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第53回毎日杯(GIII)
2006年3月25日(Sat) 阪神芝2,000M 3歳オープン 別定 (混)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 7 12 アドマイヤメイン 牡3 56.0kg 福永祐一 2.00.5 494kg(0) 1
2   6 10 インテレット 牡3 56.0kg 四位洋文 2.00.7 1 1/2 474kg(-10) 11
3 8 15 マイネルアラバンサ 牡3 56.0kg 佐藤哲三 2.00.8 3/4 498kg(+2) 3
4 4 6 トップオブツヨシ 牡3 56.0kg 池添謙一 2.01.0 1 1/4 458kg(-4) 5
5   2 3 マイネルポライト 牡3 56.0kg 角田晃一 2.01.0 クビ 474kg(+2) 7
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.5 - 11.2 - 11.9 - 12.1 - 12.3 - 12.5 - 12.1 - 12.0 - 11.7 - 12.2
上がり 4F 48.0 - 3F 35.9
1コーナー 12-(6,14)(8,11)(3,10,15)-4(5,13)1,9,2,7
2コーナー 12-14,6,11,8(3,15)10-(4,5)(1,13)-9-2-7
3コーナー 12,14(6,11)8,15(3,10)5,4,13-(1,9,2)-7
4コーナー 12,14(6,11)(8,15,10)3(4,5,13)(9,2)1-7

■レース回顧 積極策で切り開いた皐月への道・軽快逃げ切り2連発アドマイヤメイン!
■レース解説

 横一線の先行争いからアドマイヤメインが先頭に立つ。ヴィクトリーラン、トップオブツヨシが2番手につける。完全に縦長。マイネルアラバンサはマイネルポライトと並んで中団を追走。インテレットはその直後。エイシンテンリューは後方2番手から突如スパート。3コーナーを過ぎても前の様子に変わりは無く、アドマイヤメインが先頭を保ったまま直線に向く。アドマイヤメインが二の脚を使って後続を突き放す。2番手意以降は俄かに混戦。インテレットが2番手に上がるも、アドマイヤメインがそのまま押し切る。


■レース回顧

 紐抜けハズレ。インテレットって何やねん!こんなん買えるか!・゚・(ノД`)・゚・ウワ〜ン

 アドマイヤメインの単騎逃げは想定通り。前走と同じで、早い段階でリードを築いた後は力を抜いて走っていた。4コーナーで直後の馬の手綱が忙しなく動く中、ただ一頭持ったままの手応え。インコースに進路を採ると、そのまま後続に迫られることはなかった。逃げ馬は目立ってしまうとロクなことにならないことが多いが、今回のアドマイヤメインに関しては単純に力が抜けていたというだけの話だろう。

 アドマイヤメインの快勝とは逆に、あまり差の無い2番人気に推されたエイシンテンリューはまずいレース運びで完敗。スタートでいつも通りダッシュがつかなかったのはともかく、縦長の展開で無策ともいえる後方待機。3コーナーで思い出したようにスパートをかけていったところでダメだと思った。まあこれだけ滅茶苦茶なレースをしてアドマイヤメインから3馬身圏内なら結構強いのかもしれない。

 アドマイヤメインの直後につけたヴィクトリーラン、トップオブツヨシは共に直線でアドマイヤメインに1馬身圏内まで詰め寄りながら、あと一歩の伸びを欠いた。マイネルアラバンサはラストにかけて詰め寄っていったものの、アドマイヤメインを脅かすまでには至らなかった。手応えを残し気味のフィニッシュで、距離が延びたほうが味が出るタイプだろう。

 インテレットは中団待機から大外を回して豪快に進出。結果的に芝も問題無かったということだが、この手の馬を「芝への適性」という代用句でマークし続ける訳にもいかない。他人の考えの逆を行くのは穴狙いの基本だが、今の私には関係ない。堅くてもいいから当てさせてくれ。あからさまに当てに行って外しているから尚更質が悪い。


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