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第41回デイリー杯2歳S(GII)
2006年10月14日(Sat) 京都芝1,600M 2歳オープン 馬齢 (混)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 4 4 オースミダイドウ 牡2 54.0kg 武豊 1.34.3 510kg(+4) 1
2   4 5 ローレルゲレイロ 牡2 54.0kg 本田優 1.34.4 1/2 458kg(+10) 2
3   3 3 マルカハンニバル 牡2 54.0kg 福永祐一 1.34.4 アタマ 462kg(+4) 5
4   1 1 クラウンプリンセス 牝2 54.0kg 小牧太 1.34.4 アタマ 438kg(-14) 6
5 7 11 マイネルソリスト 牡2 54.0kg 岩田康誠 1.34.5 1/2 500kg(-2) 4
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 11.9 - 11.3 - 12.1 - 12.1 - 11.9 - 11.1 - 12.0 - 11.9
上がり 4F 46.9 - 3F 35.0
3コーナー (*10,7)12(5,11,8)13,4(3,9)-2,6,1
4コーナー (*7,12)(10,11,8)(5,4,13)(3,9)2-1=6

■レース回顧 センスの良さを存分に発揮・中団待機も自由自在オースミダイドウ!
■レース解説

 メイショウバルドルが僅かにハナを奪う。外からアラハ、キングスデライトがこれを追いかけていく。ローレルゲレイロは好位の内、マイネルソリストがその外を進む。スナークトモクンは掛かり気味に追走。オースミダイドウは中団馬群の中で折り合いに専念。その後にアルシラート、マルカハンニバルがつける。クラウンプリンセスは最後方待機。3コーナー過ぎからの丘を下り、馬群が固まりながら直線に向く。メイショウバルドルは一杯、アラハとキングスデライトが並んで先頭。最内を突いたローレルゲレイロ、外からマイネルソリストが追い上げていく。これらが前で並んだところへオースミダイドウが外からすんなり交わし、最内で粘るローレルゲレイロ、馬群を割って伸びてきたマルカハンニバルらを抑えてゴール。


■レース回顧

 紐抜けハズレ。アルシラートを買い被り過ぎた。ローレルゲレイロ無印だし、完敗です。(-_-)/~~~

 スナークトモクンは無理に行かず中団からの競馬。オースミダイドウも手綱を締めて自制。押し出されるようにして先頭に立ったメイショウバルドルがレースを引っ張る展開。キングスデライトが絡んだことでスローペースにはならなかった。

 オースミダイドウは初めての控える競馬で首を上げて掛かる仕草をみせていた。丘の下りでペースが上がり出したところで落ち着き、直線に入ってからも暫くは持ったまま。残り100Mで先頭に立ち、ゴール前は手綱を緩めての楽勝だった。ここはどのような乗り方でも勝てただろうが、いつもと違うレース運びで連勝を継続できたのは大きい。さしずめ公開調教といった感じ。

 ローレルゲレイロは直線に向いたところですかさず内に切れ込んでいった。あと一押しが利かなかったのは距離延長の影響か。マルカハンニバルはオースミダイドウと同じ上がりの脚を使って及ばなかった。ただレース振りは新潟にいた時よりも向上している。クラウンプリンセスは直線に向いて実質最後方の位置取りでは届かずでも仕方ない。マイネルソリストは前に並びかけるところまでは良かった。

 アルシラートは勝負どころで他の馬に次々抜かれていたように、前の争いに加われないままレースが終わってしまった。マイルで行われるようになった'97年以降、1,200M戦を経由して連対した馬は5頭いるが、うち4頭はオープンクラスを経由した馬。残る1頭もキャリア3戦のファストタテヤマ。来年以降の判断材料に加えたい。


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