立派。レクレドールは滞在競馬が向いたこともあるが、札幌記念では一時先頭に躍り出る場面があった。

◎デアリングハート
○ディアデラノビア
▲サンレイジャスパー
△レクレドール


■馬券構築

 デアリングハートから馬単流し。デアリング−ディアデラ2頭軸の3連複流しを抑える。

[馬単] デアリングハート→ディアデラノビア 20%
[馬単] デアリングハート→サンレイジャスパー 20%
[馬単] デアリングハート→レクレドール 20%
[3連複] デアリングハート−ディアデラノビア−サンレイジャスパー 20%
[3連複] デアリングハート−ディアデラノビア−レクレドール 20%


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