HOME > 重賞回顧 > 第24回ローレル競馬場賞中山牝馬S

第24回ローレル競馬場賞中山牝馬S(GIII)
2006年3月12日(Sun) 中山芝1,800M 4歳以上オープン ハンデ (牝)(国際)[指定]
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1   5 10 ヤマニンシュクル 牝5 56.0kg 四位洋文 1.47.8 490kg(0) 1
2 2 4 ディアデラノビア 牝4 55.0kg 岩田康誠 1.48.0 1 1/4 422kg(+6) 2
3   7 13 ヤマニンアラバスタ 牝5 56.0kg 江田照男 1.48.3 2 448kg(-2) 8
4   8 15 コスモマーベラス 牝4 53.0kg 柴田善臣 1.48.5 1 1/4 432kg(+5) 5
5   3 5 ライラプス 牝4 54.0kg M.デムーロ 1.48.5 クビ 454kg(-4) 12
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良)
ハロンタイム 12.4 - 11.4 - 12.1 - 12.0 - 12.2 - 12.5 - 11.8 - 11.8 - 11.6
上がり 4F 47.7 - 3F 35.2
1コーナー (*2,16)(1,5,8)12(4,7,9)(3,15)10-(6,14)(11,13)
2コーナー 8(2,16,5,12)1(7,9)15(4,3)10-(6,14)-(11,13)
3コーナー 8(2,16,12)(1,9)(3,5,7,15)(6,10)(4,14)(11,13)
4コーナー (8,2,*16)(1,5,12)(7,15)(3,6,10)(11,13,4)(9,14)

■レース回顧 再び目指す女王の座・大外一気で突き抜けたヤマニンシュクル!
■レース解説

 大外からスターリーヘヴンが先手を主張。内からはカネトシディザイアとウイングレットも前に行く。1コーナーをカーブしたところでメイショウオスカルが仕掛けてハナを奪う。ヤマニンシュクルはちょうど中団、ディアデラノビアが直後でマーク。ヤマニンアラバスタは最後方待機。3コーナーをカーブし、メイショウオスカルと直後の集団が並ぶ。後方からはヤマニンシュクル、続いてディアデラノビア、チアフルスマイルが外を回して進出。各馬ほぼ一団で直線に向く。逸早く先頭に立ったカネトシディザイアを巡ってライラプス、ヤマニンアラバスタが襲い掛かるも、大外ヤマニンシュクルが一気に抜ける。これを追ったディアデラノビアを抑え切りゴール。


■レース回顧

 紐抜けハズレ。1番人気は買ったら飛ぶのに、無印にするとよく来やがる。ヽ(`Д´)ノウワアアン

 スターリーヘヴンがダッシュを効かせて先頭を奪いに行ったのとは対照的に、ウイングレットは馬なりで静観。その後メイショウオスカルが積極的にハナを奪っていった。ただ後続集団も離れずこれを追いかけたことで各馬は一団。逃げ馬不在でもこれに順ずる先行馬の数は揃っていたようで、3コーナーを過ぎたところで俄かに忙しい流れになった。

 ヤマニンシュクル、ディアデラノビアは共に大外を回しての進出。先に動いたのはヤマニンシュクルで、ディアデラノビアはこれを見てから動き出していた。直線はヤマニンシュクルの独壇場。今回は早仕掛けの展開が向いた。ディアデラノビアは岩田騎手に激しく追われたが、ヤマニンシュクルに離されず付いていくのがやっと。チアフルスマイルはディアデラノビアよりも更に遅れての追い出しで、その後も加速の付きが鈍かった。

 ヤマニンアラバスタは最後方待機がどうかと思ったが、3コーナーを過ぎた辺りから内を通って進出。直線は馬群を割って抜け出してきており、力のあるところを示した。ただその間もずっと左を向いて走っており、右回りでの不器用さを感じさせた。マイネソーサリスも馬群を掻き分けながらの進出だったが、その後は凡庸な伸びに留まった。斤量を積まれて勝ち負けするにはまだ時期尚早のようだ。

 馬場の内に先行勢が殺到、これらが凌ぎを削り合ったことで不利を受けた馬も続出。レクレドールとメイショウオスカルはウイングレットに進路を割り込まれて後退。特にメイショウオスカルは腰を浮かすほどの不利で馬が完全に走る気を失くしていた。プリンセスグレースはすぐ前にいたライラプスに突っかかる形で躓き、北村騎手が落馬寸前になっていた。これら3頭は不利が無くても勝ち負けは難しかっただろうが、いずれも実力以上に負け過ぎているので参考外だろう。


■このレースの展望へ ■ホームに戻る
Copyright (C) 2000-2010 競馬万事塞翁が馬 All Rights Reserved.