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第47回宝塚記念(GI) 2006年6月25日(Sun) 京都芝2,200M 3歳以上オープン 定量 (国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 6 | 8 | ディープインパクト | 牡4 | 58.0kg | 武豊 | 2.13.0 | − | 442kg(+4) | 1 |
2 | 5 | 7 | ナリタセンチュリー | 牡7 | 58.0kg | 田島裕和 | 2.13.7 | 4 | 476kg(0) | 10 | |
3 | 8 | 13 | バランスオブゲーム | 牡7 | 58.0kg | 田中勝春 | 2.13.8 | 3/4 | 468kg(-6) | 9 | |
4 | 4 | 4 | ダイワメジャー | 牡5 | 58.0kg | 四位洋文 | 2.14.1 | 1 3/4 | 532kg(-2) | 4 | |
5 | ▲ | 6 | 9 | カンパニー | 牡5 | 58.0kg | 福永祐一 | 2.14.1 | ハナ | 464kg(-2) | 6 |
■各種レース指標 (天候:雨、馬場:稍重) |
ハロンタイム 12.8 - 11.3 - 12.1 - 11.9 - 12.1 - 12.7 - 12.4 - 11.9 - 11.3 - 12.3 - 12.2 上がり 4F 47.7 - 3F 35.8 1コーナー 13,10,4-(1,5,6)3-(7,9)12,2,8,11 2コーナー 13,10,4(1,5,6)3-7,9(2,12)-8,11 3コーナー 13(4,10)6(1,5)3,7(12,8)(9,11)2 4コーナー 13,4,10(1,5,6)(7,8)3,9,12,11,2 |
■レース回顧 淀の直線はロンシャンへの滑走路・大目標に向け旅立ったディープインパクト! |
■レース解説 バランスオブゲームがハナを奪う。ダイワメジャー、シルクフェイマスがこれに続く。ハットトリックが早めの4番手をリンカーンと並んで追走。コスモバルクが手綱を抑えた状態で併走。この後が少し離れてアイポッパー、ナリタセンチュリー。ディープインパクトは後方2番手を進む。3コーナーを過ぎたところでダイワメジャーが徐々に動き出す。ディープインパクトも外を回して進出開始。バランスオブゲームが依然先頭、ダイワメジャー2番手で直線に向く。バランスオブゲームがダイワメジャーを突き放して独走に入る。ダイワメジャーがこれを追うところへ外からディープインパクトが進出。鞭を放って一気にバランスオブゲームを捉えて交わし、一方的に突き放す。 ■レース回顧 ハズレ。なんつーか、今回は予想する気が全く起きなかったな…。(´・ω・`) バランスオブゲームが主導権を奪って淡々とした流れ。コスモバルクも折り合いピタリで変に競り合うこともなく、バランスオブゲームは楽をしていた。直線に向いた時点で2番手以下に5馬身程のリード。折からの馬場状態を考えればセーフティーリードかのように思えたが、奴には通用しなかった。 ディープインパクトはやや強引な進出から好位の外へ持ち出し、体勢を整えてからスパート。脚捌きが軽く、文字通り宙を跳んでいた。着地が一瞬なので馬場が渋ってもスピードが落ちない。バランスオブゲームを捉えたところで追うのを止めて早々とガッツポーズ。この相手では明らかに役不足。 ナリタセンチュリーは最内を立ち回り、ゴール前でバランスオブゲームを捉えて2着。天皇賞春を叩いた上積みはともかく、適正距離に戻ったのが良かったようだ。カンパニーはナリタセンチュリーと同じく最内を突いて上がってきたが、ラストは脚が止まっていた。やはり1,600〜1,800Mがベスト。 バランスオブゲームは勝ちパターンに持ち込みながらラストで失速。このところマイル前後を中心に使っていたことで踏ん張りが利かなかった。ダイワメジャーは前から離されると俄然苦しくなる。中山記念のようなレース振りになっていたのは残念。バランスオブゲームとの対戦成績はこれでバランスオブゲームの5勝2敗。馬場が渋った時は4戦して一度も先着出来ていない。 リンカーンは直線で動けず、何の抵抗も示せなかった。新馬戦こそ不良馬場を勝っているが、ダービーや一昨年の天皇賞秋などを見る限り渋った馬場は苦手。ハットトリックは積極的な位置取りが目を引いたものの、4コーナーで一杯。直線はフラフラになっていた。幸いにも馬はやる気を喪失していないようなので、狙える時はきっちり狙っていきたい。 コスモバルクは自制が利くようになった反面、勝負どころでの気迫が感じられなくなってきたように思う。直線に向くところでディープインパクトに並ぶ間もなく抜かれた様子が何とも物悲しい。アイポッパーは3コーナー過ぎからペースが上がったところでついて行けなくなっていた。距離が短かったというのが敗因になるだろうが、シンガリとは負け過ぎ。 |