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第38回函館2歳S(GIII) 2006年8月6日(Sun) 函館芝1,200M 2歳オープン 馬齢 (混)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 7 | 14 | ニシノチャーミー | 牝2 | 54.0kg | 四位洋文 | 1.10.3 | − | 462kg(+2) | 7 | |
2 | 6 | 11 | ローレルゲレイロ | 牡2 | 54.0kg | 本田優 | 1.10.5 | 1 1/4 | 448kg(-2) | 5 | |
3 | 8 | 16 | シャルトリューズ | 牝2 | 54.0kg | 津村明秀 | 1.10.5 | クビ | 462kg(-4) | 8 | |
4 | △ | 6 | 12 | マイニングゴールド | 牡2 | 54.0kg | 安藤勝己 | 1.10.6 | 1/2 | 460kg(+6) | 6 |
5 | ▲ | 5 | 9 | シャルロットノアル | 牝2 | 54.0kg | 岩田康誠 | 1.11.1 | 3 | 464kg(0) | 4 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.0 - 10.8 - 11.4 - 11.7 - 12.3 - 12.1 上がり 4F 47.5 - 3F 36.1 3コーナー (*6,11)(2,8,16)4(12,14)(3,5,13,15)7,9,1 4コーナー 11(6,16)(4,8,14)(2,12)(3,15)(5,13,9)(7,1) |
■レース回顧 ロングスパートで他を圧倒・意外にもモノが違ったニシノチャーミー! |
■レース解説 シャルトリューズが好スタートから先手を窺うも、内からローレルゲレイロが押し上げてハナを奪う。その直後、エーシンダームスンがローレルゲレイロを追い抜いて早くも先頭に立つ。2番手はローレルゲレイロ、ガールズポップらが一団で追走。インパーフェクトは中団馬群、ニシノチャーミーはマイニングゴールドと馬群の外を追走。シャルロットノアルは後方から捲り上げる形で徐々に進出の構え。4コーナー手前でローレルゲレイロが先頭に替わり、全馬一団のまま直線に向く。ローレルゲレイロ、シャルトリューズが抜け出したところへ外からニシノチャーミーが接近。反応良く内の2頭を交わし、差を広げつつゴール。 ■レース回顧 ハズレ。エーシンダームスン、疲れたろう。僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ…。(-_-) 今年は「芝で逃げて圧勝した馬」が不在で、上位人気が拮抗。その中で1番人気に推されたのは外国産馬エーシンダームスン。好位から抜け出すセンス、勝ち時計、着差、相手関係どれを取っても優秀。最低でも2着は確保してくれるかなと思った。新馬戦だけであれこれ推測するほうが間違っているのかもしれないが、14着はあんまりだと思った。コメントする気にもならない。 ローレルゲレイロがハナに立ったのも束の間、エーシンダームスンが一気に加速して早々と先頭に立ってしまった。これが仕掛けとするならば明らかに早い。ローレルゲレイロはこれに応酬することなく2番手を追走。1,000M通過は58秒2とそこそこ速い程度。しかし4コーナーから直線に向いた際、エーシンダームスンには手応えが残っていなかった。 ニシノチャーミーは他馬に揉まれることなく外を回り、3コーナーを過ぎたところから一気にスパート。馬場の良い外を通ってそのまま突き抜けていった。最終週で勝ち時計1分10秒3、上がり最速35秒6もさることながら、長くいい脚を使っての勝ち方は見栄えがした。マイル位までなら十分守備範囲だろう。 ローレルゲレイロはテンが速く、激しい先行争いであっさりとハナを確定。途中でエーシンダームスンに譲り、4コーナーで再度先頭を奪い返す力技を披露。前走はインパーフェクトよりも先に手が動いての完敗だったが、そこから中1週でよく立て直してきた。 シャルトリューズはスタートを決めて好位を取れたのが大きかった。勝負どころでニシノチャーミーと同じタイミングで進出開始。ローレルゲレイロを交わしそうな手応えにありながら、並びかけたところで脚が止まって3着まで。他場転戦組で8番人気、これもよく走った。 マイニングゴールドは直線に向いたところで前を走っていたマイネペローラに接触。ラストいい感じで伸びてきたが及ばなかった。シャルロットノアルは位置取りが後ろ過ぎ。やはり前走は出遅れが嵌っただけだったようだ。ゼットカークは直線で前に突き放されて終了。インパーフェクトは札幌2歳Sで人気が落ちていたら狙ってみても良いと思う。 |