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第42回七夕賞(GIII)
2006年7月9日(Sun) 福島芝2,000M 3歳以上オープン ハンデ (国際)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1   2 4 メイショウカイドウ 牡7 59.0kg 武豊 1.59.3 524kg(-3) 3
2   3 6 コンゴウリキシオー 牡4 57.5kg 岩田康誠 1.59.5 1 1/4 500kg(-6) 1
3 4 8 グラスボンバー 牡6 57.5kg 勝浦正樹 1.59.8 1 3/4 478kg(+2) 2
4 8 16 サザンツイスター 牡6 54.0kg 小牧太 1.59.9 1/2 474kg(+4) 5
5   5 10 ホオキパウェーブ 牡5 57.5kg 田中勝春 2.00.0 3/4 490kg(+10) 10
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良)
ハロンタイム 12.4 - 11.5 - 11.8 - 11.6 - 11.7 - 11.7 - 11.8 - 12.0 - 12.1 - 12.7
上がり 4F 48.6 - 3F 36.8
1コーナー 6-2(5,12,7)(4,10)(14,15)(1,8,13,16)11(9,3)
2コーナー 6-2,4,5(7,10)(12,14)(1,8)(13,15)16(11,3)9
3コーナー 6-2(4,14,5,7)10,8(1,12,15)(13,16)3,11
4コーナー 6-(4,2)7(8,14,10)5(1,15)(13,16)(12,11,3)

■レース回顧 暑い夏が俺を走らせる・福島でも変わらぬ強さメイショウカイドウ!
■レース解説

 コンコウリキシオーがハナを奪う。タガノマイバッハがインコースを通って2番手につける。3番手はエクスプロイトとメイショウカイドウが併走。ホオキパウェーブが早めの6番手、グラスボンバーは中団内につける。サザンツイスターは馬群後方、コンラッドは最後方待機。コンゴウリキシオーが単独先頭で3コーナーを通過。タガノマイバッハ、メイショウカイドウ、ダイワバンディットら2番手集団が一斉に動き始める。コンゴウリキシオーが依然先頭のまま直線に向く。メイショウカイドウが外を回って単独2番手に上がり、コンゴウリキシオーとの差を詰めていく。直線半ばでこれを捉えて突き放す。


■レース回顧

 ハズレ。はいはい強い強い。何か予想するのがアホらしくなってきた…。ヽ(`Д´)ノウワァァァン

 軽ハンデ馬を交えた先行争い…のはずが、コンゴウリキシオーがあっさり抜け出して単独先頭。エクスプロイトは何故か追っていかない。ダイワバンディットも後ろに下がってしまった。逃げ馬は注目されると(人気を集めてしまうと)何一つ良いことが無いというのは他と実力が伯仲している時であって、他が雑魚だと意味を成さないことがよく分かった。

 メイショウカイドウは59kgを背負わされて悠長に構えている訳もなく、当然のように積極策を敢行。4コーナーで鞭が入ったのはいつもと同じ。馬場の良い外へ持ち出し、勝ちパターンに入っていたコンゴウリキシオーを力で捻じ伏せた。終始追っ付け通しでスマートな勝ち方とは言えないが、5ヶ月振りの実戦だったことを考えればこれで十分。次走は小倉記念が濃厚。もはやハンデは何kgでも構わない。

 コンゴウリキシオーは前走よりも早めの逃げを展開。特段気負うところはなく、一時後続に5馬身程のリードをつけた場面でも無理した様子は無かった。単独で馬場の中央を通って粘りかけた辺りは強くなっている証拠。

 グラスボンバーは内を綺麗に立ち回っての追い上げ。多少馬場の悪いところを通らされたがこの際関係ない。「走りはスムーズだったし、不利は特になかったんだけど…ダメだったね。これと言ってどこがどうだ、というところもないんだけど…」(勝浦騎手)。敢えて言うなら、敗因は時計が速かったことにありそうだ。ラストはレースを引っ張ったコンゴウリキシオーよりも脚色が鈍っていた。

 サザンツイスターは上がり最速の脚を使って差し込んできた。重賞勝ち馬に混ざっての4着は褒めて良いのかもしれない。ホオキパウェーブは積極策で掲示板入り。4コーナーで大外を回しての追い上げでラストは脚が上がったが、やる気は取り戻しつつあるようだ。次走からは注意が必要か。

 コンラッドは位置取りが杜撰過ぎ。4コーナー最後方から内を突こうとして前が詰まって万事休す。大先生はチョイ差し専門で、追い込み馬に乗らせると本当に下手糞だ。カナハラドラゴンは向こう正面で競争中止(予後不良)。昨年の七夕賞で軸にした馬。合掌。


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