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第41回札幌2歳S(GIII)
2006年9月30日(Sat) 札幌芝1,800M 2歳オープン 馬齢 (混)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 6 8 ナムラマース 牡2 54.0kg 藤岡佑介 1.49.7 454kg(+6) 1
2 4 4 アドマイヤヘッド 牡2 54.0kg 岩田康誠 1.49.8 1/2 448kg(-2) 5
3 7 9 イクスキューズ 牝2 54.0kg 北村宏司 1.49.8 ハナ 444kg(+2) 2
4   6 7 フサイチオフトラ 牡2 54.0kg 藤田伸二 1.49.9 1/2 478kg(-6) 4
5   7 10 ガルヴァニック 牡2 54.0kg 川島信二 1.50.2 2 490kg(+12) 8
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良)
ハロンタイム 12.3 - 11.4 - 12.6 - 12.8 - 12.8 - 12.2 - 11.9 - 11.6 - 12.1
上がり 4F 47.8 - 3F 35.6
1コーナー (2,3,*9)7,4,8(6,11)-(1,10)(5,12)
2コーナー 9-(2,3)(4,8,7)-(6,11)-10,1,12,5
3コーナー 9,2,3(4,7)8(6,11)(10,12)1,5
4コーナー 9(4,3,7)8,2(6,10,11)(1,12)5

■レース回顧 ゴール前で大きな伸び脚・力で捻じ伏せ3連勝ナムラマース!
■レース解説

 ビービーガルダン、ニシノプライドらが前を窺うところへ外からイクスキューズが交わしてハナを奪う。アドマイヤヘッドは好位集団の内、ナムラマースとフサイチオフトラがその外につける。ガルヴァニックは後方待機。3コーナーを過ぎたところでニシノプライドが前を捉えにかかる。フサイチオフトラも捲り気味に進出開始。イクスキューズは依然持ったまま、単独先頭で直線に向く。アドマイヤヘッドが内から抜け出して前を追う。外からはフサイチオフトラもやってくる。ゴール前でこれら3頭が並んだところへナムラマースが強襲、まとめて抜き去る。


■レース回顧

 ◎→△→○で3連単(10%)、3連複(30%)的中。正直負けたと諦めていました。(^-^;)

 ビービーガルダンが好発進を決めたものの、ハナを奪ったのはコーナーワークで前に出たイクスキューズだった。ビービーガルダン、ニシノプライド共にイクスキューズを追いかけず、道中はイクスキューズの溜め逃げで淡々と流れた。イクスキューズは楽な手応えを生かし、直線真っ先に抜け出していった。

 ナムラマースは馬群の中で浮き足立つなど、スムーズな追走ではなかった。勝負どころでは前が壁になり、已む無く大外へ。先頭で二の脚を使うイクスキューズはおろか、すぐ前にいたフサイチオフトラとの差も一向に詰まらない。手応えは一杯。はい、終わった。…と諦めていたら、ラストで一気に突っ込んできた。跳びの大きな馬らしい、力強い伸び脚だった。

 アドマイヤヘッドは新馬戦と同様、最内で脚を溜めに溜めての直線勝負。ただこの距離では思ったようには弾けなかった。ラストはイクスキューズの逃げバテに救われた格好。小足を使うタイプなので距離は短いほうが良い。イクスキューズは先頭で上手く脚を溜められたが、ここではナムラマースが一枚上手だった。

 ニシノプライドは4コーナーで鞭全開という時点で終了。ここで主導権を奪えるほどの馬ではなかった。フサイチオフトラは早仕掛けで脚が上がってしまった。ビービーガルダンはハナを奪えなかったとはいえ負け過ぎ。ガルヴァニックはこの展開で後ろから行った時点でキツかった。今回はナムラマースの位置取りで届くかどうか微妙だった。


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