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第3回福島牝馬S(GIII) 2006年4月22日(Sat) 福島芝1,800M 4歳以上オープン 別定 (牝)(混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | △ | 4 | 8 | ロフティーエイム | 牝4 | 52.0kg | 吉田隼人 | 1.48.5 | − | 492kg(+4) | 7 |
2 | ▲ | 2 | 4 | ライラプス | 牝4 | 54.0kg | 鮫島良太 | 1.48.5 | アタマ | 448kg(-8) | 5 |
3 | 5 | 9 | フィヨルドクルーズ | 牝5 | 53.0kg | 高橋智大 | 1.48.5 | クビ | 518kg(-8) | 6 | |
4 | 4 | 7 | テンイムホウ | 牝4 | 53.0kg | 柄崎将寿 | 1.48.6 | クビ | 452kg(-4) | 13 | |
5 | ○ | 5 | 10 | レクレドール | 牝5 | 55.0kg | 柴山雄一 | 1.48.7 | 1/2 | 448kg(+2) | 2 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.4 - 11.1 - 11.6 - 12.5 - 12.1 - 12.1 - 11.9 - 12.1 - 12.7 上がり 4F 48.8 - 3F 36.7 1コーナー 15-16(8,13)(4,12,14)(7,11)10-3,6(2,5)1,9 2コーナー 15-16(8,13)12(4,11,14)7,10,3(2,6,5)(1,9) 3コーナー 15(8,16,13,14)(12,11,10)(4,7)(3,6,5)(2,9)1 4コーナー 15(4,8)(7,13,14)(12,11,10)(2,3,6,5,9)(16,1) |
■レース回顧 格下がみせた脅威の差し返し・ロフティーエイムが大金星! |
■レース解説 タニノローゼが先手を主張してそのままハナに立つ。スルーレートは2番手。以下ロフティーエイム、プリモスター、スターリーヘヴンと続く。ライラプスは最内5番手、コスモマーベラスがその外を併走。レクレドールは中団、少し離れてアズマサンダースが追走。タニノローゼ単独先頭で3コーナーを通過。スルーレートは徐々に後退、ラドランファーマとプリモスターが前を窺い始める。ロフティーエイム、ライラプスも内から進出開始。後続が外を回しながら前に接近、各馬一団で直線に向く。タニノローゼのリードが無くなり、最内からライラプスが抜け出す。馬場の中央からロフティーエイムとテンイムホウ、大外からフィヨルドクルーズも接近、これら4頭が横一線でゴール。僅かにロフティーエイムが抜け出る。 ■レース回顧 タテ目ハズレ。そういや一昨年も紐同士で大きいのを獲り逃してたな…。ヽ(`Д´)ノウワアアン レースの鍵を握ると思われたスルーレートが行かず、前走で短距離ダートを逃げ切ったタニノローゼが逃げる展開。淀みない流れで引っ張ったことで、スルーレートは4コーナーを待たず失速。一部が早仕掛けになり差し込みが利きそうな感じがしたが、結局のところ内を立ち回った先行馬2頭で決着した。 ロフティーエイムはスルーレートの直後という位置取りが絶好。4コーナーでタニノローゼを捕まえに行ったのが早く、一旦はライラプスに交わされたがその後脅威の差し返しを実演。連闘で手応えも一杯だったのに伸びてきたのは不思議。少しでも馬場の良い外へ持ち出しながら追った吉田隼人騎手の判断も冴えた。 ライラプスはこれまでの回顧でも繰り返し述べてきた通り、好走時は決まって内から抜けてくる。今回もそれに違わず、多少追っ付け気味ながらもタニノローゼとロフティーエイムの間を軽々と抜けてきた。ただゴール前で脚が鈍ったところをロフティーエイムに捉えられてしまった。馬場の内外の差を考えれば勝ちに等しい内容だったように思える。 フィヨルドクルーズは大外を捲って豪快に伸びてきたが、先に抜け出ていたロフティーエイムとライラプスには届かなかった。これら2頭とは明らかに通ったコースの差が出た。これが連続開催の最終週なら届いていたのかもしれない。 レクレドールは4コーナーで追っ付け鞭が入っており、4コーナーでも大外を回しての進出と苦しい立場に置かれていた。今回のように内から他に抜けられると追い付けなくなる。終いにかけて地味に末脚を伸ばしていたが、格下相手にこの内容ではお世辞にも褒められたものではなかった。 コスモマーベラスは4コーナーで内外に囲まれて身動きが取れず、追い出しの絶好機を逃してしまった。直線は観念して流していたので、この着順は度外視で良いだろう。想定ではもっと前につけてくれるだろうと思ったがそこはヨシトミ大先生、1番人気では慎重になり過ぎる。ニュージーランドトロフィーはマイネルスケルツィで楽勝したのだが。 |