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第57回毎日王冠(GII)
2006年10月8日(Sun) 東京芝1,800M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 8 16 ダイワメジャー 牡5 58.0kg 安藤勝己 1.45.5 526kg(-6) 3
2   5 10 ダンスインザムード 牝5 56.0kg 北村宏司 1.45.5 クビ 488kg(計不) 2
3 7 13 ローエングリン 牡7 57.0kg 田中勝春 1.45.7 1 1/4 494kg(0) 9
4   6 12 マルカシェンク 牡3 55.0kg 柴田善臣 1.45.7 ハナ 510kg(+10) 6
5 2 4 カンパニー 牡5 58.0kg 福永祐一 1.45.7 ハナ 456kg(-8) 4
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.5 - 10.9 - 11.3 - 12.0 - 12.1 - 12.1 - 11.3 - 11.0 - 12.3
上がり 4F 46.7 - 3F 34.6
2コーナー 3(2,16)(7,8)10,13(1,9)12,4,15,11,14,5-6
3コーナー 3,16,2(8,10)7(9,13)(1,12)(4,15)11(5,14)-6
4コーナー 3,16(2,10)(8,13)(7,9)(12,15)(1,4)(5,11,14)-6

■レース回顧 不遇の府中でみせた快走・後方追撃を力で防いだダイワメジャー!
■レース解説

 3枠2頭と6枠2頭が出負け。メジロマントルとダイワバンディットがダッシュを利かせて飛び出す。メジロマントルがハナを奪ったところでダイワメジャーが大外から早々と2番手を確保。ロジックとアサクサデンエンが4番手、ダンスインザムードがこれらの外につける。ローエングリンは手綱を抑えて中団待機。マルカシェンク、テレグノシス、カンパニーは中団やや後方といった位置取り。各馬縦長になりながら3コーナーを通過。ダンスインザムードが外を回って動き始める。直線入口で全馬団子状態。ダイワメジャーが持ったままでメジロマントルを交わして前に出るも、直後からダンスインザムード、ローエングリン、グレイトジャーニーなどが加わり大混戦。ダンスインザムードがダイワメジャーを僅かに交わすも、ダイワメジャーがダンスインザムードをゴール手前で差し返す。


■レース回顧

 紐抜けハズレ。前有利でダイワメジャー推しといて、ダンスインザムード無印ってアホだ…。(´・ω・`)

 メジロマントルとダイワバンディットが勢い良く飛び出していくと、ダイワメジャーもこれについて行った。逃げ馬に離されすぎると直線追いつけなくなるので初めから強気に出たのは正解。1,000M通過は58秒8と少し速い程度。それでも後ろからは何も突付いて来なかった

 ダイワメジャーは直線に向いても暫くは持ったまま。展開が楽だったこともあるが、これまで5戦全敗の東京コースでダンスインザムードを差し返しての勝利は価値がある。「ノドが鳴っている感じはなかったです」(安藤騎手)というのも何より。札幌記念を制したアドマイヤムーン、同日の京都大賞典を制したスイープトウショウを交え、秋の盾争奪戦も混戦模様。

 ダンスインザムードは若干掛かり気味の追走。直線はダイワメジャーに幅寄せされながらも盛り返す芯の強いところをみせた。それにしてもこの馬を切ったのはアホだった。メジロドーベルやファインモーション、スイープトウショウが走らなかったからダンスインザムードも走らないなんて、こんなの予想放棄じゃないか!来週から更に気を引き締めて予想に取り組もうと思う。

 ローエングリンは田中勝春騎手が行きたいのを必死に抑えていたが、欅の向こうを過ぎた辺りで馬が痺れを切らせてスルスルと上がっていった。結果として早仕掛けの形になってしまったのは残念。マルカシェンクはローエングリンをあと一歩のところまで追い詰めた。距離は不問のようだが、ベストパフォーマンスはマイル〜2,000Mとみた。

 カンパニーは直線で窮屈になる場面がありながらの5着で及第点は付けたい。テレグノシスは相変わらず残り100Mを切ってからは速かった。サクラメガワンダーは大外を回した分、終いでガス欠。ただ途中の伸び方は迫力があった。ハットトリックは勝負どころで後ろに置かれるなど全体的に動きが重かった。アサクサデンエンは最内強襲を図るも途中で失速。中団待機では弾けないようだ。


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