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第3回福島牝馬S(GIII)
2006年4月22日(Sat) 福島芝1,800M 4歳以上オープン 別定 (牝)(混)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 クロユリジョウ 90 決め手は十分。後方決め打ちだけに展開が頼り。  
2 シュフルール 79 前走も離され過ぎ。牝馬同士でも力不足否めず。  
2 3 アズマサンダース 92 前走は相手強過ぎも後ろから行ったのは気になる。  
4 ライラプス 93 結果伴わないが先行出来ている。内差し可能で注目。
3 5 コアレスパティオ 83 本コース2戦2勝。後ろ過ぎなければ見せ場は作る。  
6 プリンセスグレース 87 前走落馬寸前の不利蒙る。底見せておらず不気味。  
4 7 テンイムホウ 83 どちらかといえば速さを生かすタイプ。折り合い次第。  
8 ロフティーエイム 84 下級条件だが福島で完勝あり。前につけて妙味。
5 9 フィヨルドクルーズ 93 このところ長距離戦続き。流れに乗れるかどうか。  
10 レクレドール 96 前走進路割り込まれる不利あり。巻き返し余地高い。
6 11 コスモマーベラス 95 牡馬相手に好走評価。詰めの甘さは先行でカバー。
12 スターリーヘヴン 97 昨年は前残りで2着。ただ前走負け過ぎなのは不満。  
7 13 プリモスター 89 前走先手を奪ってスンナリ。ただ今回は頭数増える。  
14 ラドランファーマ 84 前走久々でも内容悪過ぎ。一変を臨むのは酷か。  
8 15 タニノローゼ 85 未知な部分の心配よりもここで通用するかが問題。  
16 スルーレート 89 単騎逃げ可能。他に絡まれず行けるようなら怖い。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 過去2回は展開次第で様変わり・スロー見込みなら先手必勝コスモマーベラス
■予想構築

 一昨年(第1回)優勝のオースミコスモ、昨年(第2回)優勝のメイショウオスカルはいずれも前走で中山牝馬Sを使って連対しており、順当な結果と言える。ただ2着はいずれも大西騎手騎乗の二桁人気馬(マイネヌーヴェル、スターリーヘヴン)が絡んでいる。いずれも休み明けで狙いにくかったこともあるが、マイネヌーヴェルは超ハイペース(1,000M通過57秒0)を生かした大外後方一気、スターリーヘヴンは超スロー(1,000M通過63秒0)で逃げた馬の直後につけての直線出し抜きと明らかな展開利があった。

 今回の展開注目馬はスルーレート。前走逃げ切り&今回中舘騎手騎乗のプリモスターの出方次第だが、競り合いまでは発展しそうになく緩い逃げが見込まれる。1,000M通過は61〜2秒を想定。こうなると昨年2着のスターリーヘヴンにも注目したいところだが、2番手追走から力尽きた前走内容が悪いのでパス。昨年のように、直線で逃げ馬の直後からすぐに抜け出せそう馬を中心視したい。


 軸はコスモマーベラス。番手抜け出しで好成績。紫苑Sは超スローから、ディセンバーSでは平均ペースから上位に食い込んでいる。後者は牡馬相手で、先日のダービー卿チャレンジトロフィー勝ち馬グレイトジャーニーに0秒1差。

 相手筆頭はレクレドール。中山牝馬Sはインコースから抜け出そうというところでウイングレットに進路を割り込まれてブレーキ。11着は不当に負け過ぎた。捲る脚が使えるだけに位置取りが後ろでもあまり気にならないが、ここは前につけるに越したことはない。

 単穴はライラプス。好走時は大抵内を突いての進出。中山牝馬Sでもコスモマーベラスと共に内を通って伸びていた。阪神牝馬Sはラインクラフトと同じような位置を追走しただけでも上出来。時計は掛かったほうが良く、適度に荒れた馬場も向くだろう。

 連下はロフティーエイム。未だに1000万クラスを使える格下だが、前につけて大崩れがないのは不気味。福島コースで捲る脚も使えており、位置取り次第で実力差を埋められるかもしれない。上がりは掛かったほうが良い。

◎コスモマーベラス
○レクレドール
▲ライラプス
△ロフティーエイム


■馬券構築

 コスモマーベラスから馬複流し。

[馬複] コスモマーベラス−レクレドール 50%
[馬複] コスモマーベラス−ライラプス 30%
[馬複] コスモマーベラス−ロフティーエイム 20%


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