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第49回サンケイスポーツ杯阪神牝馬S(GII) 2006年4月8日(Sat) 阪神芝1,400M 4歳以上オープン 別定 (牝)(国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 4 | 4 | ラインクラフト | 牝4 | 57.0kg | 福永祐一 | 1.21.2 | − | 468kg(-2) | 1 |
2 | ○ | 8 | 12 | エアメサイア | 牝4 | 57.0kg | 武豊 | 1.21.7 | 3 | 464kg(-2) | 2 |
3 | 7 | 10 | スナークスズラン | 牝7 | 55.0kg | 小牧太 | 1.22.3 | 3 1/2 | 502kg(-8) | 8 | |
4 | △ | 7 | 9 | アズマサンダース | 牝5 | 55.0kg | 藤岡佑介 | 1.22.3 | クビ | 474kg(+6) | 6 |
5 | 5 | 5 | ジェダイト | 牝4 | 55.0kg | 四位洋文 | 1.22.4 | 1/2 | 478kg(-6) | 10 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.3 - 10.5 - 11.0 - 11.2 - 11.7 - 11.9 - 12.6 上がり 4F 47.4 - 3F 36.2 3コーナー (3,*8)-(4,10)(2,7,11)12,9,5-6-1 4コーナー (3,*8)4,11(2,10,12)9(7,5)-6-1 |
■レース回顧 この速さには誰もついて来れない・桜舞う仁川でラインクラフト快勝! |
■レース解説 シーイズトウショウが僅かに行く気配をみせるも、内からデアリングハートが仕掛けてハナに立つ。スナークスズランが3番手、ラインクラフトはプリュネルと並んで4番手につける。エアメサイアは中団馬群の外で待機。前の2頭が後続を離して3コーナーを通過。ラインクラフトが持ったままの手応えで単独3番手に上がる。エアメサイアも外を回して進出。直線に向き、ラインクラフトが前の2頭を交わして早くも先頭に立つ。続いてエアメサイアが追いかけてくるが、ラインクラフトが坂を駆け上がりながら一気に突き放す。 ■レース回顧 馬単◎→○(50%)的中。この距離でラインクラフトに勝とうなんて100年早い!(・∀・)ニヤニヤ 配当は安かったが馬単で当てることが出来たので久々にスカッとした。馬連にするとエアメサイアの1着を認めてしまうことになるので意地でも買わなかった。思い返したくもないが、今回と同じ馬単で勝負した昨年のローズSと秋華賞は悪夢だった。 デアリングハートが強気に仕掛け、シーイズトウショウと並んでレースを引っ張る展開。テン3ハロン33秒8、1,000M通過56秒7は想定していたよりも速かった。そのような流れでもラインクラフトは終始楽な手応え。それもそのはず、この距離なら行きたいのを我慢する必要がない。流れが速くなればなるほど、ラインクラフトにとっては折り合いの懸念がなくなる。 エアメサイアはラインクラフトの進出に合わせ、4コーナーで進出開始。ラインクラフト以外は眼中に無いといった勢いで内の各馬を追い抜いていったが、ラインクラフトにあと1馬身と迫ったところで逆に突き放されてしまった。ラインクラフトと違って、こちらは末脚に訴えるタイプ。距離が短過ぎると脚を溜める暇もなく、結局地力に頼らざるを得なくなる。 3着以下はラインクラフトに3馬身離されたエアメサイアから更に遅れること3馬身余り。阪急杯でも一旦見せ場を作ったスナークスズランが内から渋太く伸びて3着、叩き合いでバテずに盛り返してきたアズマサンダースが4着。ただこの2頭もその他大勢の域からは脱しておらず、評価するまでには至らない。シーイズトウショウは前走同様に勝負どころで脚が止まった。 |