HOME > 重賞回顧 > 第11回ユニコーンS
第11回ユニコーンS(GIII) 2006年6月3日(Sat) 東京ダート1,600M 3歳オープン 別定 (混)(指定) |
|||||||||||
着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 6 | 11 | ナイキアースワーク | 牡3 | 56.0kg | 横山典弘 | 1.37.2 | − | 488kg(0) | 4 | |
2 | 2 | 4 | ヤマタケゴールデン | 牡3 | 56.0kg | 池田鉄平 | 1.37.9 | 4 | 488kg(-2) | 7 | |
3 | 2 | 3 | フィールドオアシス | 牡3 | 56.0kg | 田中勝春 | 1.38.1 | 1 1/4 | 440kg(0) | 5 | |
4 | 4 | 8 | サイレントプライド | 牡3 | 56.0kg | 後藤浩輝 | 1.38.1 | クビ | 492kg(-4) | 8 | |
5 | ◎ | 7 | 13 | バンブーエール | 牡3 | 56.0kg | 池添謙一 | 1.38.1 | ハナ | 458kg(0) | 6 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良) |
ハロンタイム 12.2 - 10.6 - 11.3 - 12.2 - 12.6 - 13.0 - 12.3 - 13.0 上がり 4F 50.9 - 3F 38.3 3コーナー 16,10,13,1(9,8,14)(2,12)(5,6,15)(3,4,11)7 4コーナー (*16,10)13(1,8)(2,6,12)(5,14,11)4(7,9,15)3 |
■レース回顧 自慢の末脚府中で炸裂・直線一気で他馬置き去りナイキアースワーク! |
■レース解説 ヤマタケゴールデンがダッシュつかず後方から。ハンハフレグランスが好スタートを決めてハナを奪う。内からマルターズマッシブ、ユーワハリケーン、モエレソーブラッズが2番手で並ぶ。バンブーエールはこれらを前に置いて5番手を追走。アエローザはこの内を進む。フィールドオアシスは馬群後方、ナイキアースワークとヤマタケゴールデンは更にこの後方に控える。各馬さほどバラけず3コーナーを通過。マルターズマッシブ、ユーワハリケーンが後退、代わってバンブーエールが3番手に上がる。ハンナフレグランス先頭で直線に向く。2番手からはモエレソーブラッズ、バンブーエールが詰めにかかる。バンブーエールが先頭に立ったのも束の間、更に外からナイキアースワークが一気に突き抜けて独走。 ■レース回顧 ハズレ。前総崩れかよ…。まあ勝った馬は強かった。(´・ω・`) 好スタートから先頭に立ったハンナフレグランスをマルターズマッシブ、ユーワハリケーン、モエレソーブラッズがしっかり追いかけて早々とハイペースが確定。その中にあってバンブーエールとモエレソーブラッズは手応え十分で残るかに思えたが、結局追い込み馬が上位を独占。前後半でペースの落差がきつく、勝ち時計1分37秒2はこの時期に移ってから一番遅い時計だった。 ナイキアースワークは4コーナーで軽く気合をつけて大外を回し、直線一気の加速で他馬を置き去りにした。展開が嵌ったと言えばそれまでだが、大外を回しながらの進出には余裕があり、後続を4馬身離す圧勝だったことからすると軽くは扱えない。今回も含めて、ダートでは常に上がり2位以内の脚を使っている。 ヤマタケゴールデンは出負けしたことが結果として良い方に出た。直線で外に持ち出す際にモタついたものの、進路を確保してからは確かな伸びを見せた。前走が逃げて辛勝、今回は追い込んで2着とイマイチ良く分からない馬である。フィールドオアシスは前2頭に対して完全な後追い。序盤から後方に置かれた上、4コーナーでバテた馬を捌くのに手間取ったのも痛かった。 マルターズマッシブ、ユーワハリケーンは4コーナーを迎えるまでに一杯になっていた。いずれもマイル以上に勝ち鞍が無く、ここで勝ち負けするには底力が足りなかったようだ。キャリア2戦のマルターズマッシブはともかく、注文通り前に行けたはずのユーワハリケーンは何とも物足りなかった。バンブーエールはこれら2頭の失速とは対照的に勝負どころで力強く動いていったが、直線でナイキアースワークが迫ってきてからは何も出来なかった。直線が長いコースでは踏ん張りが利かない。 アエローザは明らかに速い流れに戸惑っており、序盤から追っ付け通しだった。直線で内から一瞬伸びかけたが、その後敢えなく沈没。超スローの中距離戦を使った後で前傾ラップ濃厚のマイル戦を使ったらどうなるかという好例。ダート初出走ながら1番人気だったのもどうかと思った。フレンチデピュティの子供ならみんなダート走るのかと。 |