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第40回スプリンターズS(GI)
2006年10月1日(Sun) 中山芝1,200M 3歳以上オープン 定量 (国際)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 7 13 テイクオーバーターゲット セ7 57.0kg J.フォード 1.08.1 518kg(+6) 1
2   2 4 メイショウボーラー 牡5 57.0kg 福永祐一 1.08.5 2 1/2 488kg(-2) 10
3   1 2 タガノバスティーユ 牡3 55.0kg 勝浦正樹 1.08.5 クビ 510kg(+6) 16
4 7 14 サイレントウイットネス セ7 57.0kg F.コーツィー 1.08.5 アタマ 576kg(計不) 3
5   5 9 ベンバウン セ5 57.0kg D.オドノヒュー 1.08.6 クビ 526kg(計不) 11
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:小雨、馬場:良)
ハロンタイム 12.0 - 10.1 - 10.7 - 11.6 - 11.5 - 12.2
上がり 4F 46.0 - 3F 35.3
3コーナー (*13,14,15)-(4,9)(3,5,7)(8,12)(1,10,16)(2,6,11)
4コーナー (*13,14)15(4,9)(3,5,7)8(1,12,16)10(2,6,11)

■レース回顧 叩き2戦目で真価を発揮・南半球からやってきた超特急テイクオーバーターゲット!
■レース解説

 サイレントウイットネスがスタートを決めて前に出るも、両側からテイクオーバーターゲットとステキシンスケクン、内からメイショウボーラーが加わり前4頭が並ぶ。少し置いてシーイズトウショウ、ベンバウン、レザークが続き、オレハマッテルゼがこれらの直後につける。チアフルスマイルとビーナスラインはこの後ろ、中団につける。メイショウボーラーが下げて前は3頭が譲らず3コーナーを通過。後続が詰め寄り、各馬ほぼ一団で直線に向く。テイクオーバーターゲットが真っ先に抜けて単独先頭。直後からメイショウボーラー、サイレントウイットネスが追いかけるも差は詰まらない。2番手以降は俄かに混戦になるも、テイクオーバーターゲットは更にリードを広げて楽勝。


■レース回顧

 ハズレ。4コーナー、オレマチとシーイズの併せ馬に一瞬心がときめいたが…。(-_-)

 サイレントウイットネス、テイクオーバーターゲット、ステキシンスケクンが互いにハナを譲らずガリガリ突き進むという激しい展開。4コーナー手前でステキシンスケクンが一杯になって下がり始めたが、テイクオーバーターゲットとサイレントウイットネスは持ったまま。何なんだコイツらは。

 そしてテイクオーバーターゲットが満を持して進出。ゴール前は更に突き放した。セントウルSはシーイズトウショウとその他が完全に分かれたが、今回はテイクオーバーターゲットとその他がこの状態。セントウルSが情けない内容だったので疑ってみたのだが…。目の前にニンジンがぶら下がってりゃ、そりゃ走るわな。香港スプリントも優勝して100万ドル持ってけドロボー。ちなみに香港スプリントは今年から直線コース(1,000M)から向こう正面からの発走(1,200M)に変わる。

 日本のエース(?)、オレハマッテルゼとシーイズトウショウも持ったままで外を回ってきた。赤い帽子と青い帽子が仲良く並んでやってきたのをみて一瞬心がときめいたが、直線でサッパリ伸びなかった。シーイズトウショウはやっぱり坂がダメなのか…。オレハマッテルゼはシーイズトウショウ以上に追われてからの反応が鈍かった。馬体重が減っていたのも影響したのかもしれない。

 サイレントウイットネスは直線に向くまでテイクオーバーターゲットと互角の競り合いを演じていたが、相手が先に抜け出してからは何も出来なかった。昨年までは間違いなく最強のスプリンターだった。沙羅双樹の花の色、ってやつか。この後はホームの香港でテイクオーバーターゲットと再戦することになるだろうが、一矢報いるのは正直キツイだろう。

 2着以降はダンゴで、コンマ5秒の間に13頭が納まった。その大混戦でクビ一つ分抜けたのはメイショウボーラーだった。セントウルS前の追い切りから徐々に良くなっていたのは分かっていたが、トーシローの私には手が出なかった。激しい先行争いから一旦手を引いて、直線最内から駆け上がってきたのは見事だった。

 タガノバスティーユは最後方待機&内ラチ一杯のイン突きが完璧に嵌った。同じく内を立ち回ったビーナスラインもいい感じだったが坂のところで脚が止まっていた。チアフルスマイルはこのメンバーで後ろから外を回していてはまず届かない。


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