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第57回毎日王冠(GII) 2006年10月8日(Sun) 東京芝1,800M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | サイドワインダー | 追 | 92 | 末脚は悪くないが差し切るまでの勢いにはない。 | |
2 | ダイワバンディット | 先 | 92 | 並ばれてもそこから粘る。但し距離はこなす程度。 | ||
2 | 3 | メジロマントル | 逃 | 98 | 展開は思いっきり楽。ただ相手も思いっきり揃う。 | |
4 | カンパニー | 差 | 100 | 久々と府中は良くない。適距離で巻き返したい。 | ○ | |
3 | 5 | オースミグラスワン | 追 | 96 | とにかく加速が鈍い。この相手では正直キツい。 | |
6 | クラフトワーク | 追 | 78 | 一時の重苦しさは消えたが勝ち負けにはまだ遠い。 | ||
4 | 7 | アサクサデンエン | 追 | 98 | 実績は申し分ないが流れ緩いと脚余す恐れあり。 | |
8 | ロジック | 差 | 88 | 前に行こうと思えば行ける。但しキレ負けは心配。 | ||
5 | 9 | グレイトジャーニー | 差 | 94 | 差し比べになると目立たない。ここでは荷が重い。 | |
10 | ダンスインザムード | 先 | 98 | 牡馬相手でも互角。海外帰りの臨戦過程がどうか。 | ||
6 | 11 | ハットトリック | 差 | 98 | 状態は上向き。背負い慣れない斤量との戦いか。 | |
12 | マルカシェンク | 差 | 90 | 距離短縮はプラス。瞬発力勝負なら浮上余地あり。 | ||
7 | 13 | ローエングリン | 追 | 90 | 脚質転換で走る気が湧いてきた。勢いあり注目。 | △ |
14 | サクラメガワンダー | 追 | 86 | レース振りに精彩欠く。後方で脚溜める必要あり。 | ||
8 | 15 | テレグノシス | 追 | 96 | ゴール前で一伸びする。直線長いコースは有利。 | ▲ |
16 | ダイワメジャー | 先 | 99 | 昨年は好スタートが仇。今年も展開は向きそう。 | ◎ |
■レース展望 後ろから行く馬多けりゃ前行く馬を買え・楽に行けりゃ府中もこなせるダイワメジャー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 出走馬16頭全てが重賞ウイナー、うち6頭がGI勝ち馬と、今年も昨年に劣らず多士済々の好メンバーが揃った。ええい、ハッキリ言わせてもらおう!分からん(笑)。こんなの獲れる奴いるのか?少なくとも印4つではカバーし切れません。まあボヤいていても始まらないので、とりあえず過去の傾向を用いた消去法で絞りをかけていくことにする。
3歳馬は過去10年で延べ10頭が出走して【0・1・2・7】(10.0%)。グレード別定戦なので、年が明けてからGIを勝っているともれなく2kgの重りがついてくる。このレースの後にジャパンCを勝つことになるエルコンドルパサー、天皇賞秋を勝つことになるバブルガムフェローは別格とすると、やはり3歳馬には厳しいレースなのではないだろうか。57kgを背負わされるロジック、瞬発力タイプのマルカシェンク、休み明けは野暮ったいサクラメガワンダーは全て見送り。
ローテーションでは宝塚記念か安田記念から直行してくる馬が優勢。過去10年でこれらの馬が連に絡まなかったのは外国馬と川崎記念から9ヶ月振りだった馬とで決着した'96年と、夏競馬を使った馬同士で決着した'01年の2回。大混戦だった昨年も実は宝塚記念(5着)と安田記念(6着)の組み合わせだった。軸候補はカンパニー、アサクサデンエン、ハットトリック、ダイワメジャーの4頭。 ただでさえ開幕週なのに前に行く馬が手薄ということで、ここはダイワメジャーに期待してみたい。昨年は好スタートからそのまま先頭に立たされ、途中でコスモバルクに絡まれて終了。喉鳴りの馬なので無茶をするとすぐに息が上がってしまう。直線が長い新潟でも2着したことがある('05年関屋記念)ので、楽に行かせてもらえば東京でも残れると思う。少なくとも安田記念よりは楽。 カンパニーは宝塚記念を距離不適で落としたようなものなので、得意の1,800Mに戻るここは買いで良いだろう。昨年は重賞未勝利だったが、そこから1年かけて2勝。ハットトリックは春先に比べて動きが一変してきた。勝つか負けるか両極端な馬なので注意したいが、休み明けで59kgを背負わされるのはやはりキツい。アサクサデンエンはハイペースで突き抜ける脚を持つ馬で、スローが見込まれるここは脚を余しそうな感じがする。 その他ではテレグノシスとローエングリンに注目してみたい。テレグノシスは相手が軽かった関屋記念でも負けてしまったが、ゴール手前で一段と伸びる脚は健在だった。ローエングリンは関屋記念で出遅れたついでに追い込んでみたところ、何とテレグノシスを上回る上がりを繰り出してしまった。前走でも追い込みを試してみると上がり最速。何なんだコイツは。意味が分からんので抑えてみる。 ダンスインザムードは馬なり調教主義の藤沢さんの管理馬で、ここもそれに違わずの仕上げ。牝馬はメジロドーベル('96年6着)、ファインモーション('03年7着)、スイープトウショウ('05年6着)ですら負けているので、ダンスインザムードも要らないでしょう。 ◎ダイワメジャー ○カンパニー ▲テレグノシス △ローエングリン ■馬券構築 ダイワメジャーから馬複・3連複流し。 [馬複] ダイワメジャー−カンパニー 30% [馬複] ダイワメジャー−テレグノシス 20% [馬複] ダイワメジャー−ローエングリン 20% [3連複] ダイワメジャー−カンパニー−テレグノシス 10% [3連複] ダイワメジャー−カンパニー−ローエングリン 10% [3連複] ダイワメジャー−テレグノシス−ローエングリン 10% |