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第42回CBC賞(GIII)
2006年6月11日(Sun) 中京芝1,200M 3歳以上オープン ハンデ (国際)[指定]
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 8 16 シーイズトウショウ 牝6 57.0kg 池添謙一 1.09.0 476kg(0) 4
2   3 6 ワイルドシャウト 牡5 56.0kg 岩田康誠 1.09.2 1 536kg(+4) 2
3   6 12 リミットレスビッド 牡7 58.0kg 武豊 1.09.2 クビ 490kg(-10) 5
4 5 9 カシマフラワー 牝4 52.0kg 熊沢重文 1.09.4 1 1/2 462kg(0) 14
5 3 5 シンボリエスケープ 牡5 55.0kg 蛯名正義 1.09.4 クビ 484kg(-4) 3
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:稍重)
ハロンタイム 11.8 - 10.5 - 11.0 - 11.4 - 12.0 - 12.3
上がり 4F 46.7 - 3F 35.7
3コーナー (10,*17)3(6,16)(11,12)5,14(2,7,9,15)1(4,8,13)
4コーナー (*10,17)(6,3,16)(11,12)5(9,14)(2,7,15)(4,1)8,13

■レース回顧 実質トップハンデも何のその・大外から突き抜けたシーイズトウショウ!
■レース解説

 テイエムチュラサンが好スタートからハナを奪う。ギャラントアローがすかさず追いかけるも2番手まで。内からウインレジェンドも押し上げて前に迫っていく。シーイズトウショウ、ワイルドシャウトはこれらを前に見る形で4・5番手を追走。3コーナーを通過したところでリミットレスビッドが外から捲り上げていく。アグネスラズベリはその直後で鞭が入る。ギャラントアローが内、テイエムチュラサンが外を回って直線に向く。その間を突いてワイルドシャウトが先頭に踊り出る。シーイズトウショウ、リミットレスビッドも外を回して進出。内外離れての追い比べからシーイズトウショウが抜け出してゴール。


■レース回顧

 ハズレ。だんだんローカル大将っぽくなってきたなぁ、シーイズトウショウ。(^-^;)

 テイエムチュラサンがすんなりハナを奪い、ギャラントアローがこれを追いかける展開。途中からウインレジェントも加わってテン3ハロンは33秒3の超ハイペース。案の定これら3頭は直線で沈没、これらを前に置いて折り合っていたシーイズトウショウ、ワイルドシャウトが連対した。

 シーイズトウショウは速い流れを好位で折り合い、直線で綺麗に反応した。4コーナーで内に他の馬がいたことで自然と外に持ち出されての競馬になったが、結果的にこれがワイルドシャウトとの追い比べを制する決め手になったようだ。今回を含めて全6勝がいずれもローカル競馬場。今年から始まるサマースプリントシリーズが待ち遠しい。

 ワイルドシャウトはガラ空きになった内側の馬場を迷わず突いてきた。シーイズトウショウに差し切られたのはこの際仕方ない。前走テレビ愛知杯より1秒近く速い流れに対応し、馬場の悪い内側を通って0秒2差なら上出来。

 リミットレスビッドは早めに外へ持ち出されて動いていったが、前にいたシーイズトウショウとワイルドシャウトに完璧なレースをされて3着。年を重ねてスパッと切れる脚が見られなくなった以上、前が止まってくれないと苦しくなる。

 アグネスラズベリは3〜4コーナー中間で早くも追い鞭が入っており、完全に付いて回るだけになっていた。マイルのスローペースを使った後ということで、この結果も至極当然なのかもしれない。次走がどのような距離・コースで、どのようなペースになるかは、乗る側(騎手=人間)は分かっていても、走る側(馬)は分からない。

 シンボリエスケープは最内を突いての追い上げで、馬場の悪いところを通っていた。これは幾分上方修正が必要だろう。カシマフラワーはテレビ愛知杯よりも着順を一つ上げる好走。馬場の中央を通って上がり2位の脚は想定以上。これに2歳時の渋太さが加われば不気味。


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