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第55回ラジオNIKKEI賞(GIII) 2006年7月2日(Sun) 福島芝1,800M 3歳オープン ハンデ (混)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 1 | 2 | タマモサポート | 牡3 | 54.0kg | 津村明秀 | 1.50.5 | − | 476kg(+6) | 5 | |
2 | △ | 5 | 10 | ソングオブウインド | 牡3 | 54.0kg | 田中勝春 | 1.50.8 | 2 | 468kg(-2) | 2 |
3 | ▲ | 2 | 3 | ステラマドレード | 牝3 | 51.0kg | 村田一誠 | 1.50.8 | ハナ | 402kg(-6) | 12 |
4 | 8 | 16 | トウショウシロッコ | 牡3 | 56.0kg | 吉田豊 | 1.50.9 | 1/2 | 460kg(-10) | 1 | |
5 | 5 | 9 | マイネサンサン | 牝3 | 50.0kg | 大野拓弥 | 1.51.0 | クビ | 464kg(+2) | 13 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:重) |
ハロンタイム 12.5 - 11.2 - 11.8 - 12.6 - 12.4 - 12.1 - 12.5 - 12.1 - 13.3 上がり 4F 50.0 - 3F 37.9 1コーナー 14(11,12)(5,13)2(4,15)(3,7,8)10(1,6,16)-9 2コーナー 14(5,11)2(12,13)4(3,1,15)7(8,10)6,16,9 3コーナー 14-(5,11)(3,2,1,12,13)(15,8)(4,10)7,16,6,9 4コーナー 14,2,3-(5,12,15,11,13)(1,8,10)(4,7)16(6,9) |
■レース回顧 道中の折り合いが生んだオート進出・直線快適タマモサポート! |
■レース解説 ニシノアンサーが出を窺うところへ、外からリファインドボディが積極果敢にハナを奪う。ニシノアンサー、マルターズマッシブが2番手で併走。リメインオブザサン、タマモサポート、トップオブツヨシも前につける。ステラマドレードは中団内、アサクサゼットキ、ソングオブウインドは後方を進む。トウショウシロッコ、アマノトレンディーはその後ろ。リファインドボディが単独先頭で3コーナーを通過。タマモサポートが早めに進出、単独2番手に上がって尚も前を追う。ソングオブウインド、トウショウシロッコ、マイネサンサンらが大外を回し、後方は横一線になりながら直線に向く。タマモサポートが内で粘るリファインドボディを交わして先頭。直後からはステラマドレードが抜け出してくる。ソングオブウインド、トウショウシロッコなども大外から追い上げるが、タマモサポートがリードを保ったまま押し切る。 ■レース回顧 ハズレ。大先生を軸にすると、決まって溜め殺されているような気がする…。(-_-) リファインドボディが大逃げに出ても、ニシノアンサーは2番手で知らん振り。1,000M通過60秒5は馬場状態を考えても遅い位。縦長の展開で各馬思い思いの位置取りを敷いていた。このような楽な展開でも3コーナーを過ぎたところで俄かに忙しくなるのが福島芝1,800M。早々と脱落馬が出始める中で、タマモサポートが楽々好位に取り付いていったのをみて勝たれたと思った。 タマモサポートはまさしく持ったままの手応えで直線に向き、リファインドボディを交わしてからは独走。他馬に先駆けて動いたというよりは、手応えが良過ぎて自然と前に出たというのが正しいかもしれない。津村騎手は向こう流しに入るまで掛かり気味だったタマモサポートを上手くなだめていた。これが勝負どころでの余裕を生んだと思う。 津村騎手はこれが重賞初勝利。今年は川田騎手('06年目黒記念他2勝)、吉田隼人騎手('06年福島牝馬S)、藤岡騎手('06年東海S)など、競馬学校20期生の重賞での活躍が著しい。ちなみにタマモサポートを管理するのは藤岡騎手の父・健一調教師。藤岡騎手は同日函館で行われた函館スプリントSで10番人気・ブルーショットガンに騎乗して3着だった。 道中後ろにつけていた馬は進出の際に大きく外に振られていた。ソングオブウインドもその中の1頭。ただ直線に向いてからも外へモタれており、田中勝春騎手もこれを正すのに苦労していた。ステラマドレードは終始最内を通っていたことが幸いし、直線早々と3番手に上がれていた。位置取りと軽ハンデが嵌っての好走で、次走人気なら狙いを下げるべきか。 アマノトレンディーは位置取りが後ろ過ぎた上、ソングオブウインドらの後ろへ回り込んで大外の更に外を回していた。これで届いたらディープインパクト、もとい化け物。トウショウシロッコはソングオブウインドの後追いに終始。決め手は持っているが抜群に切れるというほどではないので、後手に回ると大抵こうなる。アサクサゼットキは道中から追っ付け気味で、4コーナーで一杯になっていた。やはり前につけてナンボの馬。 |