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第54回阪神大賞典(GII) 2006年3月19日(Sun) 阪神芝3,000M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 2 | 2 | ディープインパクト | 牡4 | 58.0kg | 武豊 | 3.08.8 | − | 442kg(+2) | 1 |
2 | 1 | 1 | トウカイトリック | 牡4 | 56.0kg | 芹沢純一 | 3.09.4 | 3 1/2 | 430kg(0) | 5 | |
3 | ○ | 8 | 8 | デルタブルース | 牡5 | 58.0kg | 岩田康誠 | 3.10.1 | 4 | 526kg(-8) | 2 |
4 | 6 | 6 | ハイフレンドトライ | 牡6 | 57.0kg | 池添謙一 | 3.10.8 | 4 | 472kg(-12) | 8 | |
5 | 5 | 5 | ファストタテヤマ | 牡7 | 57.0kg | 武幸四郎 | 3.11.1 | 2 | 470kg(0) | 6 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:稍重) |
ハロンタイム 13.1 - 11.9 - 11.8 - 11.8 - 12.3 - 12.3 - 12.8 - 13.0 - 13.1 - 13.1 - 13.3 - 12.8 - 11.9 - 12.0 - 13.6 上がり 4F 50.3 - 3F 37.5 1コーナー 1=3=8-5,4-2,7,9-6 2コーナー 1=3-8=(4,5)(7,2)9-6 3コーナー(2周目) 1=3-8-(5,2)4(7,9)6 4コーナー(2周目) 1,2(3,8)-(5,9)-6-4-7 |
■レース回顧 向かい風を突き切りひた走る・始動戦から楽勝ディープインパクト! |
■レース解説 トウカイトリックが先手を主張。インティライミは馬なりで2番手を進む。そこから離れて3番手はデルタブルース。ディープインパクトは後方2番手で待機するも、1周目のスタンド前でややポジションを上げる。向こう正面に入ったところでトウカイトリックのリードが拡大。インティライミ、デルタブルースが点々と続き、他は後方で一団。トウカイトリックが3コーナーを通過したところで、ディープインパクトが進出開始。馬群は一気に凝縮、デルタブルースに鞭が入る。ディープインパクトが大外を楽に回って直線に向く。ディープインパクトがあっさり先頭に立ち、持ったままで後続との差を広げていく。逃げ粘るトウカイトリック、一杯一杯のデルタブルースら他馬を置き去りにして楽勝。 ■レース回顧 紐抜けハズレ。勝つ馬が分かっていても、相手が来なきゃどうしようもないよ。(´・ω・`)ショボーン ディープインパクトが出るレースは例えGIIであってもGI並みの歓声が飛び交う。昨年の神戸新聞杯で現地観戦した時もファンファーレに合わせて手拍子が起こったりと大盛況だったが、今回も同様の盛り上がり。それもそのはず、この日も追わずして圧勝。この強さが全てを物語っている。 ディープインパクトの粗探しをしても仕方ないが、1周目のスタンド前にかけて行きたがるところは菊花賞と同じだった。4コーナーを回ったら加速、ということを馬が覚えてしまっているのだろうか。この位賢い馬なので、鞍上がまだ早いと指示するとあっさり落ち着いた。結局2周目3コーナー手前から始まったオート進出で勝負あり。武豊騎手は正面の大画面を見たり、股下から後続を覗く位の余裕があった。 トウカイトリックは体力バカという見解で確定。別定戦であれだけの大逃げを打って直線残られるとは思わなかった。走る距離は皆同じなのだから、序盤でリードを奪っておけば後でお釣が出る。天皇賞も引き続きマークが緩ければ狙えるかもしれない。 デルタブルースはディープインパクトとは逆に3コーナーを過ぎたところで鞭が飛ぶなど防戦一方。ディープインパクトと同じ菊花賞馬だとは到底思えないほどのレース振りだった。直線で後ろに下がらなかっただけでもマシと見ておかなければならないのが悲しい。3コーナーを過ぎたところから下りが続く京都でもリベンジは難しそうだ。 インティライミはデルタブルースよりも手応えに余裕があるように見えたが、直線で後続に一頭、また一頭と地味に追い抜かれていった。今回の出走馬の中で3,000M超のレースに出走経験が無かったのはインティライミだけで、長距離戦での実力が未知数だったことは否めない。前走後すぐにこのレースを目標に調整してきただけに、この敗戦は残念だった。 |