HOME > 重賞回顧 > 第13回テレビ東京杯青葉賞

第13回テレビ東京杯青葉賞(GII)
2006年4月29日(Sat) 東京芝2,400M 3歳オープン 馬齢 (混)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 3 6 アドマイヤメイン 牡3 56.0kg 武豊 2.25.3 498kg(+4) 1
2 4 8 マイネルアラバンサ 牡3 56.0kg 佐藤哲三 2.26.0 4 494kg(-4) 5
3   7 13 エイシンテンリュー 牡3 56.0kg 内田博幸 2.26.2 1 1/4 482kg(+2) 4
4   1 2 マツリダゴッホ 牡3 56.0kg 蛯名正義 2.26.4 1 1/2 476kg(0) 2
5 2 4 マチカネゲンジ 牡3 56.0kg 横山典弘 2.26.5 クビ 480kg(+6) 3
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.6 - 11.1 - 12.0 - 12.4 - 12.3 - 12.1 - 12.5 - 13.0 - 12.0 - 11.5 - 11.6 - 12.2
上がり 4F 47.3 - 3F 35.3
1コーナー 6(8,11)(3,7,9)(5,2,12,17)1,10(14,15)4,13-16
2コーナー 6-(8,11)9(3,7)17,2(5,1,12)10,14(4,15)13-16
3コーナー 6-(8,11)9(3,7,17)(5,1,2)(14,10,12)(15,13)-4-16
4コーナー 6-(8,11)9(3,7,17)(5,1,2)(14,15,13,10,12)4,16

■レース回顧 後続引き付け引き離す余裕勝ち・大舞台へ弾みをつけたアドマイヤメイン!
■レース解説

 アドマイヤメイン、ホーマンアラシの2頭がゆっくりと前に出る。1コーナーカーブでアドマイヤメインが単独先頭に立つ。マイネルアラバンサが2番手、ホーマンアラシ、ゼットコマンダー、ローレルエルドラドも差が無く続く。マツリダゴッホ、タマモサポートは中団を追走。エイシンテンリューは後方から徐々に進出。マチカネゲンジは後方2番手で待機。アドマイヤメインは3コーナーを通過したところで後続に5馬身程のリード。そこから徐々に間隔が詰まり始め、後続があと1馬身まで迫る。ただアドマイヤメインは手応え十分で、直線に入ると再度後続との差を広げていく。結局アドマイヤメインが2番手で追いかけたマイネルアラバンサ、大外から差し込んできたエイシンテンリュー以下を全く相手にせず楽勝。


■レース回顧

 馬複◎−▲(30%)的中。こういう時に限って馬券を買っていなかったりする。(・∀・)アウチ!

 横一線の先行争いから、まずはアドマイヤメインが抜け出した。ホーマンアラシもついてきたが、最初のコーナーで外へ膨れて2番手以降へ後退。アドマイヤメインはインコースを立ち回って単騎逃げの体勢を完成させた。2番手以降の馬はこれを追いかけず放置したため、アドマイヤメインは3コーナーに差し掛かるまでに後続に対し5馬身以上のリードを築いていた。

 4コーナーで後続との差が詰まり始めた際も、手応えが怪しくなったホーマンアラシを除いて鞍上の手が動いていた馬は見当たらなかった。これはアドマイヤメインが意図的にペースを落としたために他ならず、ハロンラップからもこの様子が読み取れる。逃げ馬にとって、後続をおびき寄せた上で突き放すというのはこの上ない勝ち方。ちなみに勝ち時計2分25秒3はダービーを逃げ切ったアイネスフウジンと同タイム。

 マイネルアラバンサは毎日杯でアドマイヤメインの逃げ切りを目の当たりにしているので、ここで悠長な競馬をするはずもなく2番手をキープ。結局この位置取りのままなだれ込んで2着。ただアドマイヤメインとの着差は前走以上に拡大しており、期待していたほどの内容ではなかった。

 逃げ馬が前で遊べる(意図的にペースを落とせる)展開になった以上、後方待機勢にとっては厳しい結果になった。エイシンテンリューは直線一杯を使って追い込んだが、アドマイヤメインはおろかマイネルアラバンサにも1馬身強遅れた。この馬は頭が高く、走り方にもムラがある。マチカネゲンジは横山典弘騎手のミス騎乗。この展開で最後方近くに位置取るとはヨコテンらしくない。タマモサポートはスタート直後から掛かったのが痛かった。マツリダゴッホは前走見せた差脚を長い直線で生かしきれなかった。


■このレースの展望へ ■ホームに戻る
Copyright (C) 2000-2010 競馬万事塞翁が馬 All Rights Reserved.